21日は札幌の本社で会議だったわけだが、その前に年末年始の暴飲暴食に備え、数十年来愛用している-最近は胃が丈夫になったのか、年齢のせいで鈍くなり胃の調子の悪さに気づくことが少ないのか、飲む機会は減っている-タケダの『ザッツ21』を買いに『コクミン』に行った。
この胃薬、悲しいことにどこの薬局にでも置いているわけではないのだ。
『コクミン』では過去に何度も購入しているので、当たり前のようにあるかと思ったら、棚に見当たらない。健康そうな女性薬剤師(もしくは登録販売者)に尋ねると、「いまわぁ、置いてないんです」と元気に答えられた。「では、別のこの近くの『コクミン』さんの店にはありますか?」と食い下がると、「どうでしょう。あっ、電話かけても忙しくてきっと出ないと思うので」と、まったく聞いてくれる様子もないので、まあいいやとその場を去った。
その別な店に行ってみると、やっぱりなかった。
精神力だけじゃなく胃酸も弱い私
どうせないだろうとは思ったが、ビックカメラに寄ると、なんと『ザッツ21』はあった。盲点だった。
それにしても、胃酸が弱い私にとって-なので制酸効果の高い『緑の胃薬』は私には逆効果-、ペーハーセンサーが入っているこの胃薬はぴったりなのだ。「♪飲み過ぎたのはぁ~あなたのせいよぉ~」という歌を歌っているCMからひどく年月が流れてしまったが、少なくとも私が死ぬまでは廃番にならないことを願っている。

一時期この曲のワクワクと気分が高揚するような幸福感と、華やかだがぬくもりのある雰囲気が好きで、かなりはまっていた私である。
同名の歌劇から組曲に編曲された。
録音は古いが、アンセルメ/スイス・ロマンド管弦楽団の演奏がお薦め。
1958年録音。デッカ。
さて、会議まではまだまだ時間がある。
そこで、次に私が立ち寄り、思いがけない光景に、自分へのクリスマス・プレゼントを買ってしまった話は、この次に。
♪ 作品情報 ♪
Nikolai Rimsky-Korsakov(1844-1908 ロシア)
'Christmas Eve' Suite
【作曲年】1903年
【編成】管弦楽と合唱(合唱は随意)
1894-95年に作曲、1895年にペテルブルクのマリンスキー劇場で初演された
歌劇「クリスマス・イヴ」を作曲者が組曲に編曲したもの。
歌劇の台本はゴーゴリの「ディカーニカ近郷夜話」に基づき作曲者が制作。4幕9場。

もともとは海軍の軍人だったが、『ロシア5人組』に加わりロシア国民楽派として国民主義の音楽を書いた。管弦楽法の大家で、オーケストラ作品は色彩豊かで絢爛。ストラヴィンスキーもR-コルサコフに師事している。代表作は交響組曲「シェエラザード」や「スペイン奇想曲」「ロシアの復活祭」。
交響曲も3曲残しているが、聴かれることはあまりない。
いやいや、ありがとうございます。
でも、カリカリ食べるのおやめなさい!
MUUSAN
が
しました