BrahmsSchoenCraft  便を変更し、 加えて担担からシウマイへ変更
 8日に東京から札幌へと無事移動できたことはすでにご報告したが、そのあたりのコト、も少し詳しく教えちゃおう。

 この日の午前中の用事は、予想以上に早く済んだ。そのため、とにかく羽田空港へ向かった。私の頭には懸命に滑走路の雪を跳ね飛ばしている新千歳空港の除雪車たちの姿が浮かんで消えなかった。
 千歳便は朝から欠航したり大幅な遅れが出ている状態だった。

 私は14時発の便を予約していたが、12時の便(この時点で残席わずか)は遅れはするものの飛ぶようで、これなら13時発も大丈夫だろうと、1分ほど熟考したあげくにこの便に変更するという極めて難しい決断をした。

 さて時間があるので早めの昼食をと思い立ち、そういえば担担麺が食べたい気がしてきてレストラン街に行ってみた。時間的にまだまだ店はすいていてシャイな私としては絶好のチャンスだったが、プライスを見て驚き萎えた。

 1200円!!!

 独りでわびしく食べる胡麻辛子スープそばとしては高すぎる。ホテル並みだ。
 そういえば前にもこの店に入ったが、頬が落ちるほど美味しかったという記憶はない。
 イソップの酸っぱい葡萄の話を思いだしつつも、即決であきらめる。

 保安検査を終え、わざわざ端の53番ゲートの方まで行き、ANA FESTAで崎陽軒のシウマイ弁当を買う。ちなみに58番ゲート近くの売店では崎陽軒の商品は置いていない。

 800円だが、割安感が漂う。
 そしてわざわざ人の姿がほとんどない52番ゲートの方に行き(しばらくこのゲートからの出発便がないのだ)、椅子に座って弁当を開けた。

 辛子が袖などにつかないよう細心の注意を払い、また醤油がシャツに飛ばないよう慎重に扱い、久々のシウマイ弁当を味わった。

 美味しい。
 が、かつてほど味にカンドーしないのはなぜだろう?私の味蕾がすり減ったのか?

 まぁ、いい。

 俵型ご飯2個(総数は8個)を固い意志によって残す。
 そういえば、あのANA FESTAの横にあったラーメン屋。《そばアレルギーの方はご注意ください》って紙が張り出してあって、そばもはじめたのかなと思ったら、なんとさりげなくそば屋に替わっていた。

 飛行機は定刻の出発時間の15分前に搭乗開始。つまり前途を心配する必要などないパターン。
 よしよし。
 が、ドアが閉まってもなかなか動かない。
 ようやく動いたと思ったら、途中でストップ。
 千歳上空が混み合っていて、管制から離陸の許可が下りるのを待っているという。
 で、およそ50分遅れで離陸。

 そして、千歳に着陸したのはおよそ30分遅れ。
 予想した通り遅れたわけで、1便早めてよかった。

  正月太りは許容範囲の合格点
 翌日は札幌市内で会議やら打ち合わせ、そして隔月定例の病院詣で。

 採血と問診だが、夕方だったので血糖値とヘモグロビンA1cの結果以外は次回聞くことに。
 血糖値はみごとに正常範囲内。ヘモグロビンA1cは前回より0.1高いものの、これまた正常範囲内。
 体重は66.4kgとやや増加。しかし、医者によると正月明けだし、何より1年前と比べると3kg減った状態で維持できているのはたいしたものだと、お褒めの言葉をいただく。

 なお、薬については今回から高尿酸血症薬のザイロリックがジェネリック薬に替わった。しかし会計が劇的に安くなったかというと、そうでもなかった。

  ひなびた中途半端な遊園地?
 土曜日。
 午前中に帯広へ戻る。ほぼ順調な移動。

 夜は取引先や関係者が集まっての新年交礼会。支社からは私のほかに2人が参加。ということで、少なくともこの2名には、年明け以降ずっと姿を見せていない私が体調不良でも素行不良でもなく、健在である姿をアピールした(つもり)。
 交霊会でも降霊会でもないので、厳粛な雰囲気はかすかで明るく祝賀的雰囲気で時は過ぎた。

 シェーンベルク(Arnold Schoenberg 1874-1951 オーストリア→アメリカ)がブラームスのピアノ四重奏曲第1番をオーケストラ用にアレンジしたすさまじい曲を元日に紹介したが、今日は彼がバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)のオルガン曲をオーケストレーションしたものを。

 「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ(Komm, Gott, Schopfer, heliger Geist)」BWV.631。
 「オルガン小品集(Orgelbuchlein)」BWV.599-644の第33曲で、聖霊降臨祭のための作品。バッハは教会暦に従った164曲の小品集にするつもりだったが、実際には46曲と1曲の断片で中断している。

 シェーンベルクがこの曲をオーケストレーションしたのは1922年。
 まるで遊園地のメリーゴーランドで流れているような音楽に仕上がっている。それも、バッハの原曲が持つほの暗さというか厳粛さによって、客がまばらの廃れた遊園地のような……
 「パパ、楽しいね。でも、人いないね……。係りのお兄さん、あくびしてるよ」

 クラフト指揮コロンビア交響楽団の演奏で。

 1961年録音。ソニークラシカル。

 交礼会で一緒だった支社の2人には、「私は元気ですとみんなにお伝えください」とお願いした。
 というのも、実は先週末に、また週明けに東京に行くことが決まったのだ。

 今日の午後に発ち、戻りは水曜日の夕方の予定。
 これでもし帰りの飛行機が遅れたりしたら、またまたみんなに私の美しい姿をお見せするのが1日遅れるな。