OrffCarminaSlatkin  ポートライナーの発車は『楽しい?』
 26日・木曜日は蛸島課長と神戸に行って来た。

 久しぶりにポートライナーに乗ったが、電車が発車するときにホームに鳴り渡るチャイムが、オルフの「カルミナ・ブラーナ」の第5曲「見よ、今は楽しい」のメロディーに瓜二つであることに気づいた。

 そのことを蛸島課長に言いたかったが、オルフとはどこの国のいつごろの人で、「カルミナ・ブラーナ」とはどういうもので、「いま、いったい何が楽しいのか?」といったことを説明しなければならなくなりそうなので、心にしまっておくことにした。

  150gのディッシュじゃなく200gの単品鉄皿に満足!
 27日・金曜日。
 伏草課長と氷山係長とともに、大阪市は住之江区の取引先に年末挨拶のために訪問。
 終わったらちょうど昼どきで、私たちは『びっくりドンキー』に向かった。

 大阪で『ドンキー』!なんて素敵なことだろう!

 私と伏草課長は『チーズバーグステーキ』200gに『和食セット』(ごはんみそ汁ディッシュサラダ)。
 氷山係長は300gの『チーズバーグディッシュ』にチーズをトッピング(つまりチーズがダブル)。

 いやぁ、おいしかった!
 アツアツ、ジュージュー、ホフホフ……

 ただ、『バーグステーキ』の付け合わせのポテトと得体のしれない和え物っぽい料理はいまひとつと言えるだろう。

 そしてまた、この店はとても混んでいて、北海道生まれの味がここまで親しまれていることをうれしく感じた。

  豚丼と新得そばにも満足
 この日の夜は大阪空港から新千歳へ。
 大阪空港では、新潟便は天候調査中、秋田便が欠航決定、その次には青森便も欠航決定。
 まずい。事態は悪くなる一方だ。
 だが、日ごろの行ない良さのおかげで、無事出発し、ほぼ定刻に到着した。

 翌日は、三城さんをはじめとする人たちと打ち合わせがあり本社へ。
 JR社内の時刻表の広告をみて、けっこうやけになってるなと思った。どの売り文句をみても決定打になっていない。“うれしいな お年玉で 時刻表”にいたっては、やれやれである(これって、お年玉がない月は買ってもらえなくてもしょうがないと言ってるようなものじゃないだろうか?)。

20181228JR_TT_AD

 打ち合わせに入る予定だった千葉課長は、“急きょ”人間ドックに行ったということで不在だったが、なんのことはない、当初予約を入れていた日にひどい二日酔いで行けなかったということらしい。

 この日の昼は、東急百貨店のレストラン街にある『十勝腫れ』で、おっとどっこい『十勝晴れ』で、豚丼と新得そばのセット。

  東急ゆえに……
 帰りに東急ハンズに寄ってしまったがゆえに、その後、私のカバンの中にはこんなものが……

20181228Hotaru

20181228Lab

20181228Ryokusen
 
 ところで、いちばん下のものは緑閃石。
 似ているが、ということは、この石は緑閃石じゃないってことになるのだろうか?


 この曲の録音では、個人的には高関/札響のライヴ盤が現時点では最高の興奮と感動を与えてくれる名演と思っているが、つい先ごろも取り上げたので、今日はスラットキン/セント・ルイス交響楽団、同合唱団他の演奏によるCDを。

 1992年録音。ソニークラシカル。

 そんなわけで、ポートライナーの発車のチャイムがこの曲に似ていることを、機会があったら確認してみてください。もちろん、そのためには「カルミナ・ブラーナ」第5曲のメロディーを知っておかなきゃ比べられません。

♪ 作品情報 ♪
 Carl Orff(1895-1982 ドイツ)
  Carmina Brana
 【作曲年】 1935~36年,1937年初演(フランクフルト)
 【構 成】 全25曲(プロローグ,3幕と終曲。約60分)
       詞は「カルミナ・ブラーナ」に基づき作曲者による。
 【編 成】 S,T,Br,2cho,児童cho,orch(各種打楽器とピアノを含む)
  
   舞台音楽「劇的三部作『勝利』」(Szenisches triptychon 'Torionfi')の第1作。
   正式名は「世俗の賛歌(Cantiones profanae)『カルミナ・ブラーナ』」。
   19世紀末に南ドイツ、ボイレンのベネディクト派修道院で発見された10~13世紀の放
  浪僧、吟遊詩人らの詩を集めた写本は、教会批判、性の解放を歌ったものが多く、『カ
  ルミナ・ブラーナ』(ボイレン歌集)と名づけて出版された。
   この中の24の詩と作曲者自身の1つの詩により作曲。
     (井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

♪ 作曲家情報 ♪ 
 音楽における人間性の回復という見地から、ルネサンス音楽、バロック音楽、およびそれ以前の単旋律音楽に興味を示し、持続反復される強烈なリズムと非和声的な音楽で、現代音楽の1つの方向性をひらいた。舞台作品においては古代ギリシア演劇の伝統を生かし、音楽、言語、動作の統一された形をめざしている。またこれらの理論を児童教育の段階から採り入れることを主唱して、多数の教育用作品も作曲。(井上和男編著「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)による)

Orff