
昨日の朝目覚めると、ほんの少し雨が降っていた。
こうなると庭の作業はやりたくない。できなくはないが、足元が濡れてしまうからだ。足先を冷やすことは体に良くないのだ(って、いつも冷えたハイボールで体の中から冷やしてるんだけど……)。
阿蘇山が大噴火したというニュースをやっていたが、こちらはといえば山々で雪が降ったと何日か前から伝えられていた。
よし。
まず、タイヤ交換をしよう。
そう決断した。
早すぎるって?
自分でもさりげなくそう感じている私の心に粗塩を振りかけるような疑問を呈しないでほしい。
暦(こよみ)的には確かに早い。
しかし、去年は10月15日ころにスタッドレスタイヤに履き替えている事実が判明した。
あのころ、慌てふためいた人々はガソリンスタンドなどに殺到し、何時間も待たされたのだ。
初雪が降ったら、きっと今年も同じような現象が起こり、同じような報道がなされ、そのなかでカーショップやスタンドの人が同じように「お客様には長い時間お待たせすることになって申し訳ないっす」とインタビューに答えるに違いない。
今年は帯広⇔札幌を行き来することはない。つまり、高速道路でトマムなどスキー場の横をかすめ通ることがないので、あまり慌ててタイヤ交換をする必要はないのは確かだ。
けど、積雪とまではいかなくとも路面凍結はいつ起こるかわからない。
備えあれば憂いなし
そんなわけで、ウチの車と、ついでに息子の車のタイヤを交換した。
先日知ったのだが、“親”という字は“木の上に立って見る”という構成になっている。
なのに、息子のタイヤ交換までしてしまった。過保護であろうか?
タイヤ交換をしたあと、雨も上がったので軽く庭の落ち葉拾いをした。
豚肉のことではなく……
「バラ、きれいですね」
場所はスーパーの精肉コーナー。ではなく、落ち葉拾いしているときにそう声をかけられた。
それは4軒先の家の奥さんだった。孫と一緒に散歩していたのだ。
私の日々の地道な努力をたたえてくれる言葉だ。この人は絶対に常識的で善人であるに違いない。
孫にポップキャンディーの1本もプレゼントしたいくらいだが、ポップキャンディーがポケットにないのが残念だ。
確かにまだ咲いているものがあるし、つぼみを持っているものもある。
ただいちばん下の写真のように、花を開かせる前にダメになるものが増えてきてもいる。
バラ以外では、オクラが新たな花を咲かせようとしている。
さすが、粘り強い。
このように、とうの昔に夏は終わり、秋も過ぎ去ろうとしている。
ちぇっ、冬か……

第9集まであるピアノのための舞曲集の第6集。
小さな春への前奏曲
春の終わりのワルツ
夏のパストラル
けだるい夏へのロマンス
秋の舟歌
冬のパストラル
ロンド...春ふたたび
の7曲からなる。
プレイアデスというのはこれからの季節に見ることができる星団。日本名はすばる。
肉眼でも6~7つの星が確認でき、吉松はこの舞曲集のいずれの集も7曲で構成している。
田部京子のピアノで。
2001年録音。DENON。
春ふたたび、はよ来い!(けだるい夏は要らんが……)