あの人、冷静さを失うと早口になるんです
もう2週間ほど前のことで、過去の過ちをほじくり出して申し訳ないが、北海道新聞に載った訂正記事。
“れいせん”を“れいせい”って入力しちゃって、ポンッ!と変換しちゃったわけね。
わかります、わかります。
そして、この間違え方は、なかなか笑えます。
それとも、わが国の首相が答弁のとき、しばしばそうなることを暗喩しているのでしょうか?そっか、きっとそうですよね。
すごいぞ、Doshin!
手が冷たくて、指が動きにくいんです
ところで、最近私にもパソコン入力の際のキーのミスタッチが多発している。
職場のPCはデスクトップ・タイプで、それにつなげているキーボードがどうも打ちにくい。打ちにくいし、決定的証拠はつかんでいないが、ときどき変な動きをする。
わずかながら、キーボード内部で接触不良もしくはストライキが起こっているような気がしてならない。
また、意外と職場が寒い。節約しているに違いないが、けっこう手が冷たくて指がしなやかに動かない。
だから、常にフォルテッシモのように打ってしまう。
この指の動きの鈍さもミスタッチの多発につながっているようだ。業務に支障が出ていると言えるだろう。
寒いといえば、マンションの自室もそう。
この間の土日なんて、私は猫のように丸まりたい欲望にかられた。
エアコンの設定温度を26℃にしているのに、ついぞ室温は20℃を超えなかった。
江別の自宅の方がずっと暖かってことだが、26℃設定でフル稼働となると、暖まりもしないくせにいったい電気代がいくらになるのか恐ろしい(帯広に移り住んだ最初のときのようなことはないだろうが……)。
で、当然部屋にいても指が冷たいわけで、このように記事を書いていてもミスタッチが多発している。
このノートPCは使い始めて丸7年となり、すっかり爺さんだ(私ではなくPCが)。でも、慣れ親しんだ爺さんなのだ。
これまでこんなに打ち間違えるなんてことはなかった。当初は脳に異常が発生して、うまくキーが打てなくなったのかと恐れおののいた。 が、よ~く考えると、寒いせいだと考えるのが合理性があるという結論に達した。
しかし、部屋が温まらないというのは困ったものだ。
ストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971 ロシア→アメリカ)の「猫の子守歌(Berceuses du Chat)」(1915-16)。
以下の4曲からなる歌曲である。
1. 暖炉の上で
2. 部屋の内
3. ねんね
4. 猫を飼う人(猫の飼い主)
前にも紹介した、マレイのメゾ・ソプラノとアンサンブル・アンテルコンタンポランの演奏を。
1980年録音。グラモフォン。
でも、寒い部屋にいるとやたら頭に浮かぶのは、実は「ペチカ」(山田耕筰作曲)だったりするのである。
今日は札幌に出張。
夜は自宅に帰る。あったかな部屋で過ごせるはずだ。
話がこみいって来ると時差のことをついつい忘れてしまうんでしょうね。