金の風が吹くぅ~
イギリスだのフランスだのと書いてきたが、もちろんアメリカで作出されたバラもある。
ここで突然業務連絡。
Goten Morgen!若園課長!
昨日はおいしいハラミにサガリにロースにタンにキムチに冷やし担々ミェンに野菜各種、ごちそうさまでした!
以上、業務連絡終了。
My Garden ですでに咲き始めているアメリカ生まれのローズちゃんは、“カレイドスコープ(Kaleidoscope)”(1998年 John Walden)と“ゴールデン ウィングス(Golden Wings)”(1956年 Shepherd)。
カレイドスコープとは“万華鏡”のこと。
このバラは万華鏡のように、とまではいかないが、開花してから散るまでに花色が変化する。
ゴールデン ウィングスはロサ・スピノシッシマという原種バラを親にしており、大輪で目立つが見た感じも原種バラっぽい。
どうも私が知る限りでは Made in USA のバラは、ERなどに比べ華やかさ、上品さに劣る気がする。
唐突ですが……
ところで、あなたはロシアの国民楽派ともいうべきロシア5人組の名前を全員しっているだろうか?
ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ、ボロディン、、、えっとえっと、、、、あっ、バラキレフ、、、んーと、あれあと1人誰だっけ、、、、えーと、、、、……Time up!
それはキュイ(Cesar Cui 1835-1918)である。
ムソルグスキーには「展覧会の絵」や「はげ山の一夜」が、R-コルサコフには「シェエラザード」が、ボロディンには「だったん人の踊り」といった、広く知られている作品がある。
バラキレフにはそういう曲はないが、5人組の中で指導的立場にあった人物だし、いくつかの作品の録音も出ている。
ところがキュイとなるとまったくといって知られていない。
ここ数十年でキューイフルーツが日常の暮らしに当たり前のようになったのとは対照的だ。唯一生き残っている作品は「オリエンタル」だけだ。
「オリエンタル(Orientale)」はキュイが1893年に書いた24曲からなるヴァイオリンとピアノのための「万華鏡(Kaleidoscope)」Op.50の第9曲。
まさにオリエンタルなメロディーが心に残るのだが、実はこれはセルビア民謡「明るい太陽」から採られたもの。同じメロディーはチャイコフスキーの「スラヴ行進曲」などでも使われている。
かつて私はエアチェックしたものを聴いていたが、カセットテープを処分したあとは音源が手元にないまま。20年以上耳にしていないことになる。
ここでは五嶋みどりが弾いた演奏のCD(Midoriさんがこれまでソニークラシカルで録音した演奏を10枚のCDに収めた超お買い得盤)をご紹介しておく。当然、現時点で私は未聴(が、注文しちゃった……)。
ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ
バラ以外の植物では、ラベンダーが開花間近。
サルビアは満開でハチたちの憩いの場となっており、名前はわからないがブルーの花も旺盛に開花中だ。
オリエンタルカレーが食べたくなってきたな……






ありがとうございます。でも、違うようです。というのもこれは地べたに張りつくような背がまったく高くない植物なんです。