あなたと結ばれたっていう、女性からのメール。
彼女の言うように、これは何かの縁 に違いない。
だが結局、私は彼女に連絡せずに終わってしまった。
勇気がなかった?
違う。
私はLINEをやっていないからだ。
もっと言うと、時代錯誤的に、私はスマホを持ち合わせていないのである。
さらに言うと、何よりうさん臭すぎる。
みゆき……なぜ、『From』の差出人は『ゆりか』なんだ?
「第15組曲」(全8曲)の第2曲である。
ボーモンとモロニーのチェンバロで。
1992年録音。ワーナー。
ちなみに「第15組曲」の第3曲は「軽はずみな女」、第6曲は「優しくしんらつな女」である。
はたして『みゆき(,またはゆりかという女)』はどちらなのか?
いずれにしろ怖い。
♪ 作品情報 ♪
Francois Couperin(1668-1733 フランス)
Le dodo,ou L'amour au berceau
(Pieces de clavecin troisieme livre~Ordre No.15 II)
【作曲年】 1722年出版
【構 成】 「第15組曲」は全8曲(約24分)
【構 成】 「第15組曲」は全8曲(約24分)
第13~19組曲は「クラヴサン曲集第3巻」として出版された。
【編 成】 2 クラヴサン
【編 成】 2 クラヴサン
一族は音楽家の家系であるため、彼をとくに〈大クープラン〉と呼んで区別する。パリのサン・ジェルヴェ教会、宮廷礼拝堂のオルガニストを務め、多くの教会音楽を作曲。また器楽合奏およびクラヴサンの小品に、ロココ趣味の典型とされる優美繊細な作風を確立した。(井上和男編著「
クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

そー言うのは、来ないです。ウチには。