プロがそんな間違いする?おとといの日曜日。夕方に、帯広のディーラーに車を持っていくことになっていた。
車検に出すためである。
ここに書いているように準備万端の上、予約を入れたのであった。
もちろん持って行くといったって、持てるわけがない。私は非力なのだ。両手を使ったところで、車を持ち上げることはできない。
って、そんなじじいの屁理屈は聞きたくないだろうが……
しかし、結論を言うと、この日の入庫はキャンセルした。
その2日前の金曜日は夏休みだった。
自宅近くに買い物に行ったついでに、冷やかしで自宅近くではない札幌のディーラー(の中古車販売専門店)に行ってみることにした。
その途中で驚くべきことに気づいた。
何気なくフロントガラスに貼られている車検票(というのだろうか?四角いシールである)を見ると、有効期限が8月7日までとなっているではないか!
えっ……?
確か見積もりに行ったときに、「車検は1ヵ月前から受けられます。ですから7月25日以降ならOKですよ」と店の人に言われた。ということで、私は8月25日が期限満了の日だと思い込んでいたのだ。
その中古車店に着いて、何はともあれまずは車検証そのものを確認すると、間違いなく期限が切れるのは8月7日だ。どうやら遥か昔に初登録した日が8月25日で、帯広のディーラーの人はその日にちと勘違いしたようだが、でも、そんな勘違いあり得るのか?
そうですよ。きっと聞き間違えたんですよ、アタシが。悪いのはいつだってアタシ。
たまたまそれよりも前の2日に車検入庫の予約をしたから間に合ったものの、そんなこと露とも知らずに、25日までなら車検に出すのはお盆明けの涼しくなってからでもいいかと悠長に構えていたら、私は車検切れの車を乗り回した罪で捕まってしまうところだった。
で、冷やかしで車を見て、結論から言うと、買い換えることにした。
あれほどもう2年乗ろうと決意していたのに、丸10年私たち家族に仕えてくれた愛すべきレガシィ・ツーリングワゴンB-Sportを、意表をついて手放すことにしたのである。
決め手は新たなる虫の音
事態が急変した理由はいくつかある。
上に書いた車検満了の日の一件で、なんだかケチがついたような気がしたこと。
それから、新たなる奇妙な異音が発生したこと。
実は7月18日(ノロッコ号体験の翌日だ)に札幌の自宅に車で戻ったあと、車はそのまま自宅に置いてあった。
その札幌へ移動したとき、高速道路なのに急に外でコオロギが鳴き出した。それもトンネルに入っても鳴き声は続く。どー考えても変だ。
窓を開けると、それはマイカーが発していた鳴き声だった。
発生箇所ははっきりしないが後輪あたりで、ブレーキをちょっとでも踏むと音は消えるが、加速すると再び鳴り出す。トンネル内での反響はけっこうなもので、もはやセミの合唱。
ブレーキパッドが減ってディスクに擦っているなら、ブレーキを踏んだときに音が消えるというのは変だし、車検見積りの際の点検でもブレーキパッドの交換は必要ないと言われた。
ある一定程度のスピード(80km/hくらい)を超えると鳴り始めるというのも奇怪だ。高速になったときにどこかが擦れ始めるのだろうか?
だから、車検に出す日曜日に札幌から帰ってくる際に、携帯電話のボイスレコーダー機能を使って異音を録音すべく、ずっと録音しようかと思っていたほどだ(もちろんあとで鑑賞するためではなく、ディーラーのメカニックに聞いてもらうためだ。再現性の困難な音はこうするしかない)。
上のリンク記事でもここ数年の修理箇所を書いているが、突然起こるノッキング現象は解決していないし、空調から起こる異音もそのまま。予測するに、燃料ポンプの故障とか、マフラーの腐食なども起こり得る。ホイールだって突然割れたりするかもしれない。
今の車はスタイルもとても気に入っているし(そのあとの型は車体が大きくなってニブニブっぽい)、路面に吸い付くように快適に走ってもくれるが、これからまた2年間、絶えず故障や異常の不安を抱えながら運転することから解放されたい。解放されるなら今だでしょ。そう思った。
また、今のスタイルが好きだといっても、多くの車がサイズアップしている中、貧弱に見えてしまうのは否めない。
こうして、車検切れまで時間がないのでほぼ即決した。
同じ年式のワゴンとセダンが同価格であったが、ワゴンの方はすでに7万km近く走っている。いまの私の乗り具合だと年1万km走っているので、3年で10万kmに達してしまう。ということは、またすぐにタイミングベルトの交換をしなければならない。
2代続けてツーリングワゴンに乗っていたので未練はあるが、今回はセダン(B4)にした。
そして、車検はキャンセル。今まで10年間すごした相棒はすでに翌土曜日のうちに中古車店に持ち込んだ。
急な別れではあった。
そして、翌日曜日はJRで帯広に戻った。
車に関しては納車後に、また何か書くかもしれない。
私はマヨネーズ不要派です
ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の「クルイロフによる2つの寓話(2 Fables after Ivan Krylov)」Op.4(1922)。
この曲についてはここで詳しく書いてあるが、「こおろぎとあり」、「ろばとナイチンゲール」の2曲からなる声楽曲(第1曲はメゾ・ソプラノ、第2曲は女声合唱。伴奏はオーケストラ)である。
「こおろぎとあり」は、ボリサヴァの独唱、ロジェストヴェンスキー指揮USSR交響楽団による演奏を。
ジャケットの絵が車なのは、単なる偶然。
1979年録音。BMG(メロディア)。
全っ然関係ない話だけど、このあいだTVのバラエティーで、銀だこの紹介をしていた。
タコ焼きの銀だこである。
そこで思い出した。
昔はどこのデパートの地下でも、タコ焼き屋って入ってたよな。
そのなかでも、私のお気に入りは五番館の地下の店だったな。
それにしても、いつからタコ焼きにマヨネーズをかけるようになったのだろう?
あのころはソース一筋だったのに。

私が乗っていたのは2002年型の3代目のツーリングワゴンでした。今回は5代目を買ったのですが、ワゴンは全長も長すぎってこともあり、そして予算が何よりってことでB4にしました。市場に出てなかったのですが、ワゴンならインプレッサがいいかなと思います。いまのレガシィはアメリカでは人気があるということですが、日本ではサイズアップの評判があまりよくなかったようです。