整備不良?
 ふだん通勤に利用している阪急電車。

 あるとき先頭車の片方のライトが切れている電車に遭遇した。

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 運転士は運転前点検で気がつかなかったのだろうか?

 と思いきや、それはいわゆる“ライト”ではないことを知った。

 “通過標識灯”というものなんだそうだ。
 あぁ、よかった。余計なことを言い触れ回って大恥をかかないで済んで……


  近畿の私鉄ではほぼあたりまえ
 この通過標識灯というのは、その駅に停まる電車かどうかを区別するためのもので、特に近畿の私鉄で装備している場合が多いそう。逆にJRではほとんど装備されていないという(法的な装備義務はない)。

 JR北海道に慣れ親しんでいる私が、ライトの球切れだと思うのも無理からぬことなのだ。
 でも、冷静に考えてみれば、前照灯としては機能するほどパワーのある明るさじゃない……。問題意識が足りんかった私。

 阪急の場合、特急や回送などのときには両側が点灯、急行や準急などでは向かって右側が点灯。普通列車の場合は両側とも消灯となる。


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 知らんかった。けど、知ってると便利かも。
 普通列車しか停まらない駅のホームにたたずんでいるときでも、遠くに点灯した電車が見え始めたら、「ちぇっ、この駅には停まらないのかよぉ!」と、いち早くがっかりできるもの。

SchumannChore シューマン(Robert Alexander Schumann 1810-56 ドイツ)の「おぼろげな光(Ungewisses Licht)」。

 「4つの二重合唱曲(4 Doppelchorige Gesange)」Op.141(1849)の第2曲で、ツェードリツの詩を歌詞としている。


 H.ノイマン指揮ライプツィヒ放送合唱団(ピアノ伴奏:アレンス)の演奏で。