YoshimatsuP2  パワーはともかく見ていて癒される
 あることをきっかけに、お守りがわりに妻がストーン・ブレスレットを購入

 それを見て、私もお守りがわりにストーン・ブレスレットを買ったのだが、これをきっかけにして、もともと私の体の奥底で休火山ごっこをしていた『石好き』の魂が呼び起されてしまった。


 ブレスレットそのものにはあまり執着、信心はないし、パワーストーンという言葉も、石が人さまに何かをするのではなく、その人の気の持ちよう(つまり『病は気から』の逆の作用)だと思っている私である。が、であるにもかかわらず、それでも計3つになってしまった。

 1つは最初に購入した健康向け。2つ目は自分の生年月日に合ったもの。3つ目は色合いが気に入ったものである。

 2つ目のものは、クォーツとグリーン・アベンチュリン、ユカナイトから構成されたもの。宿曜という占星術に基づいて選ばれた石。私の場合は《婁宿》というものに当たるらしく、その性格は“補佐的立場で力を発揮する気配りの人”なんだそうだ。

 私と同じ生年月日の人がすべて“補佐的立場で力を発揮する気配りの人”だなんて、どうやって信じろというのか?
 だから、そういうこととは関係なく、石への純愛からこれを着けるのである。私は。
 透き通ったクォーツ(水晶)に淡い緑色のアベンチュリン、深緑色のユカナイトという、さわやかながらシックな色合い。


 3つ目のものは、クォーツとソーダライト、レッドタイガーアイ。群青色のソーダライトと濃い赤色のレッドタイガーアイのコントラストがなかなかよい。
 ソーダライトは心を鎮め、理性的行動を促進するんだそうな。

  実地ではなく理屈で勝負
 さて、ブレスレットのストーンパワーの効果はともかくとして(でも、おかげさまでミニロトで1000円ほど当たりました)、私の『石魂』は鉱物収集への道を進もうとしている(←全然ソーダライトの効果は表れていないかも)。
 どこかの川原にスコップとハンマーを持って、石探しハイキングに出かけたいくらいだ。


 だがそれはできない。足を滑らせて岩に頭をぶつけて人知れず意識が遠のいていくのがオチだ。
 だから、その代償として何冊かの本を買ってしまった。

Book_PowerStone


Book_PowerColle

Book_KobutsuZukan

Book_Kobutsu1

 いずれも電子書籍だが、パソコンのブラウザで読む分にはよいが、電子書籍端末(レディオ)で読むのはたいへんだ。だってカラーじゃないし文字が小さいんだもの(だからこれらの本は、そのような読み方は勧められていない)。

 そしてまた、ショップや東急ハンズでいくつかの石も買ってしまった。

 はいはい。わかってます。ほどほどにしますって。


  つのだじろうの世界はイヤ
 吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953-  東京)の「水晶の小さなロマンス(Little Crystal Romance)」。

 第9集まであるピアノ曲集「プレイアデス舞曲集」の第9集Op.85(2001)の第2曲である。

 部屋でこの曲をかけると、飾ってある水晶がきらりと光る……となると、そこはもう『うしろの百太郎』の世界だな。でも、「プレイアデス舞曲集」はどの曲も宝石のように輝いている。

 田部京子の演奏で。


 2001年録音。DENON。


SUBARUlogo ちなみに、プレイアデス舞曲第9集の全7曲(プレイアデス星団(=すばる)の肉眼で見える明るい星の数7つに合わせてある。なお、SUBARUのマークはこの星団の別名『六連星』の通り星の数は6つ)のタイトルは以下のとおりである。

 1. しなやかな前奏曲
 2. 水晶の小さなロマンス
 3. 穏やかな角度のワルツ
 4. 星降る夜の子守歌
 5. 放物線をしたロマンス
 6. 夢みるアラベスク
 7. フィナーレの風景

 さっ、今日も部屋に帰ったら、石たちに「ただいま!」って声をかけなきゃ(←ビョーキか?)。