IMGP2270  ぎっくり腰宣言!
 このあいだの日曜日に、何も悪いことも無理もしていないのに、腰に電気ウナギが触れたかのような激痛が走った私。

 そのぎっくり腰も、木曜日には少しよくなった。不思議なことに痛みの中心は最初の腰そのものから少し下の、お尻の上部(割れ目の上端のさらに少し上の硬い骨が当たる箇所)あたりに移動している。

 上のリンク先の記事で報告したように先週末から今週頭にかけてはプライベートで自宅に戻っていたわけだが、水曜日に社に戻ってみなに宣言した。「私はぎっくり腰になってしまいました!」と。

IMGP2265 なぜならこうでも言っておかないと、書類がぎっしり詰まったダンボール箱を運んでほしいとか、キャビネットの裏側に転がり込んだ100円玉を取り出してほしいといった仕事の依頼が来るかもしれないからだ。

 その日の夕方は伏草課長の課の人々ならびに、その日会議にやって来た『伏草課』を支配下に置く本社の部長や課長さんたちと会食をすることになっていたが、私の宣言を聞いた伏草課長は「あぁ、よかった。実は今日の店は椅子席なんです」と、まるで「実はあなたは、ロト6で2億23万とび68円当たってたんですよ」と報告するかのように、穏やかな幸福感をたたえた表情で私にささやきに来た。その前に同じことを氷山課長が大声で「今日は椅子の席です。よかったです」と言っていたのを聞き逃したらしい。

 しかし、これはありがたいことだった。
 座敷だったら、私はずっと本社の部長の前で片肘をついたまま寝転んで相手をしなければならないところだった。

  息子よ!眠れぬ才能に光を与えたまえ!
 しかし、それに先立つ数時間前。
 私が大阪空港に着き、「只今から電波を発する機器がご使用になれます」というCAのアナウンスが機内に流れるや否や、携帯電話の電源を入れるとメールが……(どうでもいいが、こういうときかばんからおもむろにトランシーバーを取り出す人がいたら面白いのに、と思う)。

 内容は、またすぐに札幌に出張しなきゃならないかもという予感のするもの。
 実際、社に戻り予定を調整し、翌木曜日に再び札幌へと向かうことになった。

 この日、上に書いたように腰の痛みは少し良くなっていたが、それでもシートに座り続けるのは極楽の境地とは言えず、いや座っている分にはそうでもないのだが、立ち上がるときにかなりしんどい。

 そんなこんなであったが、まずは無事新千歳空港に到着し、その足でまっすぐに札幌へは向かわず、私は新札幌駅で下車したのであった。

 以下、続く……と、読者の方々が興味をもたれるかどうかはともかくとして、書きたいことはたくさんあるのだが、昨日はお休みして申し訳なかった。
 (※友愛連絡 > masaさん、私を案ずるメッセージ、ありがとうございます!)

 ところで、写真の石は『ラブラドライト(Labradorite)」。日本名は曹灰長石。
 最初に買ってみたストーン・ブレスレットにも入っていて(そのときの話では、この石は内臓の機能を高めるというものだった)、その光の当たり方によって異なる輝きに私はすっかり魅せられてしまった。

201805TreasureStone そこで先日、新札幌でこのような石を2つ購入。
 1つをたまたま帰って来ていた長男にあげた。
 上の写真は私用だが、青緑色に光っているのがご覧いただけるだろうか?底面に光を当てると青色に輝く。

 「こんな宗教がかった……」などと文句を言っていたが、やつはちゃんと持って帰った。

 言っておくが、私はブレスレットによって石への興味が再燃したのだ。
 宗教的なこととか占いとかそういうものとは関係ないし、そもそも占いは信用しない(そういうとB型の人は血液型占いを否定すると言われる)。
 あえて言うなら、気に入った石が近くにあれば、なんとなく癒されるというわけで、石が夢をかなえてくれるとか、そういうことは思っていない。要は、その人の気持ちの問題。茶柱が立っていたらその日は良いことがあると思うのと同じようなものだと思っている。

 むかしそろえたデアゴスティーニだかなんだかの『トレジャーストーン』の付録標本を納戸の奥から引っ張り出してきて、あらためて眺めてみた。というか、買うだけ買っていたが、ようやくこの標本たちが日の目を見たということか。

BartokMandarin  鉱石的輝きと構造?
 作曲家の中で鉱物を集めるのが趣味だった人。
 それはバルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)である。

 私が好きな伊福部昭はバルトークのことが好きではないと語っていたが、でもそうは言っても私としては石好きのバルトークは好きである。

 今日は「弦楽器,打楽器とチェレスタの音楽(Musik fur Saiteninstrumente, Schlagzeuge und Celesta)」Sz.106(1936)。

 決して明るい表情の音楽ではないが、その緻密さや音の輝きは鉱物に通じるものがある(?)。

 ここにでも取り上げた、ブーレーズ/シカゴ響の演奏が、私にとって現段階でいちばんのお気に入りである。

 1996年録音。グラモフォン。