
今日から札幌に出張ということで、実は私、土曜日のうちに自宅に移動した。
昨日の日曜日。
6時ころ、近くのコンビニに朝刊を買いに行った。
その途中、道沿いのよそ様の庭でフクジュソウが咲いていた。黙ってとった。いや、盗ったのではなく撮ったのだ。フクジュソウやエゾエンゴサク、ミズバショウはまさに北海道の山野草のシーズン到来を告げる花だ。
9時くらいになると近隣の多くの人が車のタイヤを夏タイヤへと交換し始めた。
はっきりいって「いいなぁ~」と思ったが、私はというとまだ峠越えをする可能性があるので、大丈夫とは思うものの万が一を考え、悔しいが交換はお預け。ゴールデンウィーク明けまではスタッドレスのままでがまんだ。
でも、なんだか取り残されたような気がして寂しい(しかし今朝は一面霜がおりていた。平野部でさえまだこうなのだ)。
そんなことを考えながら庭の“草抜き”をしていた。
草取りとか雑草取りではなくあえて“草抜き”と書いたのは、今回は長年育ち続けていたハーブも大胆に抜いたからだ。
そのハーブとはミント類。とにかく地下茎で増えに増え続けている。はっきりいってもう雑草状態。このように地下でどんどん広がっていく草は、最初は生育旺盛だわいと喜んでいるが、そのあとは収拾がつかなくなる。鉢やプランターで隔離して育てるに限る。
とにかく抜きまくった。
やがて昼になり、無性にカレーライスが食べたくなった。
福寿草を見たので、無意識化でそれが大脳皮質で福神漬けと関連付けられ、カレーが食べたくなったのだろう。が、このときわが家にはカレーの材料もないし、作る意気込みもなく、そばを茹でて食べた。
人間っていうのはゲンキンなもので、そばでおなかが満たされると、カレーへの執着は完璧に消失した。
取り付け方、ご存じの方、いますか?
午後はまずは投票に行った。
そのあとホーマックに行き、床下通気口を買う。家の基礎部分に何か所かあるあの通気口である。この冬、雪の重みのせいか1か所破損してしまったのだ。
確か前に、ハウスメーカーの人が「ただはめこんであるだけ」と言っていたが、どうも外側から装着できるような形状ではない。床下をもぐって中から取り付けなければならないのだろうか?いや、以前同じように壊れたときに、補修はすべて外でやっていた。そのとき「部品(通気口のプラ性の格子状のもの)はホーマックで買って来たんです」と言っていた。今回私が買ってきた製品も、それと同じものだ。
ということは、やっぱり外から何とかできるんだろう。
でも、急に自信がなくなってきている。
体型は確実にオヤジ化している
ホーマックのあとはショッピングセンターに行き、これからの季節に向け靴とスーツを購入。
スーツはA6サイズでいろいろと探し、良い色合いのが見つかったが、いざ裾上げのためにズボンをはいてみると……腹がキツイ。上着はちょうどよいサイズなのに……
すっかりA6で良いと思い込んでいたが、よくよく思い返すと、そうだ、もはや私の体はAB5サイズになったのだと記憶がよみがえる。
幸いAB5で同じ生地のスーツがあったのでそれにした。もう私の体はAB体、エビちゃんなのだ。さようならA体。

8時になるとほぼ同時に高橋はるみ知事の当選確実が出た。
苦戦していると言われていたのに、あっけなく勝負はついた。
個人的な思いだが、確かに4選は長いような気がする。が、その代わりに佐藤氏となると……、であった。
前に佐藤氏がメインキャスターを務めていた昼の番組。時間帯的にごくたまにしか観ることはなかったが、勝手な思い込みで物事を決めつける姿勢にひどく抵抗を感じた覚えがある。そういう人が知事になったらどうなるんだろうと今回私は思った。公約の1つである全市町村に企業誘致なんてできっこないとも思ったし……
そんなわけでなんとなく、セミ・クラシックの巨匠・アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)の「ブラッドフォード知事マーチ(Govemor Bradford March)」(1948)。
曲が書かれたいきさつは知らないけど、なんとなく想像はつく。
スラットキン指揮BBCコンサート管弦楽団の演奏で。
2006年録音。ナクソス。