卵の天ぷらってどうやって揚げるの?
だから今日のことではない。今日は第4火曜日だ。
本年7月の第3火曜日であった17日(仏滅)は本社の日戸琴さんをはじめとして何人か(何か所か)と打合せ。
打合せは午後からだったので、昼は『菅家』の“岡本ラーメン”にしようと思っていたのだが、ステラプレイスを歩いていると『銀座ハゲ天』が意外とすいていたので、「そうだ。このところ天丼が食べたいと思っていたんだ」ということも思い出し、ここの“ランチ天丼”を食べた。
あまり明るくないところで撮ると、カメラの能力のなさと私の腕の震えが相まってロクな写真にならないのだが、やっぱりこれもそうなってしまった。しかし1,080円でこの内容はお得と言わざるを得ない。しかもご希望とあらば無料でご飯を大盛りにできるのだ(今回は私は遠慮したが)。
新着商品はなかったが……
一連の打合せを終えたあと、またまた東急百貨店のなかの東急ハンズに寄った。靴下とか蝶ネクタイを買うためではない。岩石標本がまだ置いてあるかどうかを見に行ったのだ。
するとまだあった。
ただ、前回見たときと変わらず。つまり増えてもいないし(在庫限りってことだ)、私の記憶が正しければ減ってもいない(私が買ったあと誰も買っていないということだ)。
売れ行きが良くないと今後取り扱わなくなる恐れもなくはない。だから私は買った。
水疱瘡の発疹のようなバナジン鉛鉱(vanadinite)、内出血した肌よりも青々しい藍銅鉱(azurite)、そしてこんなのが尿管結石だったらと想像するだけでおぞましいトゲトゲの、水晶に似ているがクリード石(creedite)という鉱物である。
それにしても東急百貨店に移転してからというもの、東急ハンズは混んでいる。レジはいつも列ができている。そんななか、石を丁寧にクッション材で包んでくれてありがたいと同時に、後ろに並んでいる人たちに申し訳ない気がする。
さて、困った……
藍川由美のCDは去年の11月に取り上げたばっかりだし、今日は何の曲にしよう……。
バナジンという音楽家もジンギスカン屋も知らないし、クリードという作曲家もミルクパウダーも知らない。
よし。リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov 1844-1908 ロシア)の交響組曲「シェエラザード(Scheherazade)」Op.35(1888)にしよう。
なぜって?終楽章(第4楽章)が「バグダッドの祭り。海。船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲」だからだ(って、むかしっから思ってるんだけど、長いタイトルだよなー)。
作品についてはこちらなんかをご覧いただきたいが、今日は初出時(LP)にその音の生々しさと絢爛な響きに驚かされたフェドセーエフ/モスクワ放送交響楽団の演奏を。
1981年録音。ビクター。
バナジンで思い出したが、ウチのバナナがその後どうなったか。
このようになっている。
1本が3本に増えたが(それも去年の出来事だが)、命の危険にかかわる暑さとは無縁の北海道。低温の日々のせいで相変わらず背丈は低いまま。実がなる気配はこれっぽっちもない。
ということは、横に出ている子株は大切にしないとだめですね。って、まだ花が咲く気配はゼロですが。