Brahms1&4Jansons  この方の場合はブラではなくパンツ派のようで
 週刊誌によると高木毅復興相は下着泥棒なんだそうだ。
 新潮も文春も記事にしている。2つ同時なんだから事実なんだろう。
 文春の新聞広告では「『パンツ泥棒』の常習犯!高木毅復興大臣『いきなり家に押し入り二階のタンスを開けて……」と書かれている。

 やれやれ……

 でも、新潮の書くように、これが安倍内閣の踏んだ大型地雷だとしたら、果たしてその結果が大いに気になるところだ。森山裕農水省は過去に暴力団事務所に出入りしていたことがある株成金だっていうし……

  誕生の歓び!
 ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団によるブラームス(Johannes Brahms 1833-97 ドイツ)の交響曲第1番ハ短調Op.68(1855-62,'68,'74-76)。

 温かく幸福感のある演奏だ。ブラームスの肖像画のような赤子を怯えさせるような厳しい、ある意味権威的なところがなく、肩にサロンパスを貼る準備は要らない。

 しかし軽い演奏ではない。そこはレヴァインとはまったく異なるところ。良い意味で変なクセがないのだ。
 がっしりした安定感もあり、バイエルン放送響の響きはまったくもって、モロ、(抽象的な表現だが)ドイツ的だ。
 
 この曲はベートーヴェンの交響曲に匹敵するものをと、ブラームスが苦しみぬいて世に出した作品。
 しかしヤンソンスの演奏は産みの苦しみではなく、誕生の歓びを歌いあげているかのようだ。


 ヤンソンスとブラームスって、私にはなんとなく結びつかないイメージもあったのだが、実はブラームスを得意としているらしい。なるほど、この演奏を聴くとそれが納得できる。


 疲れない、そして聴き飽きのこない名演だ。
 ということは、ブラームスと戦うような聴き方をしたい方、ブラームスで緊張し疲れ果てたい人には不向きである。


 2007年ライヴ録音。ライヴだが録音も優秀。BR Klassik。

 
 今日は釧路に出張である。