新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2025/03

My ブログの URL を不良にしているのは livedoor の『トレンド』の可能性大

  こんな画像、いったいどこに?
 こないだの日曜日の「本館の記事」で、私のブログのスマホ版(本館、新館の両方)において『CLS に関する問題』が起こっていることを報告した
 この問題は、PC 版では起こっておらず、スマホ版限定の症状である。となると、PC 版では表示されないが、スマホ版では華々しいほど「これでもかっ!」と表示される広告が鍵を握っているのではないかと、私は推察した。

 ネットで CLS についていろいろ調べていたら、「PageSpeed Insights」というサイトで問題を詳しく調べられることを知り、さっそく試してみた。

 「Google Search Console」で表示された、私のブログの問題のある多くの URL ―1月中旬以降にアクセスされたすべての過去記事が該当する―の1つを任意に選び PageSpeed Insights の URL 入力欄にコピー&ペースト。

 するとこういう画面が表示された。

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 赤字で『不合格』と書かれているのが悲しい。

 画面の下にある『パフォーマンスの問題を診断する』をクリックすると、たくさんの問題が洗いだされた。

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 いろいろあるようだが、現在悪い症状が出ているのは CLS なので、画面右上の『CLS』をクリック。
 その画面がこれ。

 これらの画像が CLS の問題を引き起こしている(画像の幅と高さが指定されていないので表示されるときに、ズレを起こしている)ということだった。

 最初と最下部の画面写真を載せたが、この2枚の間にもいくつもの『問題画像』が示された。
 
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 下の写真の2枚目と3枚目の画像は、私のブログの本文中に掲載したものだが、よく見ると掲載した記事そのものの画像ではなく、『前の記事』『次の記事』に進む『<』や『>』の横に表示されているものだ。
 またいちばん下のバナーは「にほんブログ村」の PV バナーである。

 しかし、そのほかの画像は何だろう?
 広告ではないようだ。
 こんなのが、私のブログのいったいどこに表示されているのだろう?

 スマホで自分のブログを見てみる。
 するとこれらの画像は画面最下部(非表示に設定することができない livedoor ブログの『ブログランキング』の下)に livedoor から配信されている『トレンド』に表示されているものであることがわかった(これも非表示設定不可)。スクリーンショットしたものがこれだ。

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 ネット情報でわかったのは、以前はこの場所には『編集部の推し』『ブログ速報』『急上昇ブログ』『おすすめ連載』が表示されていたそうだが、昨年末ころからこの『トレンド』に変わったらしい。

 この「PageSpeed Insights」の監査(分析)では広告画像は問題箇所として指摘されていないので、CLS 問題を引き起こしているのは広告ではなく、『トレンド』の画像だったようだ。
 時期的にも、『トレンド』が表示されるようになったという年末と、私のブログの問題発生時期である1月10日過ぎとはひじょうに近い。

 「livedoor Blog スタッフブログ」へのコメント欄にも(でも、全然違うテーマのブログ記事に寄せられているのだが)、"ブログ記事の下に変な漫画動画が急に入るようになった。消してほしい"、"スマホ版フッターのランキングとトレンドを非表示にできる有料プランを設けてほしい"、"『トレンド』を表示する機能を廃止してほしい" といったものがあった。

 前回も書いたようにライブドア側の設定に対し私にはどう対処することもできないが、CLS の問題を起こす仕様というのは読者離れを招きかねず、livedoor にとっても livedoor を利用しているブログ運営者にとっても有益なことは何もないだろう。
 問題の原因が収益が得られる広告表示にあるのなら、経営上の問題もあって非表示にするのは難しいのだろうが、今回のテストでは広告は原因となっていなかった。
 この『トレンド』の表示の在り方を検討していただけたらうれしいのだが……

 なお、私の側としては、影響はごくわずかだと思われる「にほんブログ村」のバナーはそのまま設置し続けることにしたが(以前から設置しているが問題は起こっていなかった)、『前後記事ボタン』は画像なしのものも選べるので、一応、画像なしに設定変更した。

 でも、もう一つ疑問が。
 『トレンド』が表示されるのは、記事本文の画面をスクロールしていったずっと下。つまり、ブログのページを開いた時には外面に現れていない場所にある。そんな目に見えてないところの『ずれ』まで悪影響を及ぼしていると指摘されるのが不思議に感じる。

♪ 今日の一曲 ♪
 『虫ダンス』っていうのがなんなのかちっとも知らないが、ブゾーニ(Ferruccio Busoni 1866-1924 イタリア)の「ダンス・ワルツ(Tanzwalzer)」Op.53(1920)。
 あまり知られていないが、愛らしくて楽しい曲である。

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非日常語メール、無責任メール、そしてうれしい郵便物

  入帳 ← 読めます?
 その後も正確な判断で順調にスパムメール(迷惑メール)をブロックし、日々その結果を教えてくれている「au one net WEB メール」。

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 しかし最近、またフィルターをくぐり抜けるやつがあった。
 でも、文章がちょっと間抜けで面白いので紹介しておく。

 一つは自称「ANA マイレージクラブ事務局」から来たもの。

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 "計上前有効期限" とか "メールを拝受" とか "入帳されて" とか、ANA は絶対そのような日本語は使わないと断言できる。私も使わない。"いりちょう" って日本語、ワタシ初めて目にしたし。

 それに ANA のマイル有効期限て1年じゃなくてもっと長いよね。でも、5906マイルとは、けっこうな長旅じゃね?フランクフルトあたりにでも行ったのかね。

 もう一つは自称「ヤマト運輸」からのもの。

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 "陥ってしまったようで" って、他人ごとのように言うなよな。
 "大変残念でございます” って、なんであなたが残念がってんの?
 で、肝心の送り状番号を、なぜ隠す?

  これで今年の運を使い果たしたか?
 届いたといえば、先日「北一食品株式会社」というところから一通の郵便物が届いた。

 今年の私の誕生日の夕方、江別の「トリトン」に行ってお鮨をテイクアウトしたが、 実はそのときに渡された『アンケートのお願い』にスマホで答えた。

 この郵便物は、アンケートに答えた人の中から抽選で当たる『商品券』だったのだ。素直にうれしい。こういうものに当たったことがほとんどない私としては、歓びを噛みしめすぎてあごが疲れたくらいだ。

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 これを持って、財布も持って、また「トリトン」に行かなきゃ。
 
♪ 今日の一曲 ♪
 フランクフルトで思い出すのは、1970~'80年代にインバルがフランクフルト放送交響楽団を指揮した録音を、若いころずいぶんと聴いたこと。
 レパートリーも広く、マーラー(DENON)、ブルックナー(TELDEC)、ベルリオーズ(DENON)、スクリャービン(PHILIPS)、スメタナ(TELDEC)などのCDは、私も持っていた。

 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の抒情的独白劇「レリオ,または生への回帰(Lelio, ou Le retour a la vie)」Op.14bis,H.55(1831-32)。

Berlioz14bInbal


   タワレコ(広告) ベルリオーズ: 幻想交響曲、レリオあるいは生への復帰 (2023年ORTマスタリング)<タワーレコード限定>


トイレリフォームレポート(5)……汚れがこびりついた菊座にかぶせもの

 私は自ら吐いた余計なひと言で、今後トイレ掃除をさぼってはいけないことになった。

  景観を損ねる菊の花
 オディールさんが転勤先から「その後、新しいトイレの使い心地は快適ですか?」と心配してメールを送ってくれるほど好評(もしくは不評)となったこのレポートも今回が最終回である。

 北海道の場合、冬場は水道管凍結の恐れがある。そのため床下の配管にはポリエチレンなどでできた保温チューブ(カバー)が着けられている。

 それはトイレ内に立ちあがっている床上まで水道管を覆っている。

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 そしてその上端は、チューブの端面を隠すために『菊座』というギザギザの金属のカバーで覆われている。
 『菊座』というのは肛門の異称でもあるが(えっ、知らなかった?余計なこと書いてごめん(←とは、これっぽっちも思っていない))、この場合はもちろんそうではなく、正統的な『菊の花をかたどった座金』のことである。菊の紋章で端面を化粧するわけだ。

 この『菊座』、新しいうちはキラキラと輝いて文字通り『化粧する覆い』としての役割を果たしていたが、年数とともにほこりがたまり、そのうち湿気などでほこりが固着し、いろいろやっても汚れがとれなくなってしまった。それはまるで、拭き足りない、あるいは洗い足りない肛門のようだ(って、やめなさい!)。

 せっかくトイレの床も便器も便座もきれいになったのに、いやきれいになったがゆえに、汚れが溝にはまり込んだ輝きを失った菊座はトイレ空間の景観を損ねることになった。

 そこでネットで『菊座』を調べると、こういう商品が売られていた(『菊座 隠語』と検索するとあらぬ方向へ行ってしまう)。

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 が、私には『20A』と言われても、サイズ感がまったくわからない。
 それでもこれで、「アルミ菊座」なる製品が世の中に一般的に売られていることはわかった。ならば、DCM などのホームセンターにもあるに違いない。実物を確かめて購入しよう。
 保温チューブの直径と水道管の直径を測り、後日 DCM に行った。

 しかし『アルミ菊座』は見当たらなかった。
 そのかわり、『シーリングプレート』という金属製の『覆い』が売られていた。
 サイズは4種類くらいあり、その中の『20A』というのが、測っていったウチのサイズと一致したので、1階と2階分の2つを購入した(なお、下の写真はワケあって『25』サイズのもの)。もちろん、会計のときには正々堂々、意気揚々とスマホで「マイボ会員証」を提示した。

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 『菊座』をはずし、『シーリングプレート』をかぶせた AFTER の様子がこれ。

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 これなら、汚れても簡単にとれそうだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)の「ひな菊(Bellis)」。

 ピアノ曲「5つの小品花の組曲。5 Pieces(Die Blumen)」Op.85(1916)の第1曲。

SibeliusPf


北海道産純生クリームと酸っぱくないいちごのすばらしきハーモニー

  風にあおられないように注意して帰宅
 ホワイトデーの日の朝。
 会社に出勤する日にはほぼ日課となっている札幌駅立売商会(弁菜亭)ワゴンのお弁当チェック。
 この日の「日替り弁当 A」は「豚ロース照焼き」。はい!即決買い!

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 もうずっと前からだけど、昼ごはんだけを楽しみに出勤している私。
 この日も大満足。

 この日は一日中天気が悪く、夕方になっても風も雪も治まらなかった。そのくせ気温は0℃以上あるのでべたべた雪。すぐにコートがびしょびしょになってたちが悪かった。

 そんななか帰宅途中にセイコーマートに寄って、予約してあったケーキを受け取った。
 ホワイトデーの妻への仕返し、いや違った、お返しである。
 手から下げた、ケーキが入ったレジ袋が強風にあおられてケーキが傾かないように、さらには『ベチャベチャ、ところによりツルツル』の路面に足元がとられないよう、細心の注意を払いペンギン歩きに徹して帰宅した。

 これがセコマのホワイトデー仕様のケーキ。2,700円。

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 クリスマスケーキのクオリティの高さに感心して、今回もまた予約した。クリスマスのときはバタークリームのケーキを頼んだが、今回のは生クリーム。
 
 この生クリームもおいしい。さすが『北海道産純生クリーム』だけを使っているだけある。
 私はケーキに載っている(あるいはサンドされている)いちごの酸っぱさが苦手なのだが、このいちご、まったく酸っぱくない。甘い。すばらしい!スポンジももちろん good!

 ちなみに、これが今年バレンタインデーで私が妻から贈られたチョコレートである。

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  江別に絶品ポテサラの店誕生
 この日は妻が江別蔦屋書店に用事があり仕事帰りに寄ったそうで、そこの「食の棟」に3月3日にオープンした「ミートソースとお惣菜 NaNa7」で、パスタと惣菜をテイクアウトで買ってきた。
 「NaNa7」の名は、中村直樹シェフの頭文字 NaNaと、7は幸運・縁起の良い数字であり、また虹の7色や音階の7音など調和のとれた数字という意味をこめてつけたそうだ。

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 パスタは鶏肉のミートソース。持ち帰りのせいか麺がのびて軟らかくなってしまっていたが、味はやさしい上品なもの。チーズが入ったライスボールもおいしい(このトマトソースがまた合う)。

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 そして今回の3品のなかでいちばんおいしいと思ったのが生ハムとポテトサラダ。このポテトサラダ、ほとんどマヨネーズ感がないのに絶妙なバランスの塩味と深い味。生ハムはしょっぱ過ぎず、ポテトサラダとの相性も抜群。これは良い!早くもリピートしたくなっている。

♪ 今日の一曲 ♪
 ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi 1813-1901 イタリア)の「謎の音階によるアヴェ・マリア(Ave Maria, su una scala enigmatica)」(1889)。

 「4つの聖歌(4 Pezzi sacri)」の第1曲で、無伴奏四重唱または四部合唱のための曲。

VerdiRequiemMuti

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ニッポンの朝食っぽい朝ご飯で始まり、蕎麦を経て炒飯で終わった一日

  この日はたぬきではなくととろとろろ
 3月12日の『日記』は、私の勝手な思い込み―アップするタイミングがもう少し後の方が『ある話題』についてまとまった報告ができる―で後回しにさせてもらい、13日(木)の話。

 この日は在宅ワークの日。
 またまたなぜか出勤日よりも早く目覚めたこともあって、時間にゆとりがありすぎたので、鮭を焼いて、安値で買ったトンデンファームのオニオンウインナーも炒め、妻が作った前日の残りの玉子焼きや総菜も皿に載せ、なんとなくいかにも日本の朝食っぽい感じの朝ご飯を用意して食べた。

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 マルちゃん正麺を作る役所広司のように仕事をチャチャッと済ませ、ここに書いたように My ブログのスマホ版画面のレイアウトや表示アイテムの変更作業。

 そんなことやあんなことをしているうちに昼。
 この日の気分は温かい蕎麦。

 「マルナカ」の「まるなか 蝦夷開拓そば」を茹で、『とろろそば』にした(餅2個入り)。つゆは「めんみ」。

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 たまにはとろろそばもいいものだ。ナガイモは滋養強壮効果があると言われているので、元気になりすぎちゃったらどうしよう。そんな心配をしながら、おいしく完食。

  豚丼のたれを鶏肉にからませて……
 この日の夜も私が調理担当の大役を担うこととなった。

 チルド室―言うまでもないが、わが家にそのような一室があるのではなく、冷蔵庫の中にある1区画である―に鶏もも肉があったので、これを焼いた。味付けはベル食品の「豚丼のたれ」。鶏肉だけど豚丼のたれ。で、ちょっと甘めの(豚丼の肉の味がする)照焼きの完成。なお、このたれのビンのラベルには『照り焼きにも』と書かれているわけで、私がルールやマナーに違反しているわけではない。

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 肉が平たくなっているのは、肉の上にアルミホイルをかけ、その上に水を入れた鍋を重しとして載せて焼いたから。こうすると焼いても肉が縮まない。

 また、鶏肉を焼くときは弱めの中火でじっくり焼く方がよい。強火だと表面が焦げてもなかなか中まで火が通らない。弱めの中火でも、時間をかけるとカリっとするしおいしそうな焦げ色がつく。皮がある方から焼いて(約15分)、裏返して約10分。最後にたれを投入してからませた。肉の周りでつまらなそうに横たわっているのはエノキダケ(←見ればわかるって)。

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 また残りごはんが茶わん2杯分くらいあったので、妻とシェアして食べようと炒飯も作った。
 今回は「チャーハンの素」に頼らず、鶏がらスープの素で作った。チャーハンも(ある本で読んでから)私は弱めの中火~弱火で炒めるようにしている。オイスターソースとおろしにんにくも入れて完成。鶏がらスープの塩分で、そこそこ良い塩加減の味になったので今回はしょうゆは投入せず。

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 これまた、私のもとにチャーハンの神様が降臨したのではないかと思うような、完成度の高い出来栄えだった。

 以上、自画自賛して13日の木曜日の活動報告を終える。
 
♪ 今日の一曲 ♪
 尾高尚忠(Otaka,Hisatada 1911-51 東京)の「日本組曲(Japanese Suite)」(1936/'38)。

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   広告ベル食品 豚丼のたれ190g

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第326回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  「たくぎん」がまだあったころ
 この日の演奏会にも、私は行っていない。
 『好物』のショスタコのチェロ・コンチェルト第1番が演目にあるというのに。
 きっと仕事の都合で行けなかったのだろう。

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 パンフレットにはさまっていたチラシ。

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 いまではすっかり「AIR-G」の愛称が定着して、「エフエム北海道」という人は絶滅危惧種になってしまった。

♪ 今日の一曲 ♪
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のチェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107(1959)。

 私が持っているこの曲の CD 音源は5種類あるが、結局最初に買ったこの CDの演奏を聴くことが多い。

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   タワレコ(広告) Shostakovich: Cello Concerto No.1, No.2 H.シフ


雪どけが進み、雪の下から姿を現した謎の金属部品

  やまい再発
 今週の火曜日は在宅勤務だったが、最近は在宅勤務日の方が出勤必要日より早くに目が覚めてしまって困る。もう少しお寝坊さんしていたいのに、お目目パッチリさんになっちゃうのである。

 それはともかく、この日の午前中、2階の一室にいた私に階下から妻が叫んだ。
 「またおかしい!」
 「(じゃあ遠慮なく笑ったら、じゃなくて)何が?」
 「ビデオ、また映らない」
 いまや『ビデオ』ではなく記憶媒体は『ハードディスク』なわけだし、さらにこの場合は、ビデオとかハードディスクとかじゃなくて『録画した映像』というべきなのだが、そういうことを言ったところで難癖をつけてくる性格の悪い年寄りだと思われるだけなので、私は緊急出動する地球防衛軍のように階下に急ぎ足で向かった(地球防衛軍がそのような動きをしていたかどうか、記憶は定かではない)。

 すると前回と違い『ブラビアリンク』はちゃんとできている。
 しかし画面が真っ暗、15億光年先のブラックホールのように美しいほどの漆黒の闇のままだ。

 ・リモコンの『レコーダーホーム』を押すと、TV 放送から真っ暗な世界に切り替わる
 ・このとき、レコーダーをリモコンで番組出力にすると、画面は闇だが音声は出る
 ・リモコンの『録画リスト』を押すと、なぜかリスト画面がふつうに表示される

 これらの結果から、私はテレビではなくレコーダー側に問題があると判断した。
 前回の『機器が見当たらない』というのも、テレビ側ばかりを疑っていたが、実はブルーレイレコーダー側に非があったのだろう。どういうわけか一度は直ったが、完治ではなかったようだ。

 レコーダーの取扱説明書を開くと、『よくあるトラブルと解決方法』のページに類似した現象が載っていた。えっ?「よくある」?

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 それは『動作または動作音はするが、テレビに映像が表示されない』ってもの。
 "類似" と書いたのは、ウチの場合は『動作音はするが』ではなく『テレビ放送の音はするが』だから。

 ・HDMI ケーブルを抜き、もう一度つなぎ直す → こないださんざんやった
 ・電源 → 入ってます
 ・HDMI 端子の確認 → 穴が開くほど凝視して何度も確認した
 ・解決しないときは:解決してないけど、これは関係なさそうな気がするのでパス

 ということで、リセット(再起動)してみることにした。

 手順に従ってリセットし、その後テレビのリモコンで『レコーダーホーム』ボタンを押すと、はい、めでたくホーム画面が表示された。ホーム画面の『放送中番組を視聴』を選ぶと、音声だけでなくちゃんと映像も映った。
 解決した。
 よかった。

  どこからやって来た?何かから脱落?
 この日も気温が上がり、雪解けがどんどん進んだ。
 物置の前もだいぶ地面(に敷いたレンガ)が見えてきた。
 と、そこにこんなものが。

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 冬の間ずっと雪の下になっていたようだ。
 ワッシャーのようだが、いったい何の部品だろう。どこからか外れたのだろうか?それだったらよろしくないことではないか!

 写真を撮ってグーグルレンズで検索してみると、やっぱりワッシャー。そりゃそうだ、どうみてもドーナツには見えない。

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 "マツダ" という文字を見て、こういうワッシャーはマツダに限らずいろんな車に使われていて、もしかするとウチの車のどこからか脱落したんじゃないだろうな、と不安になる。
 でも、物置の前まで車は入っていけないし。
 いったいどこからやって来た、何の部品だろう。
 謎は深まるばかりだ。

 そうそう、外れて行方不明だった、自転車のタイヤのバルブキャップも雪の下から出てきた。
 これはうれしい発見だった。

 この日の『在宅ワークランチ』は、またこの組み合わせ、つまり「菊水」の麺とスープでしょうゆラーメン。
 いつもと変わらぬおいしさだった。

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♪ 今日の一曲 ♪
 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の「雪どけの水流(Wasserflut)」。
 歌曲集「冬の旅(Winterreise)」Op.89,D.911(全24曲。1827)の第6曲で、「あふれる涙」や「水の流れ」と訳されることもある。

Schubert Winter



年金の受給手続きを無事終えた祝い飯はびっくりドンキーのTO

  初の吉野家江別店訪問
 こないだの日曜日は、妻と札幌市内に住む長男一家のアパートを訪ねた。
 お孫ちゃん(弟)の1歳の誕生日が近く、また、保育園への入園も来月に迫ってきたので、誕生日プレゼントと8枚のよだれ掛け―これだけあれば親が忙しくて洗濯が平日にできなくても一週間はやりくりすることができる―を届けるのが目的だ。

 まずは昨年江別にオープンした「吉野家」に初めて行って、テイクアウトする昼食を購入。ゆっくり選べるよう、ドライブスルーではなく店内で注文。
 「牛丼(並)」と「牛魯珈(ぎゅうろか)カレー」をそれぞれ2つ、お孫ちゃん(兄)には「ミニ牛丼セット」を買った(写真は吉野家の HP から転載)。

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202503YoshinoyaGyuudon

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 私は牛魯珈カレーを食べたが、けっこうスパイシーで悲しくなんかないのに目にうっすらと涙がにじんだ。

 今回はマイカー「インプレッサ」で行き来したのだが、運転しているとあらためて道路の凹凹(ボコボコ)状態の深刻さを感じる。こりゃあパンクしかねないってほどの深い穴もある。
 なお、インプレッサの走りは快適。この時季、雪解け水の水しぶきであっというまに激しく汚れてしまうのが悲しい。

 この日の夕食、私が作り手。
 トンカツ用の豚肉があったので、シンプルに「S&B にんにく岩塩」でポークソテー。
 この「にんにく岩塩」、とてもおいしいのだが、いまだに江別のスーパーでは見かけない。江別のスーパーの従業員にはドラキュラの末裔がたくさんいるのだろうか?と思ってし……まわない。だって、ガーリックパウダーは売ってるから。
 そう。ガーリックパウダーと塩を振りかければ同じようなものなのだろうが、果たしてそれで「にんにく岩塩」同様の『ガツンと旨い!』ってことになるかどうか……

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  年金請求手続き、問題なく終了
 新たな週のスタートとなった10日。
 この日の午前中は年金請求の手続きの予約をしていたので(20日ほど前にインターネットで予約した)、時計台ビルの中に入っている「街角の年金相談センター札幌駅前」に出向いた。札幌駅前というよりは大通りに近いんだけど……
 「街角の年金相談センター」の年金事務所との違いは、センターの方は全国社会保険労務士連合会が運営しているんだそうだ。年金の相談や請求手続きはどちらでも行なうことができる。

 時計台ビルっていうくらいだから、時計台に近い。というか、隣。

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 予約時刻の5分間くらい前に行ったのだが、すぐに手続きが始められた。私を担当してくれたのは年配の男性。私への最低限の質問以外、物静かに黙々と作業を進めるが、嫌な感じはしない。よかった、威圧的な人だったりしないで。

 私が書いた書類の不備もなかったおかげか、内容チェック、(担当した男性による)データ入力、そして最後の諸々の説明まで約30分で終了した。

 人生の節目となる手続きを無事終えたので記念に、時計台ビルの1階ロビーから「びっくりドンキー札幌駅前通店」に電話をし、テイクアウトの注文をした。レギュラーハンバーグの S(旧呼称150g)とライスとファンシー(レジ袋)である。
 相手が電話に出るまでは L(旧呼称300g)を頼むつもりだったのだが、いざ注文しようとすると300g を食べておなかを壊している自分の姿が目の前に浮かんだので、一瞬にして半減を決意したのだった。

 ドンキーのハンバーグも(かつてのレギュラーバーグディッシュの価格のイメージからすると)高くなったものだ。レギュラーハンバーグ S が740円。ライス(ふつう盛り)が250円。ファンシーは1円。合計991円。それでも、まだ1,000円を切っているのは良心的か?

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 あー、おいしかった。
 で、やっぱり年金受給者年齢の私には S が適量だった。

 ところで3月分から私に支給される「特別支給の老齢厚生年金」だが、65歳になるまでは在職中なので支給額の一部が停止されることになる(在職老齢年金という)。一部が支給停止といっても、私の試算では支給額は半分以下になる。ふぅ~。がんばって働いても、働いただけ減額されるって、ワケわかんない。
 さらに、高年齢雇用継続給付もあるので、その分も減額されるのである。
  
♪ 今日の一曲 ♪
 高階哲夫(Takashina,Tetsuo 1896-45 富山)の「時計台の鐘」(1923)。
 詞も高階による。

SamejimaNihon



頭文字の語呂合わせを覚える方が大変そうな子どもの防犯標語

  空白の午前中の2つの記憶
 なんだかよくわからないうちに問題が解決してしまった―こういうのがいちばんタチが悪いんだけど―土曜日の朝(この記事の文末に書いたように、この話には後日談がある)。
 とにかく、テレビとブルーレイレコーダーが復縁してくれたことにほっとしてしまったのか、この日の午前中、自分が何をして過ごしたのかよく覚えていない。でも、きっといまと同じようにパソコンに向かってブログ記事を書いていたと思う。それにしても、最近さらにキーの誤打が多くてイライラする。その解消のためにもっとカルシウムをとらなければ(って、そっちかい!)。

 でも、ポツンポツンと2つの出来事は覚えている。

 1つはネットで観た新聞記事で『スマタで訓練』という見出しがあったこと。
 なに?ナニ?何?
 素股で何の訓練をするの?
 ねえ?ネエ?姉?
 訓練中、間違って入っちゃったらどうするの?
 ワタシ、思わず頬を赤らめてしまったんです……と思ったら、ちゃんと読みましょうね。『サスマタで訓練 不審者対応で』だった。
 やれやれ。困ったジジイだ、私は。

 もう1つは、江別市から LINE で「声かけ事案の発生」というトークが届いたこと。

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 で、防犯標語の「いかのおすし」って、私は初めて聞いたけど、これって『いか』はあれで、『の』はあの意味で……って覚える方がたいへんじゃないかって思った(2004年に警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課が作った標語だそう)。
 いや、この不審な男と同じ60から70歳くらいの年齢の私の記憶力が悲惨なだけで、子どもならすぐに覚えるのかもしれないけど。実際、あるサイトには "子どもが簡単に思い出せるような形で構成されている" と書かれていた。後期中年者の後半に位置する私には、全然簡単に思い出せそうにない。
 私ならこの語呂合わせを覚えられないどころか、「えっと、あの『えびのおすし』って標語だけど」なんて、そこから間違ってしまいそうだ。
 まったくもって、アホなジジイだ、私は。

20240105Triton2

 あっ、この声かけ男。絶対に私ではないことをここに高らかに宣言する。

  私にはダブルは無理。トリプルは絶対無理
 そうこうしてるうちに(←上に書いたように何をしていたか定かでないが)、昼になった。
 この日は「ホンコンやきそば」、小ライス付きにした。

20250308HongKong1

20250308HongKong2

 一応、お野菜をお食べにならなきゃだめだわいとばかりにブロッコリーと、プロテインも大切だからと玉子焼きと、発酵食品は体に良いので漬物も食べた。っていうか、食事に気を遣っているというよりは、姑息な自己満足的逃避だ。

 ホンコンやきそばを昼に食べたという報告を、ブログより一足先にインスタグラムで公表すると、フォロワーさんの一人が「無性に食べたくなるときは ×2の大人食いをします」とコメントをくれ、さらに「×3はさすがに苦しかった」とのコメントもくれた。
 私は、小ライスは付けているものの、ホンコンやきそば ×2のダブルラーメン的事態を乗り切るのは、きっと無理だと思う。ましてや、×3は胃炎になること間違いなしだ。いや、それ以前に完食できない。

 この日の夜は、私が料理当番を買ってでた。
 って、鍋物の具材があると言われたので、じゃあ私が作るっていうだけの話で、威勢が良いわけでも積極果敢なわけでもない。

 豚肉とニラをしばし見つめること1分。
 よし、今日はみそ味の鍋にしようと決めた。

 味噌だけで味つけすると味噌の量が多くなってくどくなるし、味噌汁の変奏曲みたいな味になりかねないので(どんな味だ?)、だしパックでだしを取り、さらにそれにミツカンの白だしを入れてうすく味つけ。
 そこに豚肉を入れて煮込み、アクを取り、風味づけ程度に味噌を入れて味を調えた。残りの具材を投入し、仕上げにおろししょうがを入れて完成。
 (なぜか)いつもよりちょっぴり奥行きのある味に仕上がり、妻からも「おいしい」との評価を得た。

20250308Misonabe

 少しづつではあるが、進化している64歳だ、私は。

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♪ 今日の一曲 ♪
 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750)の「ゴルトベルク変奏曲(Goldberg-Variationen)」ト長調BWV.988(1741/42)。

BachGoldberg



ブラビアリンクの怪と、電源 OFF なのに録画した番組が再生できる謎

  命名「すたみなそば」
 先週の木曜日は、朝起きると10センチくらい新たに雪が積もっていた。
 この日は在宅勤務の日だったのであわてることはなかったのだが、それでも早々と家の前の雪かきをした。これまでも報告しているように、『掻いた』雪は空き地に運ばず庭に投げ込んでいるので、積み上がった雪山の上に放り投げる力はいるが、雪かき時間は大幅に短くて済んでいる。

 この日の昼は「ヱベツ百貨店」で買った「蝦夷開拓そば」を茹でて、玉子とじ力わかめたぬきそばを作って食べた。仰々しい名前だが、何のことはない。玉子とじそばに、焼き餅、ワカメ、揚げ玉(商品名は「あげだま」)もトッピングしちゃっただけだ。

20250306Chikarasoba

 「長寿庵」の「すたみなそば」には全然かなわないが(食べログを見ると、現在は1,500円のようだ)、「MUUSAN 監修家庭版すたみなそば」と呼んでもマルナカ様は許してくださるだろう。
 あまり品が良い感じがしない見た目だが、でもおいしかった。

  治療を無事終え、昼はチャーハン弁当
 7日・金曜日は、朝、数センチの新たな積雪。
 5時少し前に軽く雪かき。

 午前中に歯科医院へ。

 本当は1月に顔を出せというお誘いを受けていたのだが、なんだかんだしているうちにカップうどんと間違えて5分間放置してしまったカップヌードルのように延び延びになり、せめて1カ月遅れの2月には行ってわずかばかりでも誠意を見せようと思い、予約するために2月20日に電話したら、もう2月中はお互いの思惑が一致する日時に空きはなく、結局3月になってしまった。

 今回も、まだ朝起きると唾液に血が混じることがあるという状態が不評継続中なこと以外は、特に問題なし。「入れ歯は着けたときにきつくないに越したことはないのですが、いまの状態で緩いということはありませんか?」と医師が聞くので、「力そばの餅を食べてもまったく平気です」と私は周囲の笑いを誘ってあげた(といっても、笑ったのは医師で、もう一人そばにいた衛生士さんの反応は確認できなかった。少なくとも笑い声は聞こえなかった)。
 この日も歯科衛生士さんがこまめに「楽にしてください」と言ってくれたおかげで、頻繁に口を閉じて唾液を飲み込むことができたのでまったくもってオエッとなるようなことはなく(もちろんバキュームしてくれているが、それでも徐々に唾液や水がたまってきて苦しくなるのだ)、一切嫌な思いをすることなく治療終了。

 この日はいつもよりも予約時間が遅めで、治療が終わり会計を済ませたら11:30。
 ということは、もうあの界隈の店の前にも弁当が並んでいるだろうと、久しぶり北農ビルの地下に弁当を買いに行こうかなとも思ったが、わざわざそっちまで行ったのに食べたくなる弁当が見当たらなかったら無駄足になるので、確実性の高い東急百貨店の地下にやはりわざわざ行き、「点心札幌」の店舗の一つである「翠心」で「炒飯中華弁当」を買った(東急には同じく点心札幌の「包の家」という店もある)。この弁当には、青椒肉絲(チンジャオロースー)だったり酢豚だったりとメインのおかずが異なる何種類かがあった。私はなんとなくこれを買った。

20250307Suishin1

 食べてみて初めて鶏肉のオイスターソース炒め的な料理であることがわかった。が、私のチョイスに間違いはなかった。ちゃんとおいしかった。

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 ところで ESTA が営業していたときには、ここここでしばしば弁当を買っていた「点心札幌」。実はマツオのグループ会社だということを最近知った。もともとは1978年に五番館西武の地下食品売場でシュウマイや肉まんを売っていたという。

202503TenshinsapporoHP

 私もなんとなくその売り場の記憶があるようなないような(ときどき五番館の地下に昼食の弁当を買いに行ったものだ)。もしかして西友西野店にも入っていた?ガラス張りのなかで湯気立ちあがっていた、そんな記憶もあるようなないような。
 そして2014年12月に松尾ジンギスカンの「マツオ」の一員になったのだそうだ。

  何もしていないのに突然縁が切れた
 さて、この日家に帰ると、妻が「急にテレビのリモコンの『レコーダーホーム』ボタンを押しても反応しなくなった」と私に訴えてきた。

20250308BRAVIA1

 とりあえずタイツを脱ぎ、その前にズボンを脱ぎ、ワイシャツも脱ぎ、いわゆる『私服』に着替え、『レコーダーホーム』ボタンを押すと、テレビ本体下部中央の LED は点灯するが、本来なら入力が切り替わって画面がブルーレイレコーダーのメニュー画面になるはずが、テレビ画面のまま。
 サポートページで調べると、『ブラビアリンク』していたレコーダーの認識が変わってしまった場合は設定し直すよう説明があったので、その手順通りにやってみた。

202503BRAVIA_RECORDERHOME

 やってみたが、『つないだ機器の HDMI 機器制御を有効にしますか』の画面で『有効』→決定とリモコンボタンを押しても、『機器が見当たらない』というつれないメッセージが。これは危機だ。

 何度やっても、いろいろやっても、有効にならない。こちらが技をかけても、相手選手から金をもらってえこひいきしてこちらの攻撃を認めてくれない柔道の審判員のようだ。

 とりあえずおなかもすいたし、ハイボールで喉を潤さないと脱水状態になりかねないし、夜分電話してもなんだから、明日また取りかかることにした。
 なお、これが直らないからといって、録画したものが見られないわけではない。ひと手間かかるが、テレビの入力切替をして、レコーダーの電源を入れて、ふつうに操作すればよい話なのだ。

 翌朝。
 土曜日なのになぜかけっこう早い時間に目が覚めた。目が覚めた瞬間に忘れてしまったが、きっとテレビとレコーダーが手をつないでいる夢を見ていて、はっと目が覚めたに違いない。
 外を見ると10センチくらいの新たな積雪(江別の土木事務所での観測では23センチ)。
 土曜の朝なので、あまり早くからガサゴソと音をたてては悪いと思いー雪の下は一度融けてまた凍っているので雪かきをするとうるさいのだー7時過ぎに軽いとは言い切れないくらいの雪かき。

 家に入り、気になって食事も喉に通らないので、しつこく「ブラビアリンク」の設定に挑戦。
 しかし、相変わらず『機器が見当たらない』』というつれない反応。
 この世に二人だけの世界の相思相愛の関係ようになんの障害も不都合もなく、ケーブルをつなぐだけで当たり前のように結ばれなければならないはずだ。だって、テレビは『BRAVIA』で、レコーダーはこれが最適とケーズデンキでおすすめされた SONY のブルーレイレコーダーなのだ。なのに、なぜこうなってしまうのだ?
 サポートページにも「機器が見当たらないとつれなくされた場合は」というQ&Aは見当たらない。

  何もしていないのに急に復縁した
 そのとき、ふとリモコンの「レコーダーホーム」ボタンの横に「録画リスト」ボタンというのがあるのを初認識。

 これを押してみると、あ~ら不思議。テレビに録画リストが表示された。でも、レコーダーの存在を認識していないはずだ。あるいは「ブラビアリンク」ではない『ふつう』のレコーダーとして反応してるのか?いや、そんなばかな。
 と、さらにレコーダーの電源ランプが消灯したままで、表示ディスプレイも暗黒星雲のように暗いままなことに気づいた。つまりレコーダーの電源が入っていない。

 テレビのリモコンでリストの中から適当に番組を選び再生してみると、あら、再生できるではないか!レコーダーの電源は OFF のままなのに。

20250308BRAVIA2

 不思議だ。まるで狐につままれたようだ。
 これらの録画はレコーダー以外のどこか秘密の場所に保管されているとでもいうのか?

 試しに早送りしてみる。
 するとレコーダーからカタカタというかすかな音が。

 ということは、やはりこの録画はレコーダーから再生されているということだ。
 じゃあ、なぜレコーダーの電源ランプもディスプレイの表示も点灯しないのだろう?
 テレビのリモコンの「録画リスト」ボタンから録画リストを表示させ、再生する場合には、レコーダーは見かけ上 OFF のふりをするという仕様なのだろうか?そうとしか考えられない。

 そんな怪奇現象を経験したあと、もう一度しつこい男のように「ブラビアリンク」の設定を試みる。
 いや、試みるというか、その途中の過程で何事もなかったかのように「ブラビアリンク」の相手先としてブルーレイレコーダーの機種型番が表示された。ということは、『有効な機器が見当たった』のだ。自然に。
 いままで再三にわたり『有効にする』で『決定ボタン』を押しても、『種類』のところは空欄で「機器が見当たらない」ととぼけていたせいに、突如認識し、そのレコーダー名が表示されたのだ。

20250308BRAVIA4

 もしかすると『録画リスト』ボタンを押して録画したものを再生したので、「おっと、うっかりしてた」とブラビアがリンクしていないことに気づいたのだろうか?
 なぞは深まるばかりだが、事務仕事しかできない嘱託社員の私が複雑な物理学について考えたところで、何かわかるわけがない。

 間違いなく言えることは、前の晩に SONY に問い合わせなくてよかったということだ。

 「にほんブログ村」のときはすぐさま問い合わせたが、その回答が理解できず茫然とし放置せざるを得なかったが、自然と問題は解決した
 
 また、すぐさま不調をブログで報告した「BookLive」アプリのインストールができない件
 これは、(その後試していないが)未解決なままだ。

 つまり、「あわてない、あわてない」が功を奏することもあるってことだ。今回も結果的にそれに近い形で解決した。

 とにかく、解決するかダメかはともかく、なんでも焦ってすぐさま騒ぎ立てたり思い悩んだりするのはあまり賢いやり方ではないようだということに気づき始めた今日この頃の私である。 

 ※ このテレビとレコーダーの話は、後日談がある。それについては、こちらを
 
♪ 今日の一曲 ♪
 シェーンベルク(Arnold Schoenberg 1874-1951 オーストリア→アメリカ)の「急転(Peripetie)」。
 「5つの管弦楽曲(5 Orchesterstucke)」Op.16(1909/改訂'22,'49)の第4曲。

SchoenbergNAXOS


   タワレコ(広告) シェーンベルク: 5つの管弦楽曲、チェロ協奏曲、ブラームス: ピアノ四重奏曲



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