ランチにはお薦めできないカレー
オディールさんに、ヴォルフィ(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の後期交響曲のCDをお貸したということを2週間ほど前に書いたが、貸したからにはきちんとした育ちの彼は返してくれた。
しかも、お礼にと静岡に出張したときに買ってきた、地元では超人気の名物、かどうかわからないが、少なくともほかの土地では売られていないと思われる、貴重なお品をちょうだいした。
うなぎカレー
うなぎが好きなカレー好きの人や、カレーが好きな上にうなぎも好きという人にとっては、感涙物の一品だろう。
この意外な組み合わせには、食べるのにちょいと勇気が要りそうだが、おや?、パッケージをよく見ると“うなぎ蒲焼レトルトパック”が別添とある。
うなぎを煮込んでいるわけではないようだ。
少し、いや、かなりほっとした。
ハレの日が来たときにでも舌鼓をポンポンポポンと打ってみたい。楽しみである。
うなぎといえば、「うなぎ」という名のクラシック音楽作品がある。
私の知る限りでは少なくとも1つはある。なぜなら、その曲のCDを私は持っているからである。
F.クープランのチェンバロ曲、第22組曲の第4曲のタイトルが「うなぎ」である。
この記事で紹介しているが、別段ニョロニョロした感じの曲ではない。
夜にこの曲を聴きながらお菓子を
で、オディールさんに感謝の意をこめて、別なモーツァルトの作品をご紹介。
ここで詳しく紹介しているセレナード第6番ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ(Serenata notturna)」(1776)。
“夜のお菓子 うなぎパイ”じゃないが、曲名の意味は“夜のセレナーデ”。
2群の弦楽5部(第1vn,第2vn,va,vc,cb)にティンパニが加わる。
モーツァルトのセレナードといえば「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」(セレナード第13番)がチョー有名だが、そちらは弦楽合奏なのに対し、「ノットゥルナ」ではティンパニが勇壮に響き渡る。
勇壮さだけではなく、愛らしさとの2つの表情をもつが、ここで紹介するコープマン盤ではティンパニやらコントラバスやらのアドリブがまた絶好調の最高潮!ぜひ一度お聴き願いたい演奏だ。
コープマン/アムステルダム・バロック管弦楽団のこの録音は1988年。エラート。
一度湯に通すのが決め手
先日、うなぎのかば焼きを買った。正確に言うなら、買ってもらった。
妻がこちらに来たときに、丸栄の地下の魚周で買ってきたのだ(にしても、割り箸の袋に描かれた魚ちゃんの表情の無気力なことよ。なんかかわいいけど)。
ただ、スーパーや百貨店で売られているうなぎのかば焼きは、温めるのが厄介だ。
レンジをかけると硬くなり、特に皮はごわごわになり食えたもんじゃなくなる。
ただフライパンで焼き直しても、魚焼きグリルで焼いても、やはり硬いままだ。
それにしても、うなぎのかば焼きって百貨店の魚売り場はもちろん、そこそこの規模の町ならどこのスーパーにも置いてある。日本全国にすれば相当な数だろう。なのに、うなぎが不足しているっていうのが、なんだか信じられない。
話を戻すと、ネットでうなぎの温め方を調べてみた。
すると、一度熱湯で洗うと良い、と書いてあった。
フライパンで湯を沸かし、2分の1に切った-だって長いまんまじゃ入りきらないから-かば焼きを入れて、箸でちょこちょこっと動かす。
するとあらかじめ塗られていたタレが熱湯に溶け出す。
時間にして1分ほど。
うなぎを湯から出す。身が崩れそうなほど軟らかくなっている。
身についた水気をペーパータオルをあてて吸い取り、水気を切ったフライパンに皮の方を下にして戻し、酒を少々と付属のタレをかけて蓋をし、弱火で5分ほど加熱する。
すると、うなぎ専門店と違わない、とまではいかないが、かなり近いところまでいった。
こうやってやればいいんだ。
私の市販のかば焼きに対する「硬くてまずい」という偏見は、この日私の中からほぼ消失した。

Zになるかどうかはわかりません。だって私は何をたべたところでZにはならないんです。