結局、原因は???
さて、病院に行ったわけだ。
そして、2週間前に心拍数が速いからと、突如、通常の検査項目に加えて測ることになった甲状腺関連の数値の結果を聞いた。
結論から言うと、異常はなかった。
おのおのの数値が何を意味するのか、その場で説明は受けたものの、よく理解できていないが、きちんと書いておこう。
TSHが 1.007(基準範囲は 0.36~3.67μ IU/ml)
FT4が 1.10(同 0.7~1.5 ng/dl)
マイクロソーム及びサイロイドテストは陰性
オットセイの便秘、じゃなく、とどのつまり、どれも正常だった。
だがこのときも脈拍は104。
医者に手首を握られたので、「いやぁ~ん」とばかり上昇した可能性も否定できないが、それにしても相変わらず速い。
医者はちょっぴり悩んだ挙句、「やはり頻脈を抑える薬を飲むことにしましょう」と私に提案。
私は「喜んでぇ~っ!」という気持ちの高揚はなかったが(高揚したらさらに心拍数が上がるではないか)、医師の気持ちを素直に受け入れることにした。
医師は「ふだん心臓がバクバクしたり、息が切れることはない?」と聞いた。
実は前回、脈が速いと正面切って告白されてからというもの、しばしば心臓がバクバクするような感覚があったが、これはきっと精神的なもの、ナイーブになっているせいなのよと思い、「ありま……せん」と私は答えた。
80なら私としてはかなりゆっくり
この薬を1日1回、朝に飲むと、脈拍を60~80の間にコントロールできるようだ。
この薬によって脈拍数が下がりすぎることはないが、万が一40を下回るようなら連絡をよこすようにと言われた。
そのあと薬局でジェネリック薬を受け取ったが、要はこのアテノロールってのは不整脈の薬だそうだ。
この日、ナシニーニ氏と檜さんに会ったが、ナシニーニ氏の情報によると高橋尚子は平時の脈拍数が38だったそうだ。
私なら全身しびれて動けなくなるだろう。 ドビュッシー(Claude Debussy 1862-1918 フランス)が1910年に書いたワルツ「レントよりも遅く(La plus que lente)」。
作品についてはこちらをご覧いただいたらいいのではないかと思うが、レントというのは楽曲の速度標語で「ゆっくりと」。ただし「ポケット楽典」(大角欣矢著:音楽之友社)によると、速さの順番について「Lentoの位置づけははっきりしない」ということだ。
CDについてもそのときに紹介したマイスキーのチェロとアルゲリッチのピアノによる演奏のものを(マイスキー編)。
1981年録音。EMI。
なお、それ以外の通常項目-尿酸値や中性脂肪など-は相変わらず異常値ではあったが、まあこんなもんだろうという驚くべきものではなかった(血糖関係については、ここで報告してあるようにすでにOKであることが明らかになっていた)。
また、アテノロールを朝に服用した、最初の日の午後(夕方近く)の脈拍は81、2日目の昨日のほぼ同じ時間では87だった。
確かに遅くはなっているが、医師の言う80切りはまだ達成していない。
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© 2014 「新・読後充実度 84ppm のお話」
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