あなたは覚えているだろうか?
私が名古屋支社勤務時代に、同じ支社にいて、一緒に松阪市に出張したことがある千葉課長の部下のことを。覚えてないに決まっているのでもう書いちゃうが、中華素係長のことである。
なぜ急に彼のの名前を思い出したのか?
神戸南京町生誕150周年フェアの弁当を食べたから?
Non!である。
男の顔を思い出しながら青椒肉絲を食べる習慣は、私にはない。
氷山係長が転勤になり大阪からドロンしたことを先日報告したが、今回の人事異動で中華素係長が名古屋から当地に転勤してきたのだった(氷山係長の後任ということではなく、別部署)。
だから、彼の名を急に思い出したのではなく、忽然と目の前に『本人映像』のごとく姿を現わしたのである。
ということで、この話にこれ以上の展開はない(少なくとも現時点では)。
バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)のバレエ「中国の不思議な役人(不思議なマンダリン。A csodalatos mandarin[ハン]/Der wunderbare Mandarin[独])」Op.19,Sz.73(1918-19/改訂'24,再改訂'26-31)。
ブーレーズ/シカゴ交響楽団の演奏を。
1994年録音。グラモフォン。
なお、中華素係長も私も、そして氷山係長も《役人》ではないことを申し上げておく。
昼前にガラホが鳴った。『ピンポロポロン』というメール着信音。この音はANAからのメールに設定しているものだ。
搭乗口を変更しました
なお、当支社からは蛸島課長も転勤してしまったことを併せて報告しておこう。
♪ 作品情報 ♪
【初演】 1926年・ケルン
orch(fl 3(第2,第3奏者 picc 持ち替え), ob 3(第3奏者 E-H 持ち替え), cl 3(第3奏者 b-cl 持ち替え), fg 3(第3奏者 C-fg 持ち替え), hrn 4(第2,第4奏者 ワグナーテューバ持ち替え), trp 3, trb 3, tuba, timp, 打楽器各種(奏者6人), hp , cel, p, Str),org, 混声四部合唱
【本作品について取り上げた過去の記事】
≫ みかん色した絶倫男が青光り♪バルトーク/不思議なマンダリン
≫ とても良かったって?ホントかい?バルトーク/不思議なマンダリン
♪ 作曲家情報 ♪
進化を続ける(?)セブンの幕の内
さて、木曜日の話。
昼前にガラホが鳴った。『ピンポロポロン』というメール着信音。この音はANAからのメールに設定しているものだ。
欠航?
それとも条件付き運航?
恐るおそる、かつ、すばやく、体がチョーやわらかい人が前屈運動真っただ中のように2つ折りになっているガラホを開き、暗証番号を押し-こういうときは必ずといっていいほど、1回目は押し間違える-内容をチェックする。
搭乗口を変更しました
なぁ~んだ。脅かすんじゃねぇよ!
でも、よかったぁ。
そのあとじゅうぶんな余裕をもった気持ちで、人生で十何回目かになるかわからない、セブンイレブンの『お好み幕の内』を食べたのだった(いま気づいたが、かつて食べていた『幕の内弁当』とは異なる)。
ところがである。
私が大阪国際空港に向かっている電車の中で、再び『ピンポロポロン』。
「なんだ?また搭乗口変更か?」と思いきや……
なんと50分遅れ。
って、“使用する飛行機の手配がつかない”っていう案内は初めての経験だ。いったいどういう事情でこうなったのだろう?
で、この案内通りきっかり50分遅れて出発した(つまり、よくありがちな、さらなる遅延の拡大はなかった)。
そしてまた、きっかり50分遅れて新千歳空港に到着した。
ところがさらに、JRが大幅ではないものの乱れていて、ちょっとストレスを感じたのであった。
ようやく江別駅に降り立ち、外に出ると……(続きは近いうちに)
なお、当支社からは蛸島課長も転勤してしまったことを併せて報告しておこう。
♪ 作品情報 ♪
【初演】 1926年・ケルン
【構成】 1幕のパントマイム(約30分)
【台本・筋書】 M.レンジェル
S.ディアギレフの依頼で作曲。娘をおとりに金をとろうとするならず者の一味に、中国の官吏(マンダリン)が殺されるが、娘への執着のために生き返り、最後にその愛を得て死ぬ。
【編成】orch(fl 3(第2,第3奏者 picc 持ち替え), ob 3(第3奏者 E-H 持ち替え), cl 3(第3奏者 b-cl 持ち替え), fg 3(第3奏者 C-fg 持ち替え), hrn 4(第2,第4奏者 ワグナーテューバ持ち替え), trp 3, trb 3, tuba, timp, 打楽器各種(奏者6人), hp , cel, p, Str),org, 混声四部合唱
【本作品について取り上げた過去の記事】
≫ みかん色した絶倫男が青光り♪バルトーク/不思議なマンダリン
≫ とても良かったって?ホントかい?バルトーク/不思議なマンダリン
♪ 作曲家情報 ♪
ハンガリー最大の作曲家であるのみならず、民族的語法による現代的手法の開拓者として、20世紀音楽に絶大な影響を残す。コダーイと協力してハンガリーの農村で民謡を収集。さらにバルカン、中近東に足をのばしてその源流を探り、従来ハンガリー民謡と考えられていたジプシー音楽に代わって、マジャール人の音楽を発掘し、作曲の基礎とした。1920年代からは、その語法を分解・再生産して新古典的技法のなかで発展させ、生命力に富んだ作品を生み出す。第2次大戦を避けて'40年渡米、活躍。
(井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)