そこで何してるっ!土曜日の朝、曇っていて全然晴々してなくて、気分も重い中、庭の様子を見に外に出た。
バラやそのほかの植物は朝露に濡れていたが、露どころかどうやら夜のうちに雨が降ったようだ。
と、“コンパッション”というつるバラの新芽に鮮やかな緑色をしたごま粒様の動く物体が!
アブラムシである。
重大なインシデント発生!
こうなるとスクランブル発進だ(私1人だけど)。
他を調べてみると、“コンラッド・フェルディナント・マイヤー”や“アブラハム・ダービー”などいくつかの株の新芽にもアブラムシがウロウロしていた(写真はイメージ)。
まだ大量発生、吸血地獄化はしていないが、まるで速度取り締まりの準備をしている警察官のように、ポジショニング設定中って感じだった。
植物が濡れているので効果は薄い。それは重々承知しているが薬をかけることにした。
今回はオルトランとサプロールのブレンド。
噴霧器による本格的な散布ではなく、100円ショップで108円で買った霧吹きに薬剤を作り、地味に噴霧した。
が、どうして100均の霧吹きって途中で出が悪くなったり、ボタボタたれたりするんだろう?あっ、100均だからか……
にしても、先週予防のために環境に優しいといわれる木酢液を散布したのだが、ちっとも効果がなかったってことか?
今年はアブラムシの発生が早いように思われる。早熟な野郎どもだ。
テントウムシの早期の援助を願っている。
よりによってなぜ第3土曜に当たってしまったのか……
土曜日は午後から仕事があったのだが、ならばその前に何年かぶりに菅家(かんけ)にラーメンを食べに行こうと思い立った。思い立ったら最後、もうすっかり気持ちは管家モード。
菅家は北4条西1丁目の北農ビルの地下にあるが、前にも書いたように、私はここの醤油ラーメンはすっごく美味しいと断言したい。いや、それが言い過ぎだと言うのなら、私の口にとっても合うと主張したい。
地下鉄東豊線の改札近くから北農ビルに入り、長い上りエスカレーターに乗る。このあたりの地下構造をよく知らない人のために一応説明すると、東豊線の改札はビルの地下2.5階くらいの深さにある。
気持ちがはやる。エスカレーターを2段跳びで駆け上がりたいほどだ。
上りつめ、フロアを進む。
通路を左に折れると寿司屋があり、菅家がある。
私は見事なコーナーリングで左に折れた。
が、……
菅家はまるで休みのようにシャッターが下りたままだ。
「本日は第3土曜日につき休業」
ぐぇぇぇぇぇ~。よりによってホントに休み。今日は第3土曜日だったのかぁ~。あぁ、アタシのしょおゅらぁめんは……
数年ぶりで来たというのに……
かわいそうな私。幸遠き私。どうしようもないアタシ。ショックのあまり気分はダダイズム……
アブラムシの怨念か?
しょうがないから近くのそば屋に入った。
菅家モードだったから他の店のラーメンは食べたくなかった。だからそばにした。
いや、もう何でもいい投げやりな気分だった。
そば屋の店員の態度もどこか投げやりだったし、頼んだかしわそばはメンがやわらかすぎて全然私を満足させなかった。
まあ、失敗しそうな演出だわな
サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)のバレエ「ルラーシュ(Relache)」(1924)。邦題は「本日休演」。
私が見舞われた不幸は“本日休業”だったが……
2幕からなり、「クラシック音楽作品名辞典」(井上和男編著:三省堂)によると、“消防士、霊柩車、その他群像の登場するダダイズム的作品。バレエの幕間にR.クレール監督の映画『映画のための幕間』が映写され、その部分の音楽には作曲者自身がビルの屋上から放つ大砲の音が加わる趣向であった。しかし上演は失敗”だった。やれやれ……
オーリアコンブ指揮パリ音楽院管弦楽団による演奏を今日はご紹介。
1967年録音。EMI。
この2枚組CDにはサティの歌曲も多数収録されている。
サティといえば……
ユトリロのお母さんはとても奔放な画家でね。ルノワールの絵のモデルになったほどの美人だったそうよ。ロートレックやエリック・サティの愛人だったこともあるんですって。
これは浅田次郎の「王妃の館」(集英社文庫)の下巻に出てくる一節である。
「王妃の館」は上巻を読み終えたあとしばらく放置していたが、ようやく下巻も読み終えた。
なんだか苦痛な読書だった。
そうそう、さすがに土曜日はアルフレッドに遭遇しなかった。
もし、遭遇していたなら……怖いものがある。

羨ましいです。アブラーが出てなくて。