他人親子,または祖父と孫このところ、これでもかっ!ってくらい東京ミネルヴァ法律事務所の過払い金返還のコマーシャルがテレビで流れている。
洗練されているとは言い難いとぼけた顔の、けど人が善いとも思えない弁護士が、記者会見で質問に答えるというものだ。
あの顔、見たくないわぁ~。
コマーシャルの中で弁護士に質問している女性記者も、良く見ると顔が弁護士に似てなくもない。
親子かっ?
弁護士事務所の過払い金返還のCMが盛んに流れ始めたのは、いまから10年くらい前のことだと思う。
最初に派手にやり始めたのはアディーレだろう。超都会的な、というかケバい化粧の女性弁護士が出ていた。その篠田弁護士だかはいまだに出演しているようだが、さすがにふつうの化粧になっている。にしても、ずいぶんな変遷で、一時期、どれがホントの顔だかわかんなかった。
ひっどくぎこちなく歩いているスーツ姿の男(これが弁護士)を撮ったのを流していたのは、ミライオだっけか?
弁護士って出たがりなのか?それとも制作費を抑えて、放映料に向けているのか?
で、聞くところによると、その10年位前、当時テレビ局は“過払いバブル”だったそうだ。
つまり、この手のコマーシャルの放映がガンガン入って来て、苦労してスポンサーを探さなくてもいい。とっても良い収入源でだったというのだ。
しかし、それは長くは続かないだろうとも言われた。
かつての勢いは無くなったのかもしれないが、しかし、まだ流れ続けている。
相談して助かった人もたくさんいるのだろうけど、毎日毎日大量のコマーシャルを目にすると、なんでここまで?って感じる。相談者、弁護士双方がWinの結果に終わるばかりなのだろうか?
さらに近ごろは肝炎の還付金がどうたらこうたらという、おや政府広報かなと思いきや、実は弁護士事務所のCMっつーのも流れている。
病人を食いものに?
よくわからないが、そんな感じにとらわれる。
考えてみれば弁護士事務所のCMが盛んに流れるようになった少し前は、「ソウダンです!」なんて、貸す方のCMが盛んに流れていたんだけど……
音楽家親子
R.シュトラウス(Richard Strauss 1864-1949 ドイツ)のホルン協奏曲第1番変ホ長調Op.11(1882-83)。
作曲者18歳のときの作品で、ホルン奏者だった父・フランツに献呈された。
今日はストランスキーのホルン独奏、プレヴィン指揮ウィーン・フィルの演奏を。
この演奏、技巧を誇示するものではない。が、ストランスキーのテクニックがかなりのものだとわかる。
オーケストラとソロのバランスも絶妙!プレヴィンの匠の技が光る。
派手さはないが、この曲をこんなにチャーミングに仕上げた演奏はほかにそうそうないのではないか?
曲の終わりも、これみよがしにホルンが咆えない。その柔らかさがほのぼの感を醸し出す。
1996年録音。グラモフォン(タワレコ限定)。
平凡な親子
この演奏にあるようなニュアンスの曲の閉じ方は、聴いたことがある。
高校生のとき吹奏楽でホルンをやっていた私の息子が、コンクールでこの曲を吹いたのだが、終わりをこうやっていた。
私は練習しているのを耳にしたときに、「そこはもっと堂々と力強くしめた方がいいんじゃないの?」と言ったところ、「先生がこうやった方がいいと言った」と、あっさり完璧に却下された。
そのときの先生(何度か通っただけだけど)というのは札響のあるお方だったが、この演奏を知って、その解釈にあらためて納得させられた。
