20190205Lawson  セコマはホット、LAWSONは炎
 シェフといってもベルリン・フィルのシェフやらウィーン・フィルのシェフという、首席指揮者(や芸術監督)を指す『シェフ』のことではない。

 そしてまた、150周年といっても、プフィッツナールーセルの生誕150年とか、ベルリオーズゴットシャルクの没後150年のことではない。

 神戸南京町生誕150年なんだそうだ。

 そして、そのフェアのために“南京町炎のシェフ直伝”(ぱっと見、『南京町炎』って店があるのかと思ってしまった)のレシピまたは気合または雰囲気にもとづいた『青椒肉絲(チンジャオロースー)と唐揚げの中華弁当』をLAWSONが作ったあげく、それを私めが食べてみたというのが、これから披露される話である。

  チンジャを下支えするスパゲティ
 青椒肉絲がなかなかたっぷり入っている。と思いきや、そのすぐ下には白いパスタが。炎のシェフの秘技《上げ底》である。
 中華弁当なんだから焼きそばだろ?って。いやぁ、あまりに色白で中華麺には見えない。無味のパスタ。それに青椒肉絲の味が絡まって青椒肉絲麺に。さすが炎のシェフの秘伝。

 この青椒肉絲、ややしょっぱめながらも、なかなか良い味。炎のシェフの奥義を感じる(ような気配を感じなくはない)。

 唐揚げもおいしい。唐揚げの方がおいしい。満足だ。

 キノコと卵の炒め物について一言!こんな小さな傘のキノコ、よく見つけてきましたね。エノキダケの傘より小さいシメジ?

OperaAriasDecca ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi 1813-1901 イタリア)の歌劇「トロヴァトーレ(Il trovatore)」(1853初演)のなかの「炎は燃えて(Stride la vampa!)」。

 第2幕でジプシーの老婆・アズチェーナが歌う3分ほどのアリアである。

 アルバム「誰も寝てはならぬ~珠玉のオペラ・アリア集」に収録された演奏を。

 シミオナートのメゾ・ソプラノ、エレーデ/ジュネーヴ大歌劇場管弦楽団。

 オムニバス盤のため、録音年は1955年から'78年と長い期間にまたがっている。デッカ。

♪ 作品情報 ♪
【初演】 1853年・ローマ
【構成】 4幕8場(約2時間20分)
【台本】 A.G.グティエレスの同名の劇により、S.カンマラーノとL.E.バルダーレ
【登場人物】 ルナ伯爵(Br)、マンリーコ(T)、レオノーラ(S)、アズチェーナ(Ms)
【あらすじ】
 15世紀初頭のスペインを舞台に、迫害されたジプシーが領主への復讐をなしとげる悲劇。ジプシー女にさらわれた伯爵家のガルシアは、マンリーコの名で吟遊詩人に成長し、兄弟と知らずにルナ伯爵と女官レオノーラをめぐって争い、焚刑(ふんけい)に処せられる。
 (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

【本作品について取り上げた過去の記事】
  だって衝動を抑えられなかったんだもん
 
♪ 作曲家情報 ♪
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 なお、ホームセンターの園芸コーナーで売っているニワトリのうんちを乾燥させた肥料は『鶏糞(けいふん)』である。