盗まれたから手作り
先日も取り上げた死んだ慰謝料、うぉっ!、寝台車両も連結した夜行普通列車“からまつ”。
上りの424レ列車が始発の釧路駅を発車するのは19時ちょうど。
帯広までは各駅停車、帯広から滝川までの間では羽帯や布部など10駅は通過する。
滝川に着くのは3:52。9分停車して4:01に発車。
札幌までの間は奈井江や幌向、豊幌など8駅は停車せずに通過。札幌着は5:36である。
あれ?このサボ、紙で作ったものだ。でもお上手ぅ!
6:03に札幌駅を発車し、張碓駅以外の各駅に停車して終点の小樽には6:49に着く(“からまつ”に限らず、むかしは豊幌と張碓を通過する普通列車は多かった)。
写真が札幌駅に着いた“からまつ”だと思うが、間違いなくそうだとは言い切る自信が私にはない。
当時は客車運用の普通列車も当たり前に走っていたからだ(でも、ここまで長いとな)。
それにしても、そうとう年季の入った車両だ。
たぶんトイレもぽったん式、レール垂れ流し式だったんだろうな。
“からまつ”は1980年10月のダイヤ改正で廃止となった。
人々の疲れと眠気を満載した列車が続々
さて、間もなく“からまつ”が発車するというときになって、札幌駅には稚内からの“利尻”が滑り込んでくる。
さらに“からまつ”が発車した7分後の6:10には函館発の“すずらん4号”が、10分後の6:13には網走からの“大雪5号”が到着する。
“利尻”と“大雪5号”のA寝台車は1/2両分。というのも、A寝台はオロハネ10という客車だったからだ。
オは車重を表わす記号だが、ロネはA寝台、ハネはB寝台を指す(寝台車以外ではロはグリーン車、ハは普通車。これはむかしのイ=1等車、ロ=2等車、ハ=3等車に由来する。1986年以降はグリーン車にイをつけるケースもあるようだ)。
つまりこの車両は1両の中にA寝台とB寝台の両方が備わっていた。
車両中央部にドアがあり、左右でリッチな人のためのロか、平民向けののハに分かれるのだ。
一度この車両のA寝台側に乗って優越感に浸ってみたいわいと思ったが、実現しないまま終わってしまった。
北海道のオロハネ10は1978年までに運用を終了、一生を終えたらしい。
さて、6:33には釧路からの“狩勝3号”が到着。
これで夜行急行たちはすべて札幌に到着したことになる。
まつは松でも無法松伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「無法松の一生」。
1965年公開の同名の映画(大映)のための音楽。主演は勝新太郎。
私が持っているCDは「伊福部昭・映画音楽全集9」というサントラ盤だが、ここには「無法松の最期」の場面の音楽が収められている。
4分ちょっとの長さだが、曲が始めって45秒あたりから無法松が祇園祭で飛び込みで叩くという太鼓のソロになる。これが1分半ほど続いたあと、再び伊福部のメロディーが被さってくるところは、どんな映像、場面かちっともしらないが、なーんかジーンとくる(「最期」ということは回想場面なのだろうか?)。
LPでこの音源が出ていた時、ライナーノーツに伊福部が、勝新太郎がみごとに太鼓を叩いたと賞賛する文を書いていたような気がするが、私の記憶はみごとに定かでない。
レーベルはSLC。
ほかに「コタンの口笛」や「怪獣総進撃」、「日本列島」などが収められている。
駅の北東側に東芝の大きな看板があったんだな
ところで、下の写真はDD13型ディーゼル機関車である。
見て小ぶりなのがおわかりのように、この機関車は客車牽引をしたりするのではなく車両の線路入換用を目的に製造されたもの。
1つ目ライトがおちゃめというか、田舎くさいというか……
でもこれ、案外貴重な写真かも。








秘技・低速シャッターです。偶然ですが。
無法松の一生は主役が違う何本もが映画化されているようです。