20170917NagoyaManhole  その思い、私もです
 愛知県の大村知事が19日に行なった会見について、20日付の朝日新聞愛知版朝刊にこう載っていた。

 北朝鮮問題が緊迫する中での総選挙による政治空白を「自分の損得より国民社会のために頑張るのが政治家の矜持(きょうじ)じゃないのか。その矜持が消えてなくなったのか、暗澹(あんたん)たる思いに包まれた」と切って捨てるとともに、争点は「こういうやり方をする安倍政権の是非に集約される」と述べた。

 そのとおりだ。実にいいことを言う。
 名古屋のマンホールに描かれているキャラに似ていると思ったこともあるが、ごめん、反省している。

  満足度No.1のコンビニと言われているらしいけど
 さて、あれから1か月以上経ってしまった。

 新千歳空港で松山千春が出発待ちの機内で歌を歌ったときのことではない。
 前回髪を切ってからだ。

 なので理容室に行った。昨日のことである。

 “粋めん”ショップと違い、行きつけの理容室は千円札を3枚握りしめていけばよい。握りしめるのが嫌だったら折りたたんでポケットに入れるもよし、ポケットの容量に余裕があるなら財布ごと突っ込んで出かけてもいい。それなら帰りにセコマに寄って、北海道メロンソフトを買うことだってできる。


SEICOMART セコマの評判が高まっている。
 北海道民としてはうれしい。
 が、弁当に関してはまだまだ改良の余地あり、と思っている。
 が、ホットシェフのカツ丼はいける。食べきりサイズの100円惣菜もすばらしい。単身生活をしていると、近くにセコマがあったらなーと思う。100円惣菜は独り暮らしにとても便利だ。


 セコマってなんだって?ケチ魔のことではない。北海道のコンビニ、セイコーマートのことである。

 にしても、歳を重ねてあちこち衰えてきてもちゃんと髪は伸びるし、爪も伸びる。
 ありがたいことである。


 ロッシーニ(Gioacchino Rossini 1792-1868 イタリア)の歌劇「セヴィーリャの理髪師(Il barbiere di Siviglia)」。原作ボーマルシェ、台本ステルビーニによる2幕のオペラで、1816年にローマで初演された。


 私はかつてヴァルヴィーゾ指揮ナポリ・ロッシーニ管弦楽団他によるLPの抜粋盤を持っていたが、あまりオペラに関心のない私がこのLPを購入したのは、第1幕第1場でフィガロが歌うカヴァティーナ(技巧的なアリア)「私は町の何でも屋(Largo al factotum cita)」を聴きたかったからだ。

 というのも、「トムとジェリー」の真ん中作品のなかで私が最高傑作だと思っている「へんてこなオペラ」で歌われていたのが、この曲だったからである(どうしてこの曲だとわかったのか思い出せないけど)。

 なるほど「私は町の何でも屋」を歌っているからこそ、アニメでもいろんなものに(マジックで)変装させられるのか。まぁ、なんて奥が深いことなの!と感銘を受けたものだったりらりらぁ~。

Rossini Semira また、先月亡くなった喜劇役者のジェリー・ルイス。この人が出ている映画を一度だけテレビで観たことがある。ルイスがある屋敷の前で、2階のバルコニーに向かって歌うのがこのカヴァティーナ。

 オペラでは伯爵が思いを寄せる女性の家の前でバルコニーに向かって愛の歌を歌うものの、彼女は姿を現わさない。そんなときに現れたフィガロがこのカヴァティーナを歌うのだが、映画ではこの筋を(たぶん)踏襲した上で、パロッていたのだったらりろぱ~。
 細かいところはよく覚えていないが、意外と大爆笑してしまったような気がする。

 LPを処分してからは、このオペラの序曲のディスクしかもっていない。

 ということで、序曲をノリントン/ロンドン・クラシカル・プレイヤーズの演奏で。


P9230397 1990年録音。EMI。

 
 「トムとジェリー」の本作品の方でこの序曲が使われていた回があった。


 さて、自分の頭だけさっぱりさせてはバチが当たる。
 帰ってきて庭の芝刈りに雑草抜き、バラの剪定。
 冬支度にはまだ早いが、冬を見据えた強めの剪定を行なう。


 家の中で小さな羽虫が飛んでいるとの苦情が妻から寄せられていた。
 モンキーバナナの鉢から出ているのではないかと言う。
 家の中に入れるとき、半日間鉢をマラソン乳剤に漬け置きしたのでそんなことはないと思うのだが、でもどう考えても怪しいのはバナナの鉢だ。


 用心深く慎重に点検する。
 私の目には生物らしき粒は見えない。
 部屋の中を羽虫が飛んでいる姿も目にしていない。

 私が帰宅して恐れをなしたのだろうか?
 そういえば「セヴィーリャの理髪師」のまたの名は「無益な用心(L'inutile precauzione)」だ。
 
 そうそう、名古屋のマンホールに描かれているキャラはカエルだとばっかり思っていたが-この地にはかえる饅頭なるお菓子もあるくらいだ-、妻が調べたところカエルじゃなくアメンボなんだそうだ。

 マンホールのふたを開けるとそこには、アメンボの大群が……なんて絶対ヤダ。