StraussRZara  もたついているうちに有力情報が
 村上春樹の「騎士団長殺し」。

 金曜日の発売日のうちに読み終えた人もいるのだろうが、私は土曜日の朝の時点でまだ数ページしか読み進んでいなかった。
 “私”が8か月の間に年下と年上の2人の人妻と関係をもった、ってところあたりである。
 ふぅ~っ。

 ところがこの日の朝、タワーレコードからメールが来ていた。

 【あなたへのオススメ情報】
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 ◆村上春樹「騎士団長殺し」の音楽〜歌劇“ドン・ジョヴァンニ”&“ばらの騎士”を中心に
 2017年2月24日(金)村上春樹の新刊「騎士団長殺し」が発売されました。物語には今回もクラシックやジャズ、ロックの名曲が流れています。とくに注目されそうなのがショルティ指揮の歌劇“ばらの騎士”全曲盤です!



MurakamiKishi1 私(MUUSAN)がまだ、主人公の“私”が2人の人妻と簡単に関係をもったという、ページとしては20ページ目あたりを読んでいるときに、このような情報が入ったわけだ。

  ってことは、この先も情事続きのストーリー?
 この情報によると、やっぱり「ドン・ジョヴァンニ」だったわけね。それと「ばらの騎士」なんだ。

 私はリヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss 1864-1949)の歌劇「ばらの騎士(Der Rosenkavalier)」Op.59(1909-10)の全曲を聴いたことがない。私自身がバラの貴公子のようなものだからだ。っていうのは理由になってないが……

 このオペラは18世紀ころのウィーンが舞台となっており、情事にあけくれる貴族の失敗談を扱っているという。
 台本はH.v.ホーフマンスタールで、全3幕。
 
 今日はここでも取り上げたドラティ編による演奏会用組曲版を。

 ドラティ指揮デトロイト交響楽団の演奏。

 1983年録音。デッカ(TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus)。

 今日は、少し読み進めるだろうか?
 あわてることはないんだけど……