TchaikovskySeasons  はじめての尻はどうだった?
 月曜日である。

 おまけにあさってから6月である。
 6月だというのにいっちょ前の暑さである。


 先週の月曜日の昼はFANNYに行った。
 日替わりランチには目もくれず弁当にした。しかもヘルシー弁当ではなくFANNY弁当である。
 やや食べ過ぎの感はあるが、でも暑さに負けないためにはこのぐらいの努力が必要なのだ。


 そして、この週は異例なことではあるが木曜日もFANNYに行った。

 たまたま昼休みのチャイムが鳴ったとき、珍しく氷山係長と一緒になり、池中・疎茄・氷山そして貴公子という4人でFANNYに向かったのだが、それは氷山係長が、この界隈を知り尽くしているはずのあの氷山係長が、FANNYに行ったことがないのでFANNYに行ってみたいんですけどFANNYはどうでしょうかにぃ?と言ったからであった。


  禁断のnon healthy
 池中さんは日替わりランチのミニを頼んだ。ミニと言っても2歳児なら食べきれないほどの量である。
 疎茄課長はヘルシー弁当を頼んだ。良い心がけである。

 私は氷山課長をそそのかして、共にFANNY弁当を頼んだ。
 店を出るとき、氷山課長は食べ過ぎたぁと言っていたが、これからますます暑くなっていくのだ。それぐらいのことに耐えないことには秋にはビョーキになってしまう恐れがある。


 この日の弁当の仕様は、豚肉の生姜焼き、シューマイ、焼き鮭、玉子焼き、鶏のから揚げ甘酢ソースがけ、ウィンナー、しらすのダイコンおろし和え、漬物、味噌汁であった。

 実に充実している。
 氷山係長の“お尻初体験”が充実したメニュー構成で何よりであった。
 氷山課長はこの豊富なラインナップのなかでも特にしらすのダイコンおろし和えが美味しかったと言っていた。

 私は突っ込みたい。「老人かっ!?」


  夜もまたお初
 その氷山係長だが、昼にお尻初体験を果たしたこの日の夜は、ネオ初体験もしている。
 昼にちょっぴりいやらしっぽくウィンナーをくわえながら、「今日の夜は道南農林水産部で飲み会があるんです」と言っていたのだ。

 チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Thaikovsky 1840-93 ロシア)の「四季 - 12の性格的描写(Les saisons - 12 Morceaux caracteristiques)」Op.37b(1875-76) 。


 このピアノ曲集についてはこちらの記事をごらんいただきたいが、第1曲が「炉端にて」なのである。

 前回と同じプレトニョフの演奏を紹介しておく(それしか持ってないから)。


 1994年録音。エラート。


 私はまだこの“ネオ炉端 道南農林水産部”には一度しか行ったことがないが、あの店に炉端ってあったかなぁ?
 “ネオ”、つまり“新しい”ってことだから、今までのイメージの炉端ってことじゃないのかなぁ。


 道南とはいえ、水槽にはイカの姿がなかったけど、時期になれば入ってくるのかなぁ……

 ところで氷山係長の初ネオの感想は、“まだ何とも言えない”というものだった。