
23日に映画を観に行った。
妻が観たいのがあるので付き合ってくれというからだ。 『妖怪ウォッチ』かと思ったら、そうではなく『ボヘミアン・ラプソディ』という映画だという。
たいそう評判がいいらしい。
が、ロックバンドの『クイーン』の話だという。
全然興味がない。
いや、興味以前に、そしてロックがどうとかではなく、まったく私とは接点がなかった世界の話である。
『クイーン』の名前はさすがに知っているが、150分も耐えきれるだろうか?そもそも妻だってロックには関心がなかったはずだ。
『王様のブランチ』の影響力は実に大きいものだ。どっちにしろこの日はイオン江別の『もりもと』にクリスマスケーキを取りに行かなければならないし、妻がサツドラの超炭酸水500mlを1箱買ってくれると言うので、ネットで夫婦50割引きのチケットを購入、イオンシネマ江別に出かけた。
そして観た後に思ったことは、当初の想定を外すものだった。
ロックというジャンルの音楽にはほぼまったく接したことがない私だったが、少なくともこの映画に出てくる音楽はなかなか良いと思った。だからこそ『クイーン』は世界的人気を博したんだろうけど。

150分間、退屈しなかった。
150分間、トイレに行かずに済んだことは、私に大きな自信をもたらせてくれた。
今日の1曲は、プロコフィエフの交響曲第5番変ロ長調Op.100。
なぜか?
偶然だろうが、「ボヘミアン・ラプソディ」(曲の方)のなかのピアノによるメロディーによく似たものが、この曲の第2楽章に現れるのだ(掲載譜は全音楽譜出版社のスコア)。
P.ヤルヴィ/シンシナティ交響楽団の演奏を。
2007年録音。テラーク。
6分というロックとしては異例の長さの「ボヘミアン・ラプソディ」。
ガリレオとかフィガロという言葉が出てくる中間部の不思議な、でも美しい部分-多重録音である-が私には非常に印象に残った。
♪ 作品情報 ♪
Sergei Prokofiev(1891-1953 ソヴィエト)
Symphony No.5 in B-flat major Op.100
【作曲年】 1944年
【構 成】 全4楽章(約45分)
I. Andante 変ロ長調 3/4拍子 ソナタ形式
II. Allegro marcato ニ短調 4/4拍子 三部形式
III. Adagio ヘ長調 3/4拍子 ロンド形式
IV. Allegro giocoso 変ロ長調 2/2拍子 ロンド形式
【編 成】 3管編成(ピアノとハープ、打楽器各種が加わる)
【構 成】 全4楽章(約45分)
I. Andante 変ロ長調 3/4拍子 ソナタ形式
II. Allegro marcato ニ短調 4/4拍子 三部形式
III. Adagio ヘ長調 3/4拍子 ロンド形式
IV. Allegro giocoso 変ロ長調 2/2拍子 ロンド形式
【編 成】 3管編成(ピアノとハープ、打楽器各種が加わる)
♪ 作曲家情報 ♪
なるほど、そういうことなんですね。
ボヘミアン・ラプソディ(他)のCDを注文しちゃいました。