IMG_20180217_0003  だってすいていたんですもの……
 昨日報告したように、DUO2への連絡通路があるDUO1の最上階-といっても5階-まで上がった私。

 ところでDUO1の5階は飲食店街である。かつては『四川飯店』もあったのだが、なくなって久しく、残念な思いも久しいままだ。おそらくこのフロアでいちばんの人気を保っているのは『びっくりドンキー』だろう。

 そしてまた、ここにはラーメン店もある。
 帯広の『麺屋 開高』である。
 帯広に4年間住んでいたのに、この店のことはまったく知らなかった。
 そしてまた、あとで知ったことだが、帯広には『本店』の1店しかないが、帯広以外に新千歳空港店さっぽろテレビ塔店、この新さっぽろ店ル・トロア店、さらにはシンガポールにもある。

 実は前日、新千歳空港で『開高』の文字をどこかで見かけた。
 そしてまた、12時を少し過ぎた時間だというのに、この新さっぽろ店はすいていた。
 初心貫徹で『醤油屋』へ行ったとしても、昼どきの混雑で落ち着いて食事ができないかもしれない。
 それに『開高』の(ホエー豚麺とかじゃないノーマルな)ラーメンとチャーハンのセットメニューは750円とリーズナブルだ。

 そんな懐かしさ(といっても、前日のことだ)と好条件が相まって、結局最有力候補、というより本日無二のはずだった『醤油屋』はやめ、この『開高』にした。

  むかし混んでいた店で受付拒否されたことのトラウマが
 食券を買わなきゃならないというのがお気に召さないが-私はいつも千円札を入れたはいいが、エラーで戻って来る悪夢を想像してしまう-、なんと小銭でちょうど750円ある。それにしても、食券販売機の場所が柱の陰にあってわかりにくい。これは初めて来た客を呼び込む機会を失う悪条件の1つになるだろう。
 
 買った食券は、醤油ラーメンとミニチャーハンのセットのものである。

 感動するほどおいしいわけではなかったし、私にとってはちょっとばかりこってりしていた。
 チャーハンもふつうの味。逆に言えばトータル的にそこそこうまい。
 が、食べたあとチャーハンじゃなくて白ご飯にすればよかったということと(私は『ラーメンには白いご飯が合う』派である)、やっぱり『醤油屋』の昔ながらのあっさりしたラーメンを目指すべきだったと、反省した(繰り返すが『開高』がまずいということでは決してない)。

 食べたあと、未練たらしく『醤油屋』の前まで行って中をのぞいてみた。
 そんなに混んでいなかった。老人客が多かっただが、昔の時代を思わせる店内のつくりは、1人でいるにはちょいと落ち着けないかもしれない(そのあと私はココカラファインに立ち寄り、帰途についた)。

BachHogwoodSet J.S.バッハの長男であるヴィルヘルム・フリーデマン(Wilheim Friedemann Bach 1710-84)のデュオ ヘ長調F.57(1733⇔46)。

 「6つの二重奏曲(6 Duette)」F.54~59のなかの1曲で、私が知っているのがこの曲集のなかでF.57だけという、まったく個人的制限付き条件でのセレクトである。
 で、なんのデュオかというと、フルートのデュオのための作品である。

 そのディスクは、プレストンとマギーマンのフルート、ホグウッドのチェンバロによる演奏。

 1976年録音。オワゾリール。

 ラーチャー完食から2時間後、私はトイレに行った。
 とても鮮やかな黄色の美しい尿が出た。
 麺のかんすいの色だ。これで私の消化器官も泌尿器官も正常に働いていることが証明できた。