Ebetsu_Hikyo

  しょっちゅう秘境に行ける歓び(?)
 昨日出張で北海道に戻り、単身赴任なので宿泊は自宅に決まっているでしょということで、当然宿泊費は出ない。
 ということで、江別の自宅に帰ったわけだが、青木由直編著「江別・北広島 秘境100選」(共同文化社。初版発行は2008年、電子書籍制作は2013年)ったら、けっこうひどいんです。
 こういう人って、自分で気がつかないうちに女性を気づけたりしてるんじゃないかしら?

 というのも、江別駅前が輝かしくも『秘境』の1つに選ばれているのだ。99番目に取り上げられているのが『JR江別駅前広場』。


 でもさ、秘境ってどういう意味?その言葉の意味をあらためて辞書で調べてみた。


 ひきょう【秘境】 人に知られていないところ。(小学館 新選 国語辞典 新版)

 まあ、目くじら立てるようなことじゃないけど、江別駅、それなりに人に知られていると思われます。


EbetsuHikyo99

  まっ、駅前にはこれといったものはないです

 著者は日曜日に駅前を訪れたというが、この駅は札幌のベッドタウンであるこの場所から通勤通学のために利用する人が大半。

 なので、土日祝日は閑散としている。


 そしてまた、江別市には札幌に近い順に、大麻(おおあさ)、野幌、高砂、江別、豊幌の5つの駅があるが、メインとなっている駅は-江別駅利用者としては悔しいが-野幌駅なのである。


 でも、江別駅はかつて稚内(利尻)や釧路(狩勝)、網走(大雪)に行く編成車両数が多い寝台急行列車の停車駅であった。ほうら、1978年10月号の交通公社の時刻表をみてちょーだい。

 だから、ホームがとっても長い(って、自慢にはならないか……)

197810TTTrain

2018EbetsuSTA1

2018EbetsuSTA2

 コロムビア・グラモフォン社のディレクターでありロンドンの劇場の指揮者も務め、さらにラジオ番組の穴埋めに作曲した曲が大当たりした、「ペルシアの市場にて」でその名が知られる通俗的描写曲の作曲家ケテルビー(Albert William Ketelbey 1875-1959 イギリス)の「エジプトの秘境にて(In a mystic land of Egypt)」(1931)でも聴いておくれやす。


Ketelbey フェイリスがロンドン・プロムナード管弦楽団なる秘境的オーケストラを振った演奏を。


 1981年録音。フィリップス。


 だが、江別駅前ではないものの、蔦屋書店ができるもんね。最寄駅は江別だもんね。にぎわっちゃうだろうなぁ。

 みんな車かチャリか歩くスキーで行くんだろうけど。