MaxwellDavisNAXOS  やっぱりオカの上は落ちつくぜ
 担担麺を食べてすっかり安心したせいで、ではなく、地上に舞い降りたことで、私の異常な頻尿というか頻尿意は消失した。
 昨日の記事で、続きを書くのを忘れ別な話を書いたのは、超安心しきったせいである。すまない。

 その後は横浜方面に行きいくつかの用事をたして東京へ戻ったのだが、その間、午前中の病的な尿意はたちの悪い冗談だったんじゃないかというくらい、私はフツウの人に戻った。

 夜は丸ビルの“グリル満天星”で食べた。
 東京勤務時代は、オフィスがこのビルにあったので、しばしばここを利用した。プライベートではなく社用で。
 久しぶりに食べたメンチカツは美味しかった。

  10分の違いがもたらす余裕?
 翌朝は第1便で戻ったが、トイレは離陸後1時間に、それも念のために行っただけだった。

 東京に向かう便は1時間45分かかるが、帰りの便は風の影響か機長の気合のせいかわからないが、10分短い1時間35分で着く。その10分というのも精神的にかなり大きな余裕を与えてくれる。
 このときの私も、トイレに行ったあとの残り35分は心穏やかに過ごした。

 飛行機から降りたあと、これまた念のためにトイレに寄り、そのあとバスで市内へ。
 支社に出頭、いや出勤したのは10時。東京から帰って来たというのに、まだ歯医者によって遅刻する程度の時刻である。

 そのあとは関係する者の人をわが社の某施設へ案内。
 お礼に昼はそばをごちそうになる。伊福部昭が幼少期に育った町の役場のそばのそば屋。私は冷たいそばを頼んだが、温かい親子そばにすべきだったとプチ後悔。

P9220219  説得力に欠けるタバコの害について
 夜は取引先の方々との懇親会。
 向かいに座ったその会社の役員さんが私に言う。

 「おっ、MUU~。おまえまだたばこ吸ってんのか?そんな体に悪いもの止めなきゃ。肺気腫になったら2度と治らないっていうぞ。なる直前なら治るけど、いったん肺気腫になってしまったらもうダメだぞ。アハハ!」と、楽しそうにタバコの煙を吐きながら言う。笑顔で抜けた歯の間から煙が出てくるさまは、なんともお茶目である。
 自分の身体よりも私の身体を心配してくれるとは、なんて優しい人だろう。

 こうしてこの日は終わったが、翌日私は9時から歯医者だった。
 今回は「楽にしてください」というインターバルがほとんどなく、連続ドリル攻撃。

 前夜の酒のせいもあったが、バキュームのパイプで舌を押さえつけられたために何度かオエッとなった。
 医者はかわいい顔をしながらも、厳しく「鼻で深呼吸してください」と何度も私に言ったが、鼻も詰まり気味だったので窒息死するかと思った。にしても、「舌の力抜いて下さい」って言われても、入れたつもりはなくて、舌をどうしたらよいものかオエッとしながらも悩んだ。下の力はいつも抜けっぱなしなんだが……

 涙なみだの歯科医院での攻撃を終え、出社したのは10時だった。

  舌関連で
 デイヴィス(Peter Maxwell Davies 1934-  イギリス)の「独奏チェロとアンサンブルのための『リングァ・イグニス(Linguae Ignis)』」(2002)。タイトルは「炎の舌」。

 この作品について私はなんの知識も持ち合わせていないが、打楽器の響きがなかなか良い。

 V.チェカンティのチェロ、M.チェカンティ指揮コンテンポアルト・アンサンブルの演奏。

 2004年録音。ナクソス(原盤:Collins)。

  一歩先ゆくTKD!
 ところで、TKDさんこと自称masaさんが、このところしばしばメッセージを寄せてくれる。コメントではなくメッセージなので返事はしていないが、masaさん、ちゃんと読んでます。それからweb拍手に寄せられたmasaさんをはじめとする方々の一言メッセージもちゃんと読んでいる。

 そのmasaさんだが、常に時代を一歩リードしているようで、前立腺の薬をすでに飲んでいるそうだ。

 なーんだ。けっこう普遍的なんじゃないの、シモの悩みって。
 ということで、変な場面でmasaさんに勇気づけられたのであった。

 masaさんはブログを書いているようなことを言っていた気がしないでもないが、もし書いているならURLを教えて欲しいと、ちょっとばかり思っている。