Virture and Vice  ナーでも不でもなく
 ファンにとっては無限に続くような長大な展開に陶酔しちゃうものの、アンチの方々にとってはしつこくてだらだらと遅々として進まないように感じる交響曲を書いたブルックナーでも、ヴァイオリンのための協奏作品数曲によって名をとどめているブルッフでもなく、今日はブルック(Arnold von Bruck 1500?-54 フランドル)の「さあ、飲もう(So trinken wir alle)」。
 5声(5つの声部ってこと)のリート(歌)である。

  “素の”発露
 ブルックはオーストリア宮廷を中心に活躍したフランドル楽派-フランドル地方(フランダースの犬がいたところ)を中心とした、現在の北フランスからオランダにかけての地域出身の作曲家たち。ルネサンス期のヨーロッパの音楽に決定的な影響を及ぼした。以前はネーデルランド楽派と呼ばれた-の、後期の作曲家である。

 「さあ、飲もう」は「さあ皆で飲もう」とか「俺たちは皆飲んだ」などとも言われる。つまり、聴かれる機会が少ないため、まだ邦題が確定していないという状況だ。

 ズヴェン・ベルガー/アンサンブル・ヴィラネッラの演奏を。

 1994年録音。ナクソス。

 このCDは、ルネッサンス期のドイツ圏の世俗音楽を楽しめる恰好の1枚。
 ブルックの作品では、「戦士が荒野を歩いて行った」という曲も収録されている。

  飲もうとした人がいるってわけ?
 ところで、である。

 ここはJR札幌駅の改札内の男性トイレである。

 場所柄、悠然と写真を撮るわけにはいかないので、一瞬無人になったところを慌てて撮った。
 そのため手振れしちゃっているが、なぜこんな注意喚起を書いた紙を貼らねばならない状況に至ったのだろう?

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 飲料不適

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 いくら考えても謎だ。

 そんな私は、今夜もハイボールを飲む。