メニューが格安?
私が通常使っているOCNメールでは、しぶとく投げ込まれて来ていた迷惑メールに対し1つ1つ丹念にフィルター登録(日の目を見る前に即破棄)したおかげで、ほとんどゼロといっていいほどその手のメールは来なくなった。
実に快適であるが、一抹の寂しさもある。
宅配ピザの店員が付近一帯の家の郵便受けにチラシを入れて回っているのに、なぜか自分ちにだけ入っていなかったような、そんな疎外感がある。陰謀じゃないかとさえ思える。
だからたまには、たとえば1日限定でフィルターを解除してみようかなと、いけない考えに襲われることもある。
一方Yahooメールの方には、盛んにスパムメールが入ってくる。
しかしその大半は、これで有料テレビ放送もすべてタダになるという何とかカードの売り込みか、わけのわかんない日本語とへんてこな色文字を多用した偽ブランド商品の販売サイトの案内であったですの。
文字の色はどうでもよい。
色気のあるおバカなメールは来ないのか?
と思っていると、内容的にはまだまだ不満は残るが少しおオメガネにかなうメールが来た。
【タイトル】風俗嬢も認めたアレの凄さ!ID:X6****
【本文】
レビトラのED治療で現役続行。
他のED治療薬は試したことがないのでわかりませんが、レビトラの効果にはとても満足していてまだ現役で頑張れそうです。
格安メニュー・ご購入希望・お問い合わせはこちら
info*****@yahoo.co.jp
「件名」に「格安情報希望」と書いてお送りください。格安メニューをお送りしております。
真剣に突っ込む気はないが、風俗嬢も認めると言ったって、けっこう素人のバイトが多いんじゃないのかなと思う。よく店先に貼ってあるじゃない。“全員素人”とかって。
だとしたら、たとえばバイト初日の女に人に何を認めてもらうというのか?
それと、この表現だとメニューが格安って意味にもとれる。
そもそもレビトラって何なの?
私もEDに……
さて、個人的なED体験の話をしよう。
といっても、現役は無理で浪人生活をおくることを余儀なくされた過去を持つとかいう話じゃなくて、電気機関車のことだ。
まずは前にも載せた写真を。DDとEDのショット。1文字目のDはディーゼル機関車、Eは電気機関車。2文字目のDは動軸の数が4つということである(Dは4、Eは5 etc……)である。
そういえば、小学校の卒業文集の“将来の夢”ってところに、T君が“電気機関車”って書いてたけど、T君無事電気機関車になれたかなぁ。
こないだ雪に弱かったL特急“いしかり”のことを書いたが、下の写真はある冬の日の札幌駅。もちろん現在の高架駅になる前。現在のホームにはすべて屋根がかかっているので、こんな状況にはならない。
ただ1歩外に出れば、どんな目に遭うか。それは昔も今も一緒。特に鬼門はポイントの多い苗穂駅構内。ポイント(線路分岐器)に雪が詰まりどーしよーもなくなるのだ。
今となっては記憶があいまいでこの電機が雪で立ち往生してるのか、雪を押しているのかよくわからないが、少なくとも除雪用の装備はつけていない。
下の写真のおじさん、きっと「まいったなぁ~」なんて思ってるに違いないけど、たとえ北海道仕様のミツウマの長靴を履いてたとしても、足、けっこう冷たいんじゃないかなぁ。でも、このおじさん、何してんのかな?
ところで、少なくとも私が知っている作曲家で、イニシャルがDDの人やEDの人って、残念ながらいない。土橋大吉とか田頭伝助といった邦人作曲家も見当たらない。
機関車オタクだったドヴォルザークのイニシャルはADだから、今回はまったくお呼びじゃない。
パシフィック社製の機関車っていうのは間違い
そこであっさりイニシャルのことは忘れて、オネゲル(Arthur Honegger 1892-1955 スイス)の交響的運動(楽章)第1番「パシフィック231(Pacific 231)」(1923)。
パシフィック231というのは、先軸が2、動輪が3、後軸が1という車輪配置の蒸気機関車だそうで、この231配置の機関車をアメリカではパシフィックと呼んでいた。
つまりパシフィック231というのは車軸が2-3-1配置の蒸気機関車ということであって、どこの国で造られたどの形式の蒸気機関車を指しているのかはわからない。
考えてみれば日本でだって、日立EDとか東芝EFとか言わんもんね。
また、オネゲルも機関車オタクだったそうだが、この曲は描写音楽であはなく、音楽の運動自体は遅れていくのにリズムが数学的に増大していく感じを表わそうとしたそうだ。
序奏のあと、音楽はテンポを速めていくように感じるが、実際にはテンポは落ちている。リズムが細かくなっていくためアクセルを踏んだように聴こえるらしい。
ここではフルネ指揮オランダ放送フィルの演奏を紹介しておく。
1993年録音。DENON。
また、冨田勲はシンセサイザーの多様な表現力を用いてこの曲をアレンジし録音しているが、ポォォォォォ~ッという汽笛の音や踏切のカンカンカンカンという音が加えられており(踏切の音のドップラー効果にワクワク)、こちらはまさに汽車が発車し加速していくさまが描かれている。
私が通常使っているOCNメールでは、しぶとく投げ込まれて来ていた迷惑メールに対し1つ1つ丹念にフィルター登録(日の目を見る前に即破棄)したおかげで、ほとんどゼロといっていいほどその手のメールは来なくなった。
実に快適であるが、一抹の寂しさもある。
宅配ピザの店員が付近一帯の家の郵便受けにチラシを入れて回っているのに、なぜか自分ちにだけ入っていなかったような、そんな疎外感がある。陰謀じゃないかとさえ思える。
だからたまには、たとえば1日限定でフィルターを解除してみようかなと、いけない考えに襲われることもある。
一方Yahooメールの方には、盛んにスパムメールが入ってくる。
しかしその大半は、これで有料テレビ放送もすべてタダになるという何とかカードの売り込みか、わけのわかんない日本語とへんてこな色文字を多用した偽ブランド商品の販売サイトの案内であったですの。
文字の色はどうでもよい。
色気のあるおバカなメールは来ないのか?
と思っていると、内容的にはまだまだ不満は残るが少しおオメガネにかなうメールが来た。
【タイトル】風俗嬢も認めたアレの凄さ!ID:X6****
【本文】
レビトラのED治療で現役続行。
他のED治療薬は試したことがないのでわかりませんが、レビトラの効果にはとても満足していてまだ現役で頑張れそうです。
格安メニュー・ご購入希望・お問い合わせはこちら
info*****@yahoo.co.jp
「件名」に「格安情報希望」と書いてお送りください。格安メニューをお送りしております。
真剣に突っ込む気はないが、風俗嬢も認めると言ったって、けっこう素人のバイトが多いんじゃないのかなと思う。よく店先に貼ってあるじゃない。“全員素人”とかって。
だとしたら、たとえばバイト初日の女に人に何を認めてもらうというのか?
それと、この表現だとメニューが格安って意味にもとれる。
そもそもレビトラって何なの?
私もEDに……
さて、個人的なED体験の話をしよう。
といっても、現役は無理で浪人生活をおくることを余儀なくされた過去を持つとかいう話じゃなくて、電気機関車のことだ。
まずは前にも載せた写真を。DDとEDのショット。1文字目のDはディーゼル機関車、Eは電気機関車。2文字目のDは動軸の数が4つということである(Dは4、Eは5 etc……)である。
そういえば、小学校の卒業文集の“将来の夢”ってところに、T君が“電気機関車”って書いてたけど、T君無事電気機関車になれたかなぁ。
こないだ雪に弱かったL特急“いしかり”のことを書いたが、下の写真はある冬の日の札幌駅。もちろん現在の高架駅になる前。現在のホームにはすべて屋根がかかっているので、こんな状況にはならない。
ただ1歩外に出れば、どんな目に遭うか。それは昔も今も一緒。特に鬼門はポイントの多い苗穂駅構内。ポイント(線路分岐器)に雪が詰まりどーしよーもなくなるのだ。
今となっては記憶があいまいでこの電機が雪で立ち往生してるのか、雪を押しているのかよくわからないが、少なくとも除雪用の装備はつけていない。
下の写真のおじさん、きっと「まいったなぁ~」なんて思ってるに違いないけど、たとえ北海道仕様のミツウマの長靴を履いてたとしても、足、けっこう冷たいんじゃないかなぁ。でも、このおじさん、何してんのかな?
ところで、少なくとも私が知っている作曲家で、イニシャルがDDの人やEDの人って、残念ながらいない。土橋大吉とか田頭伝助といった邦人作曲家も見当たらない。
機関車オタクだったドヴォルザークのイニシャルはADだから、今回はまったくお呼びじゃない。

そこであっさりイニシャルのことは忘れて、オネゲル(Arthur Honegger 1892-1955 スイス)の交響的運動(楽章)第1番「パシフィック231(Pacific 231)」(1923)。
パシフィック231というのは、先軸が2、動輪が3、後軸が1という車輪配置の蒸気機関車だそうで、この231配置の機関車をアメリカではパシフィックと呼んでいた。
つまりパシフィック231というのは車軸が2-3-1配置の蒸気機関車ということであって、どこの国で造られたどの形式の蒸気機関車を指しているのかはわからない。
考えてみれば日本でだって、日立EDとか東芝EFとか言わんもんね。
また、オネゲルも機関車オタクだったそうだが、この曲は描写音楽であはなく、音楽の運動自体は遅れていくのにリズムが数学的に増大していく感じを表わそうとしたそうだ。
序奏のあと、音楽はテンポを速めていくように感じるが、実際にはテンポは落ちている。リズムが細かくなっていくためアクセルを踏んだように聴こえるらしい。
ここではフルネ指揮オランダ放送フィルの演奏を紹介しておく。
1993年録音。DENON。
また、冨田勲はシンセサイザーの多様な表現力を用いてこの曲をアレンジし録音しているが、ポォォォォォ~ッという汽笛の音や踏切のカンカンカンカンという音が加えられており(踏切の音のドップラー効果にワクワク)、こちらはまさに汽車が発車し加速していくさまが描かれている。
なんだか逞しいですよね。