ルート  都会はヘルシー?
 月曜日から東京に来ているが、東京にいると健康にいいなと思うことがある。

 とにかく歩くのだ。
 東京滞在中は、携帯電話に内蔵されている歩数計が、夕方には1万歩を超えている。まさに万歩計の名に恥じない働きをしてくれる。万歩計も本望だろう。
 毎日これぐらい歩いていればおなかもあまり出てこないのではないかと思っている。

 とはいいながらも、昨夜は11時過ぎにホテルの部屋に戻ってから、コンビニで買ってしまったOREOを食べてしまった。こういうお菓子を買うことなんてほとんどないのだが、この日はパッケージに描かれたOREOの、バニラクリームが無性に恋しくなったのだ。

 いや、もしかするとOREOの模様が、つい先日私に強烈なインパクトを与えたものに似ていたので、洗脳されるかのように買ってしまったのかもしれない。

 その強烈なインパクトを与えたものとは、湯沢町のスキー場で遭難し、救助され、当たり前のことだが救助隊員に猛烈に叱られていたネリコ氏の頭だ。
 今年になって、現段階では全国的に最も有名になった人ではないか?世の中有名になりたいと切望している人は少なくないと思うが、本人の意に反してあんなに有名になってしまった。

 あの頭、縄文模様の手編みのセーターをかぶっているのかと思った。
 その次に、実に凝った、でも絶対にふつうの人ならかぶらない帽子だと思った。
 その後、本物の髪だと知った。縄文式土器が泣いてるんじゃなくて、それは安心した。

 にしても、正直、見た目がブッキー。
 中に得体の知れない昆虫が生息していそうだ。

Shimizu  遭難事故が起こらないよう願いをこめて
 清水脩(Shimizu Osamu 1910-86 大阪)の合唱組曲「山に祈る」(1960)。

 日本の合唱曲の中でも、親しみやすい旋律とドラマ性で高く評価されるべき作品だ。
 新宿駅で集合し中房温泉へ。そのウキウキした気分。
 相棒が体調を崩しちょっぴり不安ながらも1人で入山。しかし炭鉱が悪化。身動きできずに絶望感に打ちひしがれ……。その心理描写がうまい。

 詳しくはこの記事を読んでいただきたいが(ブログ移行の際に何かが起こったようで、掲載写真の1つがペシャンコになっている)、上智大学山岳部の学生の遭難を扱っている。
 残念ながらこの人は亡くなってしまったが、もちろん縄文氏とは違い、きちんと手順を踏んでの入山であった。

 私の好きなこの曲は、過去に何度か取り上げているはずなのだが、やはりブログ移行時にどこかに遭難し行方不明になったものがあるようだ。今回、この記事を書くに当たってそれに気づいた。

 その失われた記事に載せたはずの、「山に祈る」の学生がたどったルートの地図を今回あらためて載せた。母親が学生が書き残した手帳を朗読する内容と照らし合わせて見てはいかがだろうか?

 前にも紹介した若杉弘指揮ビクター・フィルハーモニー管弦楽団、同志社グリークラブ、河内桃子(nar)の演奏を。

 1970年録音。日本伝統文化振興財団(ビクター)。
 なお、清水脩自身の指揮による東京都フィルハーモニー交響楽団、二期会合唱団の演奏(1960年録音)も収録されている

 事情が変わったといえば、この正月は「髭男爵」の姿を見かけなかったような……
 芸能界の中で遭難したか?