前日の天気予報では午前中は曇り、午後から雨。
しかし目覚めると雨だった。
朝の天気予報はさりげなく午前中は雨、午後から曇りと変わっていた。そのさりげなさが姑息だ。
だが、その方が私には好都合だ。“じゃぶじゃぶ”に出したスーツが仕上がるのが夕方だったからだ。
しかし10時頃にいったん雨が上がった。
そこで私はマックスバリュではない別なスーパーに出かけることにした。
特に買うものはなかったが、なんとなく外に出て見たかったのだ。
スーパーに向かって歩き始めると、再び雨が降ってきた。
どうして私が外に出ると再び雨が落ちてくるのか不思議だ。
ジャンパーのフードをかぶってスーパーに行き、ブロッコリー・スプラウトとレタス半個にミックスジュース、さらに棚で初めて見かけた〇ん〇〇を買って帰ってきた。マンションの部屋に戻ったときにはほどよく十分に濡れてしまっていた。
ショパン(Frederic Francois Chopin 1810-1849 ポーランド)の前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15「雨だれ(Raindrop)」(1836-39)。
ショパンは前奏曲を26曲残している。Op.28の「24の前奏曲(24 Preludes)」と前奏曲嬰ハ短調Op.45(第25番)、そして遺作となった変イ長調の作品(第26番)である。
「雨だれ」は「24の前奏曲」の第15曲。
太田胃酸ですっかり有名な第7番と並んで、よく知られている作品である。どうでもいいが私の頭には「尼、誰?」という文字列が浮かんでいる。
ここでも紹介したピリスの演奏で。
1975年録音。エラート。
本来なら朝に皮をむくべきなのだが……
いつもはオレンジジュースを買うのに、なぜ今回はミックスジュースにしたのかというと、朝たまたま観ていたTBSの“ゲンキの時間”で、バナナには脳を活性化させる作用のあるドーパミンを増やす働きがあるので朝食で食べると良いと言っていたからだ。
つまり、ミックスジュースにはバナナも入っているので買ったわけだが、はたして皮をむいて食べるのとジュースになってしまったものとが同じ効力を発揮するのかはわからない。
しかも味も甘ったるいミックスジュースよりも甘い仲にもキレがあるオレンジジュースの方が私は好きだ。
が、これによって脳が活性化され、ひいては副交感神経から交感神経へのバトンタッチがすみやかに行なわれるなら、私はその甘味に耐える。
起床時のくしゃみが出続けるようなら、オレンジに戻すことにしよう。
でも、寝る前にバナナを摂ると、逆に脳が活性化され眠れなくなるってことなのかなぁ。
ちなみにこの日は朝の“鼻だれ”はなかった。
私の求めるものではなかった悲しい過去
〇ん〇〇はたぶん新商品だ。
担担うどんである。どん兵衛の。
この日の昼はMUJIのバターチキンカレーにしようと考えていたが、急遽担担うどん+小ライス(イクラ添え)に変更した。私はこのような柔軟性もソフラン並みに持ち合わせているのである。
お味はというと、なかなか美味しかった。
つゆの色を見てもわかるように、けっこう本格的な見た目であり、ゴマの風味が引き立っている。
かつて札幌の四川飯店で初めて担担麺を食べたときに、こんなにおいしいものがあったのかと感激した私だが、長らくインスタント麺では担担麺は登場しなかった。
出たかと思ったらそれは担担春雨でひどくがっかりした。
しかし、ここ数年でインスタントだけではなく冷食も充実。各社が担担モードになっていることは喜ばしいことだ。
関係ないが札幌市西区西野にはまだ“タンタン”という店があるのだろうか。
20数年前にここで食べた担担麺は、口に合う合わないという話以前に(結果的に私には合わなかったってことだが)、私が持っている芝麻醤(ヅーマージャン。練りごま)の風味豊かな担担麺の概念とはまったく別次元のものだった。それっきり行くこともなかったし……(その点、美珍楼(ブログ上のあだなは珍宝楼)の担担麺は芝麻醤濃厚で味わい深い)。
結局、雨は夜まで降り続いた。
夕方、“じゃぶじゃぶ”にスーツを取りに行ったときも降っていた。
じゃぶじゃぶにはならなかったが、傘をさすのが下手な私は、それなりに濡れた。
それとは関係ないが、夜は豚肉の生姜焼きを作って食べた。
こうして日曜日が終わった。
「騎士団長殺し」は週末で、たった10ページしか読み進まなかった。
そうそう関係ない話だけど、和歌山カレー事件の林真須美の手紙をTBSのニュースで読んでいたが、読み手の声とかがなんであんななんだろう?わざとらしいし、聞いている人に余計なイメージを植え付けるだろうに……