ハレルヤで憂鬱を吹き飛ばせ!
先日久しぶりに日向山課長と顔を合わす機会があった。
久しぶりになったのは、関係が疎遠になったわけではない。
お互い忙しいのだ。
しばらくぶりに見る日向山課長は、しかし、どうも晴れない表情だ。
腫れて、いや、晴れてほしい。
そこでクリスマス・シリーズ第7弾はヘンデル(Georg Friedrich Handel 1685-1759 ドイツ→イギリス)のオラトリオ「メサイア(Messiah)」HWV.56(1741)。
3部からなり、それは
Ⅰ イエス・キリストの降誕の預言とその成就
Ⅱ キリストの受難と贖罪
Ⅲ 復活と永遠の生命
である。
第2部の終曲「ハレルヤ」は突出して有名である。
作品についてはこちらをご覧いただきたいが、今日はここでも紹介しているクレオバリー盤を(この記事の中で、ジャケットのことを誤入力でチェケットと書いてある。チェケットっていうのがジャケットの絵を描いた人の名だと勘違いした方がいたら、いまさらながらだがお詫びしたい)。
1993年録音。デッカ。
今日の私はある意味彼のメサイアである
さて、なぜ日向山課長は浮かない顔をしていたのか?
「最近娘に言われるんですよ、お父さん、このごろちっともブログに出してもらえてないねって」
はーん。そういうこと。
だって、あまり顔を合わせることがないからしょうがないじゃん。
娘さんへ。
私とお父さんはこのごろ会う機会が少ないので、ということはお父さんの素敵な仕事ぶりを観察することができないので、描写できないんです。想像して書こうと思うと、飲んだくれている姿しか思い浮かばないんです。
だから、お互い時間ができて、この国の未来を語り合う機会があったら、そのときのお父さんの理屈を紹介します。いましばらくお待ちください。
ところでお母様はお元気ですか?
ヘンデルは音楽の母と呼ばれてるんですよ。カンケーないですけど。
娘さんのお父さんへ。
物足りないかもしれませんが、とりあえずは登場させてていただきました。
私はあなたの救世主になったでしょうか?
表情はハレルヤ?
あっ、そーいえば今日の夜は会食で一緒になりますね。
えっ?いえ、大丈夫です。ちゃんと昼過ぎには戻る予定ですから会食には十分間に合います。
列車が鹿の大群に襲われない限り。