あっという間に過ぎ去ってしまったこの土日。
休みってどうしてこんなにはかなく通り過ぎて行ってしまうのだろう。
土曜日は朝イチバン-9時開店-でダイコクドラックに行き、歯ブラシと味ぽんとじゃもじと練りわさびと馬油石けんを買ってきた。
なにもくそ暑いなか、わざわざ急いで買いに行くこともないが、不要不急のお出かけをわざわざしたのは、やはり丸一日まったく外に出ないのは健全な壮年男性としてはよろしくないだろうと思ったからだ。けど、なんせ体の弱い壮年だから、それでも真昼間よりは少しは暑さがマシな朝にお出かけしたのである。
この日のダイコクドラックは5%引きの日だった。わざわざ不要不急のお出かけをしたかいがあった。
にしても、味ぽんなんてへたすりゃスーパーより安い。
しゃもじも108円で100円ショップと同じだ。これでごはんがこびりつくという厄介さからしばらくは解放される。
昼は久々にボンカレーを食べた。
見よ!松山容子さんの服装は昔ながらだが(だがビミョーに変化してきている)、手にしているのはアルミパウチではなく、蒸気口を装備した最新のものなのだ!
そして味。
間違いなくおいしい。あちこちで売られているけっこう値段も高い『ご当地もの』のカレーだって、その多くは(なかにはもちろんおいしいものもあるが)ボンカレーの足元にも及ばない。
ボンカレーをたたえる意味で、ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-1975 ソヴィエト)の弦楽四重奏曲第12番変ニ長調Op.133(1968)。
この曲が書かれた年にボンカレーは誕生した(東宝映画の「怪獣総進撃」も公開された)。
弦楽四重奏曲第12番は2つの楽章からなり、全曲で約26分だが第2楽章だけで約20分を占める。
エマーソン弦楽四重奏団の演奏で。
1994年ライヴ録音。
カレーを食べ満足した私はおねむになり、さあお昼寝しようと横になった。
だが、そのあと泣かされる羽目になるとは……
おかえりなさい!
ボンカレーは、むかしのイメージをまったく覆す味になってますよ!