消防車が交差点に。後ろに注意!
市内を運転していたときのこと。
私が北に向かって走っていたのは片側2車線の歩道側。
目の前の交差点の信号は青。
と、東西に走る道の、私から見て左側に赤色灯が見え、サイレンも聞こえてきた。
消防車(正しくは消防指令車)だった。
消防車のサイレンは救急車よりも音が大きいと思うのだが、それでも閉めきった車内では聞こえずらい。
交差点でもどこでも緊急車両が優先だ。
私は徐々に速度を落とし停止して待った。
そのときである。
けたたましい急ブレーキの音が。
私の横、センターライン側の車線で急停止したのは、おばさんがハンドルを握っている軽自動車。どうやらぎりぎりまで消防車に気づかなかったらしい。おまけにけっこうスピードを出していたようだ。信号ばかりを見ていたのかもしれないが、路面が出ていて良かった。冬道だったら交差点に突っ込むところだ。もっともそうだとしても、徐行して交差点に入ろうとしていた消防車の方が停まってくれるんだろうけど。
さらにその直後、さっきより輪をかけて大きなキーーーッという急ブレーキの音が。
急停止した軽自動車の後ろから来た、やはり軽自動車がぎりぎりで停まったのだ。
これまたけっこうスピードを出していたに違いない。追突するところだった。運転していたのは隣の車のドライバーに輪をかけたくらいのおばさん。冬道なら確実に追突し、かなりな事故になっていただろう。横に停車していた私の車も巻き込まれたかもしれない。そして、私はあわててルームミラーを見たが、私の車の後ろには猫の子1匹いなかった。
最初のおばさんは、もし交差点に入ってもやむを得なく停まれなかった場合ということで済むかもしれないが、仮にそのあと追突されたらたまったもんじゃない。緊急車両のせいで事故が起こったら、停まってる方は善意、そして法順守しているのにやるせない。いちばん悪いのは追突するドライバーにほかならないが、もし目の前で事故が起こったら、その緊急自動車はどのような行動をとるのだろう?
野次馬で書いたわけじゃない、と思うけど
ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第59番イ長調Hob.Ⅰ-59「火事(Fire)」(1769)。
近所の家が燃え上がっているのを見ながら、右手にペン、左手に五線譜を持って、「ふむふむ、この眺めを音楽にするとこんな感じかな」と、音符を書き連ねたわけではない(だろう)。
そんなことしてたら、「なに、人の不幸を悠長に眺めてるんだ!そんな暇があったら、物を運び出すのを手伝えって」怒鳴られるだろうし……
この交響曲は付随音楽「火事(Die Feuerbrunst)」(1774/76初演)を交響曲に転用したもの。付随音楽の方はG.F.W.グロスマンの劇のための曲と考えられている。
4つの楽章からなり、編成はオーボエ 2,ホルン 2,弦楽。
なかなか激しい要素のある曲で、ハイドンは実際に火事のイメージを音にしたのかもと思わせるところもある。
ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカの演奏を。
1969年録音。デッカ(ロンドン)。
私が3歳か4歳のころ。
夜中に近所の商店が火事になった。
窓から見える高く立ち上った炎。けたたましいサイレンの音。
あれは怖かったぁ。
カップ……
昨夜のNHK“ニュースウォッチ9”。
「今日からいろいろなものが値上がりした」というニュースで、新キャスター(男)が「カップヌードル……」と、もろ、商品名を言ってしまった。あわてて「カップめん」と言いなおしたがあとの祭り。
あらあら、公共放送が、天下のNHKが……
大越キャスターならこんなミスは起こさなかったろう。
あのあと局内大炎上?
マサチューセッツ州のライセンスプレート。
緊急車両を無視して私を追い越してそんなに急いでどこへ行くのだろうと思ったら、行き先が私と同じ園芸店だったという。
一言言わずに気がすまなかったので、「あなたさっき緊急車両が来てるのに私の車を追い越したでしょう?」って言ったら「Yes」ってあっさり。「そんなことしたらすごく危ないじゃないですか。」っていったらまた「Yes」って。分かっててやってるって余計ひどい!