
金曜日は仕事を終えてから、強風のなか札幌へ車を走らせた。
途中、芽室のローソンで帰宅したあとに食べる夕食類を買う。
ローソンは私は嫌いだ。前会長でいまはサントリーの会長をやっている人が、たいした検証もせずに自分の利益誘導とも思われる改革案を出すなどしていたのが気に入らない。
もっとも氏がローソンを去ったので、そろそろローソンを好きになろうかなとも思う。
セブンイレブンのセブン・プレミアムのような袋入り惣菜も買った(という表現自体、セブンが基準になってしまっている)。
焼き塩サバ、それとロールキャベツである。
塩サバの方はサバはノルウェー産だったが製造は日本。
ところがロールキャベツは中国製造だった。
ロールキャベツの中は当然練り物。肉主体のような何かのすり身がメインのような、よくわからない具がキャベツに巻かれているわけだが、こういうのって不安になる。
善良な(と信じたい)大半の中国国民には申し訳ないが、あの国、いつワケのわからないことをやらかすか信用できない。
味は悪くなかったけど、イヤイヤ気分で食べた。
買う時にちゃんと製造国を見なかった私が悪いんだけど。
きつねの嫁入りは世界共通?
今日はナクソスの「中国のこだま~スーザン・チャン ピアノ・リサイタル」というアルバムをご紹介。
収録作品は以下のとおり。
1. ツォウ・ロン(周龍 1953- )/ピアノベルズ(2012)
2. ドミン・ラム(林樂培 1926- )/チュウ・ジュン夫人の哀歌Op.12a(1964)
3. ルーイ(Alexina Louie 1949- )/ピアノのための音楽(1982)
〔魔法のベル/チェンジ/遠くの記憶/昔々〕
4. タン・ドゥン(譚盾 1957- )/水彩による8つの思い出(1979)
〔欠けた月/飛び跳ねる豆/牧童の歌/青い衣の尼僧/赤い荒野/古代の埋葬/浮雲/きつねの嫁入り〕
5. ツォウ・ロン/モンゴル民謡による変奏曲(1980)
6. チェン・イ(陳怡 1953- )/北国の情景(2013)
ツォウ・ロンの2曲とチェン・イの「北国の情景」は世界初録音だそうだ。
CDの帯によると、ルーイはカナダで高い評価を得ている作曲家だそうだが、それだけの情報しかないので国籍は不明。
また、この5人のなかでは、タン・ドゥン(Tan Dun)の名はよく知られている。
タン・ドゥンは1985年にアメリカに渡り、中国の伝統音楽と西洋音楽の融合を図っている。
私がおもしろく聴いたのは、モンゴルの王に嫁がなくてはならなくなった女性の悲劇を描いたというラムの曲。中国らしい(中国の古謡だろう)メロディーが親しみやすい。哀歌で楽しんですまんが……
爆食い……
ラムで思い出したが、今年は羊肉が高い。
どうやら中国の火鍋ブームで価格が高騰しているらしい。あれだけの数の人びとが一斉にヒツジさんを食べだしたら、そりゃ物もなくなるはな……
庶民の味方であるはずのジンギスカン用のマトン・スライスがあんなに高くなっているとは、この夏スーパーの肉売り場でプライスを見て、頭の中でドラが鳴るくらい驚いた(すいません。言い過ぎです)。

ロンの「モンゴル民謡による変奏曲」も、中国らしい(って、モンゴルなんだけど)。
全体的にはベタにチューゴクしている曲がないのが、逆に残念。
アルバムのタイトルにあるように、スーザン・チャンなる女性ピアニストによる演奏。
こういう感じのおばさんって、たまに日本でも見かけません?
2014年、アメリカでの録音。ナクソス。
さて、家に着いたのは21時。
そして翌日は札響定期を聴きに出かけたわけだが、その前にマチナカでメガネ店に寄った。
妻が買ったメガネが出来上がったというので、それについていったのだ。
で、そこで私は……