むかしのネガフィルムをスキャンしてデジタル化、.jpegファイルとして保管するという作業を始めたことは、みなさんの記憶にまったくなくなっていることだろう。
ケンコーのKFS-500miniという小さな箱を使って何かに憑りつかれたようにスキャンしたが、残りあともう少しというところで、「あとはいつでもできるからいいや」としばらく放置していた。
今回の正月休みが『いつでもできる』良い機会だと思い、久しぶりにスキャナーを接続した。
何と競合している?青学か?東海か?
ところがである。
私を突き放す冷たいメッセージが出るではないか!
いや、つないでますよ。
箱の中はちゃんと光ってますよ。
このあいだまでなんともなかったのに、なんで?(このあいだって言っても1年ぐらい前のことだけど)。
パソコンを再起動したり、ソフトをインストールしなおしても、差し込むUSB端子を替えても、いつも答えはおーなーじ。
ネットで調べても、2つほど同じ現象で苦悩する人の情報があったが解決への糸口にはならず。
この『ぐらい』がスキャンソフトと競合しエラーを発生させている可能性もゼロとは言えないが、Firefoxを一度アンストールしてまで試す気には、いまのところなられない私。
なにかの気まぐれで復活してくれないものだろうか?
誰か良いお知恵をお持ちの方はおらぬものか?
願いを込めて、マーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」。
今日はテンシュテット/ロンドン・フィル、同合唱団、マティス(S)、ゾッフェル(Ms)の演奏を。
1981年録音。EMI。
♪ 作品情報 ♪
Gustav Mahler(1860-1911 オーストリア)
Symphonie Nr.2 C-Moll 'Auferstehung'
Gustav Mahler(1860-1911 オーストリア)
Symphonie Nr.2 C-Moll 'Auferstehung'
【作曲年】 1887~94年/改訂1903年,
【初 演】 1895年3月・ベルリン(第3楽章まで)
1895年12月・ベルリン(全曲)
【構 成】 全5楽章(約80分)
【構 成】 全5楽章(約80分)
第4~5楽章の歌詞は,F.G.クロプシュトック,作曲者と「子供の不思議な角
笛」による。
I. Allegro maestoso まじめで荘厳な表現で一貫して
ハ短調 4/4拍子 ソナタ形式
II. Andante moderato きわめてくつろいで,急がずに
変イ長調 3/8拍子 A-B-A-B-A形式
III. Scherzo 静かに流れるような動きで ハ短調 3/8拍子 三部形式
IV. 'Urlicht(原光)' きわめて荘重に,しかし素朴に
変ニ長調 4/4拍子 三部形式 「子供の不思議な角笛」の詩による
V. Im Tempo des Scherzos(スケルツォのテンポで) 荒野を進むように
へ短調-変ホ長調 4/4拍子 拡大されたソナタ形式
クロプシュトックの詩による。
【編 成】 S,A,cho,orch
第3楽章まで書き上げたのち、指揮者のH.v.ビューローの死にあい、そ
の葬儀で聴いたクロプシュトックの詩による「復活」の合唱に感銘を得て
同じ詩による合唱を第5楽章で用い、第4楽章には歌曲「子供の不思議な角
笛」の第12曲「原光」によるアルト独唱を加えた。「復活」の題名は本来
のものではない。
(井上和男編著「
クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)
ユダヤ系。後期ロマン派の交響曲作曲家としてブルックナーと並び称される。ウィーンの楽友協会音楽院で学び、ウィーン大学では哲学を修めた。ワーグナーんみ心酔、各地の指揮者を務めたのち、1897年よりウィーン宮廷歌劇場の指揮者となり、同歌劇場の全盛時代を築いた。1907年メトロポリタン歌劇場に招かれ、’09年にはニューヨーク・フィルハーモニーの指揮も行い、高い名声を博した。作品はワグネリズムに根幹をおいた長大な交響曲と、それと不可分の関係にある管弦楽伴奏付き歌曲が中心をなしており、明快な抒情性のなかに深い思索的内容を秘めた傑作によって占められている。
(井上和男編著「
クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)
ふつうのスキャナ(プリンター。ワイヤレスです)は正常に動いています。このフィルムスキャナーがガンです!もしかするとウイルス対策ソフトのせいかもしれません。こんど、USB接続時にウイルスチェックする機能を止めて試してみようかと思います。
MUUSAN
が
しました