
先週の金曜日(仏滅)は浜松に出張した。
開元さんと伏草課長と一緒。
朝に伏草課長が運転する会社の車で浜松に向かい用務を済ませたが、帰りは車に乗せてあげないと言われたので、開元さんと私は新幹線で名古屋に戻ることとなった。
という内容には寸分の間違いもないのだが、このように書くと伏草課長が私たちに意地悪をしているかのように伝わるかもしれない。そう書いてるし……
でも、事情は複雑で、私たちは浜松だけで用務が終わるが、課長はそのあと静岡まで行く用があったのである。
お茶でも仕入れに行くのかどうかは知らないが、そんなワケで私たちは浜松駅まで送られ、そこで捨てられた。しつこく言い添えるが、伏草課長は本意ではないが心を鬼にしてやむなく私たちを捨てたのだ。
浜松での用務を終えた後、別れを惜しむかのように、3人で早めの昼食をとることにした。
静岡のリベンジ
前回静岡に行ったときに-といっても、そのときは課長はおらず、一緒にいたのは伏草課長の部下の丸針係長だったが-長蛇の列で入るのをあきらめ、天ぷらそばに変更を余儀なくされた、静岡では超人気のハンバーグ・チェーン店“さわやか”である(1カ月ほど前にはアド街ック天国でも紹介された)。
早めも早め、浜松市内の“さわやか”に着いたのは11:20だった。
なのになのになのに、すでに店内は待つ人々でいっぱい。
私たちは30分待ちと言われた。
開店は11時。それから20分ですでに満席かつ30分の待ち行列が発生しているのだ。
いくら春休みといえども、すごい人気だ(私たちのように春休みとは一切関係ない年齢層の方が半数以上をを占めていたが……。この日は世間的に“早めの昼食デー”だったのかもしれない)。
伏草課長が「いちおう名前は書いてきましたけど、どうしますか?別な店に行きますか?」と気を遣ってくれたが、この日はそのあとに差し迫った予定もなかったので、「いや、待つことにしよう」と答えた。
実は私も昨日……
いま思えば、あのとき伏草課長は別な店に行きたかったのかもしれない。
そういえば車のなかで、昨日もハンバーグを食べたと言っていたし……
もしかして浜松餃子が食べたかったのかも……
気遣いが足りずごめんなさい。
という私も、その前の日の昼もハンバーグを食べたんだけど……
“さわやか”でハンバーグを食べるのは、私にとって2回目。
ここは中がレア状態のものをお薦めしている。それがジューシーだからという理由からだ。
生の肉を好まない私は、前回“よく焼き”を頼んだが、今回は郷に入っては郷に従えとばかり、それを頼んだ。
それは“よく焼き”だと、かなりパサパサ感があったという失敗歴にもよる。
ここのおすすめランチメニューの中の、人気メニューは牛肉100%の炭焼きハンバーグ。
ハンバーグは俵型で、“げんこつハンバーグ”(250g)と“おにぎりハンバーグ”(200g)がある。
私と開元さんは“おにぎり”、伏草課長は“げんこつ”を頼んだ。……続く
ブゾーニ(Ferruccio Busoni 1866-1924 イタリア)の「サラバンドと行列-『ファウスト博士』の2つの習作(Sarabande and Cortege-Two Studies for Doktor Faust)」Op.51(1919?)。
この作品について、私はなんの情報も持ち合わせていない。
ブゾーニには「ファウスト博士(Doktor Faust)」(1916-24)という未完のオペラがあるが、そのための曲なのかもしれない。
N.ヤルヴィ指揮BBCフィルの演奏を。
2001年録音。シャンドス。