意外とすぐに発覚しないものなのね
札幌交響楽団のホームページに“お詫びとお知らせ”が載っている。
アップされたのは5月18日。
昨年11月にリリースされた、エリシュカ/札幌交響楽団のCD。そこに収められているスメタナの「ワレンシュタインの陣営」に編集ミスがあったというものである。
このCDは2016年10月15日~16日に行なわれた第594回定期演奏会を収めたもの。
プログラムは、メインがチャイコフスキーの交響曲第5番で、ほかにドヴォルザークのスケルツォ・カプリチオーソと、スメタナのこの曲。
上に書いたようにスメタナの曲に編集ミスがあったことがわかったというのだ。
そのミスとは第636小節~第637小節の2小節が欠落。
以前、こちらのCDを最初に聴いたときにはすぐに気づくどころか、どってんこいたのに、今回はぜ~んぜん気がつかなかった。
だって、知らなかったんだもん
いや、実は私、「ワレンシュタインの陣営」なる曲を聴いたのは、このCDが初めて。
だから、欠落していようが2割増しになっていようが、わかりようがない。元の正しい曲を知らないんだもの。
しかも、この曲に関しては、繰り返し聴いていたわけではないので、不自然さも感じなかった(この報を受け、まずはも一度聴くべきなんだろうが、すまない、さぼっている)。
あ~よかった。知ったかぶりしてこのブログで「完璧な演奏」などと書かなくて(この演奏については、幸いまだ取り上げていなかった)。
このCDは-特にチャイ5の評価が高く-『レコード芸術』で特選盤に選ばれていたが、評論家の方たちは、「ワレンシュタインの陣営」について、どんなことを書いてたんだろう?(ごめん。その号を読み返していない)。
珍しくない曲とは全然言えない曲なので、評論家諸氏も気づかなかったのだろう。
6月25日以降、交換のための返品を受け付けるそうだが、ワタシ、どうしようかなぁ。
これはこれで貴重品として持っておいて、修正盤を新たに買おうかなぁ。
迷っちゃうなぁ……
Ok!わかった!とっておきます!