エサがあるから冬籠りの必要なし
この冬は人がヒグマに襲われるという事故がいくつか起こった。
新聞によると冬眠しないクマが増えてきてるんだそうだ。
冬の間は木の実など食べるものがない。だから冬眠する。子どものころそのように習った気がするが、最近は冬の間はエゾシカを襲って食べるクマがいるらしい。
そんなことを知らずに人が近づくと、パッチリお目目でお目覚め中のクマが襲ってくるのだ。
♪ 出てきた出てきた山親爺ぃ~
出てくるとびっくりするが、ありうることだ。
♪ 笹の葉かついでシャケしょってぇ~
この部分に最近は変化の兆しが……。いや、実際には太古の時代からありえない行為だけど。
♪ スキーに乗った山親爺ぃ~
このフレーズはハナから嘘だ。
♪ 千秋庵の山親爺っ!
これは真実。
♪ 今日のおやつは山親爺ぃ~
こういうご家庭は激減していると思う。
♪ 千秋庵の山親爺ッ!
2度繰り返すところがCMの王道をいってる。
ということで、これは札幌の老舗・千秋庵のロングセラー煎餅“山親爺”のコマーシャル・ソングである。
私も子どものころはちょいと贅沢なお菓子として食べるのがうれしかった(ような気がする)。
そしてまた、“山親爺”というのはヒグマのことである。
増え続けるエゾシカは農業や林業に大きな被害を与える。そういう意味では自然界の掟としてクマがシカを食べるというのもおかしくないかなとも思うが、肉の味を知ったクマが増えたらそれはそれで怖い。
若き貴族のおかげで誕生
ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第82番ハ長調Hob.Ⅰ-82「熊(L'ours)」(1786)。
4楽章構成で終楽章のヴーン、ヴーンという音がクマっぽいのでこのような愛称がついてしまった。
私にとっては数多いハイドンの交響曲の中でもかなり好きな作品。
ハイドンの交響曲第82番から第87番までの6曲は「パリ交響曲」と総称されるが、それはパリの有名なオーケストラ“ル・コンセール・ドゥ・ラ・ロージュ・オランピック”の依頼で作曲されたことによる。
このオーケストラの後援者の1人で、まだ20歳代と若かったフランスのドニィ伯爵クロード=フランソワ=マリー=リゴレー(1757-1790)が、すでにフランスでも人気が高かったハイドンに交響曲を委嘱したのだった。
6曲のうち第83番、85番、87番の3曲は依頼されたときにすでに完成されていた(1785年)と考えられている。残りの3曲は翌86年に作曲された。
第82番の編成は、フルート 1,オーボエ 2,ファゴット 2,ホルン(またはトランペット) 2,ティンパニ,弦楽。
ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカの演奏を。
“山親爺”のコマーシャルに出てくるアニメキャラのクマのように、この演奏も正確が温厚。
モダンオーケストラのふくよかな響きが、表情まで豊かにしている。
1971年録音。デッカ。
ここ1週間ほどものを噛むと左の奥歯が痛む。
歯科に行くべきか?自然治癒するものなのか?……

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