新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2025/03

突然地図が消えてしまったのはたまたま機嫌が悪かっただけ?

  なんで消えてるの?
 先日のこと。
 ウチの車(インプレッサ)を運転中、カーナビ(carrozzeria のスバル向け純正製品)の画面が真っ暗なのに気づいた。
 いや、エンジンをかけたときは間違いなくふつうに表示されていた。
 それが、走っているうちにいつのまにやら真っ黒けのけ。

20250322CarNavi

 でも、表示されないのは地図だけ。

 画面内の左側や下側のメニューは表示されているし、画面下のメニューボタンを押すと各メニューが、AV ボタンを押すと AV メニューが表示される。いまも FM ラジオはふつうに聞こえている(画面右上の緑色の像は、単にスマホが写り込んでいるに過ぎない)。

 コンビニに寄り、駐車場で画面の明るさの設定が狂っていないか確かめてみるが、問題なし。そりゃそうだ、地図以外の画面はふつうに表示されているのだから。テレビもちゃんと映る。
 試しに目的地に自宅を選んでみる。と、反応しない。急に地理が苦手になって、芸能活動に力を入れるようになったのだろうか?

 やれやれ、SUBARU に問い合わせなきゃ、そしてこれじゃ車を持ち込まなきゃならないんだろうな。
 気分が軽やかでなくなる……

 とりあえず給油しなきゃ。
 で、ホクレンのガソリンスタンドに寄る。
 軽やかになりたいからといって、間違って軽油を入れてしまわないよう気をつける。

 給油を終え、エンジンをかける。
 と、カーナビの画面には『SUBARU』というかっこいいオープニング画面が表示され、そのあと地図(現在地)が現われた。

 やれやれ。
 エンジンを一度切ったことによって再起動したおかげで直ったみたいだ。ということは、たまたま一時的にお調子が悪くなっただけってことか?
 でも、いったい何だったんだろう?

 なお、ウチの車のカーナビ(カロッツェリア)は、以下の方法でリセットできるということだ。

202503carrozzeria1

 そしてその後、いまのところ『真っ黒け現象』は再発していない。いや、もうおかしくならないことを願ってやまない。

  さあ、新年度、新学期の始まり、はじまり
 さて、3月も今日で終わりだ(本日大安!)。
 明日からは4月。
 いろいろな希望に満ちた新しい年度の始まり。

 長男と長男の妻は、人事異動でそれぞれ新しい部署で勤務することに。
 お孫ちゃん(弟)も、4月からお兄ちゃんと同じ保育園に通い始める。
 東京で働いていた次男は転職し、別の地で新たな仕事をスタートさせる。
 妻は思い切ってバイトからパートに雇用形態を変えてもらった。というのも、そうすると職場の健康保険に加入でき、来年私が今の会社を退職したあとも、国保に入らず自分の社保に加入した状態でいられるからだ。出勤する日数が少し増えて体に負担がかかるかもしれないが……(収入は少し上がる程度)。
 そして私は、サラリーマン生活最後の年度。『特別支給の老齢厚生年金』が支給され始める
 
 私の周りでいろいろな変化が起こっている、今年の春である。

 それと、春になったので、これ早く直した方がいいと思う。危ないから。

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 こういう窪みに突っ込んで行って転倒しけがをする、フラフラ運転の老人自転車がいそうだもの。

♪ 今日の一曲 ♪
 
ドビュッシー(Claude-Achille Debussy 1862-1918 フランス)の交響組曲「(Printemps)」(1886-87)。
 ビュッセル(ビュセール)編による管弦楽版(1913)の演奏を。

DebussyRavelBoulez

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ドビュッシー: 牧神の午後への前奏曲、管弦楽のための映像、交響組曲「春」 ブーレーズ/クリーヴランドo <タワーレコード限定>


むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第328回定期演奏会(1)

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  この前の月に山田一雄が亡くなった
 札響が創立されたのが1961年9月。
 
 そして、1991年の9月の創立30周年の定期演奏会にはP.シュヴァルツが登場。

 私が札響の定期演奏会に通い始めたころの常任指揮者がシュヴァルツ。
 その姿を見られるのは1975年の送別演奏会以来。そして生でブルックナーの8番が聴けるとあって、もちろん私も足を運んだ。

 しかし、上のリンク記事に書いているように、どこかもの足りなさが残る演奏だった。

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 創立30周年ということで、この日は今日ここに載せた通常のパンフレットのほかに、『札響30周年全演奏曲目』と『札幌交響楽団30周年を迎えて』という2つの冊子も配られた。
 この2冊についても、何回かに分けてご紹介する予定である。

 それにしても、20ページの記載が "シュバルツ" なのが気になる。

♪ 今日の一曲 ♪
 この記事を書きながら、ブルックナー(Anton Bruckner 1824-96 オーストリア)の交響曲第8番ハ短調WAB.108(1884-87/改訂'89-90)を、インバル/フランクフルト放送響の演奏で聴いた。

 1884-87年の第1稿に基づくノヴァーク版第1稿による演奏。最初にこの楽譜の演奏を聴いたときには、第1楽章の終わりにファンファーレが吹かれて、おったまげたものだ。

Bruckner8In


あそこでの最後の計測値は、前回より物価並みにアップして535

  きっかけは高尿酸値
 昨日が最後だったはずだ。

 私が長い間(最初にかかったのは人間ドックで血中尿酸値がひっかかり、薬を出してもらうようになったときだ。人間ドックは30歳から健康保険組合の補助付きで受診できるので、つまりは34年前からってことになる)通っていたクリニックが、昨日の診療をもって閉院となったのだ。

 私のここでの最後の受診は、先々週のこと。
 朝イチで行き、採血。

 看護師さんが「MUUSAN は今日で最後ですね」というので、「はい、これまでたいへんお世話になりました」と言ったが、さすが看護師さん、「いえいえ」と答える声の感じはドライ。感傷めいたものはない。さすが医療従事者、キレがある。

 この日は、弁菜亭ワゴンで先に弁当を買ってから病院に立ち寄ろうかと思ったが、弁当をぶら下げて病院に行くほど昼飯調達に命をかけるのもどうかと思い、弁当を持参しないで病院に行った(って、前にはそんなことをしてしまったけど)。

 そして採血後、会社へ向かう途中にあるローソンで弁当を買った。
 LAWSON の弁当を買うのは久しぶりだが、この日は奇をてらわずに「おにぎり弁当」を買った(497円)。「おにぎり弁当」とはいっても、この商品自体は初めて目にするものだった。

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 おかずもいろいろ入っているし、少なさそうに見えて、ご飯の量もまあまあある(とはいえ、これだけでは足りないが)。そして何より、ご飯そのものがおいしかった。

 午後に検査結果を聞きに再びクリニックへ。

 中性脂肪の値以外は問題なし。
 中性脂肪は前回より55%増(前々日の昼は、L でなく S にしたというのに……)。

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 この日が最後だからか、再び高値になった中性脂肪についても、医者からは特に言及なし。
 診察が終わり、胸を露わにするため上までたくし上げたワイシャツの裾をズボンに入れながら―変なことをされたのではなく、聴診器を当てるためだ―「これまでたいへんお世話になりました」と言ったが、朝の看護師と同じで「いえいえ」とつれない返事。まあ、そりゃそうだ。
 医師にとっても看護師にとっても、いちいち個々の患者たちとの思い出に浸るなんてありえない(そもそも思い出なんてないだろうし)。Dr.コトーの世界じゃないんだから。
 それに、私は今日で最後だが、まだ閉院まで2週間ほどあるのだし。

 次にかかる予定の病院の医師宛の手紙を作ってくれていた。
 ふ~ん、『御机下』って書くものなのね。

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 最後に受付・会計のお嬢さん2人に「これまでありがとうございました」とあいさつ。
 「こちらこそ。お大事に」と、ここで初めて感情のこもった言葉が返ってきた。

 調剤薬局に行く。
 ここは半年ごとくらいに薬剤師とスタッフの入れ替え(転勤)がある。
 なので、私も薬を処方してもらい、帰りに「ありがとうございました」と、いつもどおり『この日のお礼』のあいさつをした。
 転勤があるってことは、この薬局は全道的に調剤薬局を展開しているのだ。
 その店舗一覧が載っているパンフレットを、領収書と一緒に手渡された。
 さすが、ちゃっかり、いや、しっかりしている。

 江別にも何店かあるようなので、私も利用することになるかもしれない。

♪ 今日の一曲 ♪
 ステンハンマル(Wilhelm Stenhammar 1871-1927 スウェーデン)の「2つの感傷的ロマンス(2 Sentimentala romanser)」Op.28(1910)。
 独奏ヴァイオリンとオーケストラのための作品。

StenhammarJarvi

   タワレコ(広告) ステンハンマル: 交響曲第1番、第2番、セレナーデ Op.31、他


51年もの間、私は2つ目の音を1つ目の音より高く『鼻歌って』いたが…

  いまさら下げ方向にはフンフン歌えない?
 先日の記事で、「第九」(ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調Op.125)の第1楽章の最初の炸裂箇所のスコアを載せた。

 まるで霧の中から何かが迫って来るように徐々に盛り上がり、ついに『ダ ダーン』と ff で爆発的に第1主題が姿を現す箇所。
 その最初の2つの音(赤枠で囲んだ部分)の箇所の楽譜を、たぶん50年近くぶりで、その記事を書いたときに目にしたのだが、そのときに「私の耳は節穴だったのか?」というほど驚き、またその後もなんとも現実を受け入れがたいような気持ちが続いている状態だ。

BeethovenSym9Score2a

 というのも、『ダ ダーン』の最初の『ダ』の音よりも、次の『ダーン』の方の音が高いのはフルートだけということを知ったから。
 私は「第九」を初めて聴いたときから、ずっとここは

       ダーン
     ⤴
   ダ

と、オーケストラが放つ音の塊が最初の音より次の音の方が上がって聴こえていたからだ。そして、鼻歌でもそのように歌っていたのだ。中学生の時分から。
 ところが、フルート以外は、同じ音か、下がっていることにショックを受けたのだ(おや、コントラバスはオレンジ色の線を引かなきゃならなかったのに間違った)。

BeethovenSym9Score2b

 みなさんは、2つ目の音の方が上がっているようには聴こえない?

 これを知ったあと、手許にあるいろいろな「第九」の演奏を聴いてみたが、どう自分をごまかそうとしても、私の耳には『ダ ダーン』としか聴こえない。

 それとも、上がるのはフルートだけでもそのように聴こえるのがベートーヴェンのオーケストレーションの匠の技なのか?

 私が持っている古本のようなにおいを放つスコアに間違いがあるのではないかと、ほとんど可能性がゼロではあるものの、疑いを持って紀伊國屋書店で全音楽譜出版社の zen-on スコアも見てみたが、やっぱりオントモのスコアと同じだった。

 でも、私は訴える。
 それでも2番目が高く聴こえる、と。

 さて、全然関係ないが、江別市内の某スーパーの駐車場横で、春の兆しを目にした。
 フキノトウだ。
 伸びてくると厄介極まりない雑草だが、この時季のこの姿は実に愛らしい。

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 また、わが家の庭のチオノドクサもつやつやの葉の姿を見せ始めている。

20250325Chionodoxa

♪ 今日の一曲 ♪

BeethovenSym9Zinman

BeethovenCompRattle

BeethovenKJarvi

BeethovenSymsMonteux

BeethovenSym9Suitner

Beethoven9Odaka

BeethovenSymSolti

Beethoven Kegel



初めての B、二度目の芋づる。でも、買ったあとメンチが恋しくなる

  芋づるは体に良いそうだけど……
 先週の金曜日。
 朝の通勤で私が利用している『マイ列車』の134M は721系車両だった。
 クロスシートなので乗っていても快適(シートに座れている場合に限ることだが)。
 けど、窓の不透明さはまったくもっていただけない。
 まるで、窓の外は大荒れの天気のように見えるが、そうではない。窓のせいなのだ。

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 札幌駅に着き、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンへ。
 肉系おかずの「日替り弁当 A」は、何だったかすでにもうよく覚えていないが、チキンライスとかなんとか書いてあった。一方、魚系おかずの「日替り弁当 B」は「山菜ご飯」と書いてあった。
 なんとなく「山菜ご飯」を買ってしまった。ラベルで実体は見えなかったのだけれど、私、炊き込みごはん系が好きだから。

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 私が「日替り弁当」の「B」を買うのは初めてだ。
 結論からいえば、山菜ご飯は悪くなかったが、でも白ご飯だけでいいから、ザンギ―ご存知のように私は、ことザンギに関して言えば、弁菜亭のものはお好みではない―ではなく、好きなメンチが入っていて、赤いウインナーや玉子焼きや焼売まで入っている定番の「幕の内弁当」にすれば良かったと、悔いた。

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 この日の『山菜ご飯』の山菜も『芋づる』だった。

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 前回『芋づるご飯』を食べたのは冬の始まりのころだった。
 今回『芋づるご飯』を口にした日は春分の日の翌日。もう暦の上では春だ。
 だから何だって話だが、つまり私の場合、芋づるで冬が始まり、芋づるで冬に終わりを告げたってことだ。

 土曜日から日曜日にかけては、長男一家が来宅。
 私はお孫ちゃんたちと戯れることができた。
 でも心地よい疲れが残ることを想定し、月曜日は『計画有休』を実施した。冬場のJR北海道の『計画運休』を参考にしたのだが、これは正解だった。抱っこをせがんでくるお孫ちゃん(弟)の希望を満たしてあげたために、腰も腕もバリバリになったからだ。休んでよかった。

♪ 今日の一曲 ♪
 J.ラビツキー(Jopseph Labitzky 1802-81 チェコ)のギャロップ「ツルニチソウ(Immergrun)」Op.65。

 なお、ツルニチソウ(ツルニチニチソウ)には有毒成分が含まれるので、食べてはいけない。噛んでもいけない。なめたらあかんぜよ。

Strauss Family2



冬期間の激務に感謝し、棚の上で『休眠』していただくことに

  けっこう変色するものなんですね
 『春分の日』だった先週の木曜日、私は春分の日らしい行ないをした。

 短パン、半そで T シャツで近所を散歩した、のではない。

 厳しい冬―といっても、今季の江別の冬は全般的に穏やかな方だったが―の間、一生懸命働いてくれたスノーダンプ(パワーカッタージャイアントキャリー)などを物置にしまったのである。

 ヤマザキが「春のパンまつり」を、FANZA 動画が「春のパンツまつり」を行なっているくらいだから、もうスノーダンプにお暇を与えてもよい時期が来たということだ。

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 一番上に重ねているのが、日常的に使っていた『パワーカッタージャイアントキャリー』。その下の同じ製品に比べ変色している。2シーズンにわたって冬の間紫外線にさらされてきたせいだろう。下のやつは予備で、まだ使ったことがない。新品同様ってものだ。

 その横のダンボール?
 ゴミである。

 手前のダンボール。
 よく見るとおわかりのとおり、雪解けとともに地面に挿されアブラムシ予防のために回転してもらう『カザグルマ』が入っている。

 片づけ作業のあとの昼食は、この日も家ラー。
 「菊水」の麺とスープでしょうゆラーメン。ワカメを多めにトッピング。

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  けっこう変心するものなんですね
 午後は、このごろの自分のブログに絡む話題から ↓ を聴いた。

 久しぶりに聴くインバル/フランクフルト放送響のマーラーの6番。「すごくいいじゃん!」と思った。表情が豊かというか……。ここではこんなにけなしているのに。ヒトの気持ちなんて、どう変わるかわからないものね。

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 この日の夕食は、妻から「冷蔵庫に入っている挽き肉を使って」というお題を与えられたので、初めてハンバーグ作りに挑戦した。

 ネットの Cookpad にアップされていたレシピを参考に、たまねぎをみじん切りにしてレンチンし、挽き肉とパン粉と卵を投入して、きれいに洗ったお手手でこね、扁平楕円形にし、焼いた。

 ちょいと焦げ目がついてしまったが、ジューシーなハンバーグが出来上がった。

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 さらに別なレシピを参考に、びっくりドンキーのハンバーグソース風のソースを作った。

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 けっこうドンキーの味に近いものができた。

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第6番イ短調悲劇的(Tragische)」(1903-05/改訂'06)。

Mahler06Inbal


その日導かれたのではなく、偶然にもセコマに行ってカツ丼を堪能

  あらためて思う。「これがコンビニのカツ丼?」
 昨日の記事で、あるお方が記事に寄せてくれたコメントについて書いたが、そのコメントには "北海道といえばセコマという記憶もあって時計台よりも印象深い" とも書かれていた。

 このコメントが寄せられたのは午前11:22だったが、なんたる偶然!
 実はこの日、とぉ~~~~~ってもセイコーマートの HOT CHEF のカツ丼が食べたい気分に襲われ、11時過ぎにセコマに行って買って来たのだった。私がカツ丼が入ったレジ袋を手から下げて帰宅したとき、「祝!歓迎!」とばかりこのコメントが入っていて、私を迎えてくれたのだった。

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 セコマのカツ丼を食べるのも久しぶりだ(ついつい豚丼を買ってしまう)。
 何でも値上がりしている昨今、お値段が上がってしまったのはしかたない。でも、このクオリティの高さとボリュームなら637円でも高いとは言えないだろう。

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 まずはカツの載った内蓋をはずす。ご飯もびっちり入っている。

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 このまま食べると、それは、はいそのとおり。カツとじ定食だ。
 横に滑らすように、慎重に『カツとじ』をご飯の上にオン。

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 よし。うまくできた。

 って、このカツの肉の厚さ!
 とてもコンビニのカツ丼とは思えない。さすがセコマ、やるねぇホットシェフ。

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 おいしくって、幸福なる満腹。
 ごちそうさまでした。

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 以上、64歳の嘱託社員が在宅勤務時にセコマのカツ丼を昼に食べた報告を終える。

♪ 今日の一曲 ♪
 R.シュトラウス(Richard Strauss 1864-1949 ドイツ)の「アルプス交響曲(Eine Alpensinfonie)」Op.64(1911-15)。

StraussAlpenSolti

   タワレコ(広告) R.シュトラウス:アルプス交響曲 シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲<限定盤> ショルティ/BRSO





2番ホームから電車に乗り込んだ私が車中で考えていたことは

  しょうゆ味、イケます
 3月18日の話の続き。

 134M 列車の到着番線はダイヤ改正前と同じ6番線。

 2月よりは混雑していない駅構内をさっそうと改札に向かって進み、そして西改札を抜けて札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンへ。
 この日の「日替り弁当 A」は「メンチと鶏そぼろ」という初めて目にするもの。

 しかし、私は買わなかった。かなり魅惑的だったが、ズボンのポケットの中の股間近くにある小銭入れを出すことはなかった。というのも、電車に乗っている最中に頭の中で想像をふくらませているうちに、欲望によってムクムクと大きくなってしまったからだ。チャーハンを食べたいという思いが。

 そのため、午前中にたいした用もないのに外出し、そのついでに―実はこれこそが本来の目的なのだが―東急百貨店に行って「点心札幌 翠心」で、また「炒飯中華弁当」を買おうと心に決めたのだった。
 だったら、冷やかしで弁菜亭ワゴンを覗きに行くなよって話だが。

 早々に用事を済ませ、水たまりに足を踏み入れないように気をつけながら「かに本家」前の交差点を渡りって宝くじ売り場には目もくれず東急の店内へ。

 ESTA があったころはしばしば利用した「点心札幌」の店舗だが、特に理由もないのになぜか東急百貨店の店は利用したことがほとんどなかった。
 しかし最近になって、「点心 札幌」が松尾ジンギスカンの「マツオ」のグループ会社だということを知り(ということは謎の中国人に牛耳られていないということだ)、にわかに「点心札幌」に親近感があらためてわいてきた。

 「炒飯中華弁当」はメインのおかずが違ういくつものバリエーションがあった。
 今日はキクラゲと卵の炒め物にしようかな、それとも回鍋肉(ホイコーロー)にしようかなと、『迷える小羊』ならぬ『迷える小爺』のように悩んでいたが(『ように』じゃなくて、そのものだ)、ふと(ってことはないが)「炒飯中華弁当」の横に「麻婆弁当(四川風)」というのがあるのを発見。これをお試ししちゃうことにした。
 価格はこちらの方が43円安い。

 「今日はこれ!」と、「炒飯中華弁当」と同じくメインのおかずが違ういくつものバリエーションがあるなかから、回鍋肉のものを買った。

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 「麻婆弁当(四川風)」が「炒飯中華弁当」と大きく異なる点は、もちろん麻婆豆腐が入っているからだが、そのほか焼売とエビチリが入っていない代わりに肉団子とやきそばが入っている。
 メインのおかず(回鍋肉)と炒飯の量は「炒飯中華弁当」より少なめだが、おかずとして麻婆豆腐(こちらの弁当ではこれがメインのおかずとなる)が、そして主食として焼きそばも入っているのでボリューム的には同じ感じだ。

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 麻婆豆腐はそれなりに辛い。加齢とともに舌の味蕾が鈍感になっているはずなのに、でも辛い。辛いが旨い。ただ辛いだけではない。
 なお、マーボー豆腐の下にはチャーハンは隠れていない。

 焼きそばはしょうゆ味(しょうゆだけでないのは明らか。オイスターソースも使われているのだろうか?)。これがまた、あっさりしていながらも実においしい。しつこくなくて飽きがこない私の好きな味。
 ほんのかすかに反省したのは、焼きそばにキャベツが入っているから、おかずは回鍋肉じゃないものにすれば良かったかなってこと。まっ、ちっぽけなことだが。いや、少しおさまってきたとはいえ高騰しているキャベツが食べられることに感謝だ。

 この日の夕食のメインも私が調理を担当した。
 グリル(魚焼きコーナー)で鶏の手羽中を焼いた。
 塩・コショー、または「にんにく岩塩」で食べるわけだから、調理ってほどのものじゃないんだけど。

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 あまりおいしく見えないって?
 いや、ちゃんと手羽中の味はした。

♪ 今日の一曲 ♪
 先日のブログ記事にコメントを寄せてくれたあるお方が、北海道は好きだけどシベリウスは苦手と書いていて、じゃあ自分はどうなんだろうとあらためて振り返ってみると、交響曲の第1番と第2番、ヴァイオリン協奏曲は好きでたまに聴く。交響曲第3番と第5番は年に1度か2度聴く。「カレリア」組曲はけっこう好きで、でも聴くのはたまぁに。「フィンランディア」はすっかり聴くことがなくなった。有名な「悲しきワルツ」とか「トゥオネラの白鳥」も聴くことはほとんどない。
 札響のサウンドはシベリウスの曲に合うが、それは札幌と北欧の気候が似ているせいだ、なんて言っていたわりには、私、シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)、そんなにいつもいつも聴いているわけではないことが判明してしまった。

 で、過去1回か2回しか聴いたことがない交響曲第6番ニ短調Op.104(1923)を聴いてみた。ブログでは一度取り上げただけで、自分がこの曲を好きだとも苦手だとも書いていない。
 今回聴いて、第1番や第2番よりもさらに透明感のある響きでそれこそ北国の空気の中で生まれたってサウンドだなと、わかってるような意味不明のような感想をもった。
 ハッカ飴を食べたときのような爽やかさがあるが、曲が終わったあとは、スッキリしたけどなんか終わっちゃったみたいね、みたいに私の心のなかからあっという間に曲に対する印象が昇華して消えてしまった。
 この曲とは私、お友だちになれない気がする。ま、記録によると初めて聴いたのが1989年のことで、それから36年。いまさら言うことでもないんだけど。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第327回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  このころパリには河野景子、NY には永麻理がいた(5ページ)
 この日の演奏会には私も行った。
 お目当てはドヴォルザークの交響曲第8番。
 好きな曲だが、意外と生で聴いたことが少ないので。

 このとき、指揮者のレナルトの名前を私がすでに知っていたかどうかは覚えていない(NAXOS に少なからず録音していたが、この時点でレナルトが指揮する CD を聴いたことがあったかどうかはわからない)。

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 で、永麻理は永六輔の娘で、河野景子は貴乃花の元妻だったわけ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の交響曲第8番ト長調Op.88,B.163(1889)。

 エリシュカ/札響の演奏で。

Dvorak8Sapporoso

   タワレコ(広告) ドヴォルザーク:交響曲第8番 エリシュカ/SSO


いままでどおりそっちへ行っても待ちぼうけを食わされるだけ

  いまではカップ麺もインスタントの袋麺もいろいろあるが
 3月15日、つまり一週間前の土曜日は、土曜日だったがゆえに JR を利用することはなかった。
 私は担担麺(担々麺)は人類の最大の発明の一つだと信じてやまないが、この日の昼は担担麺を食べた。カップ麺のだけど。でも、カップ麺のわりにこの担担麺、スープがなかなかおいしかった。飲み干しはしなかったが。

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 "since 2003" ってことは、私のブログ暦より長い。
 2003年って、転勤で大阪に行った年だ。
 初転勤で、初独り暮らしで、初道外居住。慣れるまでたいへんだった。精神的にも不安定だった。

 そのころもうカップ麺の担担麺があったんだ。
 担担麺好きの私だから目についたら絶対買っていたはずなんだけど、目についた覚えがないから、近くのスーパー(KOHYO(コーヨー)やいまは無きサカエ)やコンビニ(LAWSON やいまは無きam/pm)には置いてなかったのだろう。

  湯通し時間が足りなかったようで……
 翌日の日曜日。
 この日も日曜日だったがゆえに JR を利用することはなかった。

 昼は「菊水」の麺とスープを使ってしょうゆラーメンを作って食べた。

20250316Ramen

 初めて木耳(キクラゲ)をトッピングしてみたが、もう少し戻すのに時間をかけるべきだった。まだちょっと硬かった。
 余談だが、以前キクラゲはクラゲの一種だと思っていた知り合いがいた。
 名前が "クラゲ" だし食感もクラゲに似ているといえば似てる(だからこそ『キクラゲ』という名前なのだが)。けど、キノコである。

 夜のメインは私が調理を担当。豚肉の中華風炒め。
 何が中華風かっていうと、鶏がらスープで味つけしたから。考えてみれば、これにもキクラゲを使えばよかった。で、味はもうひと工夫望まれる仕上がりだった。

20250316Dine

  ホームにたたずむ一人の女性 
 17日の月曜日は、在宅勤務日だったがゆえに JR を利用することはなかった。

 そして、18日。
 それが行なわれて4日目で、ようやくそれを体験する日が私にやって来た。
 それとは、3月15日に行なわれたダイヤ改正である。

20250315JRkaisei

 江別駅に着き、駅舎のトイレ側のスペースで窓越しに1番ホームを通過する貨物列車(1083)を見届けたあと、トイレに行ってお小水を絞り出し、改札を抜けようとしたら、おや?いつも私と同じ列車(134M)に乗るために4番ホームの中間位置あたりで待っている見覚えのある人の姿が2番ホームに見えた。

 今日は1本早い列車に乗るんだな。
 私はそう思った。が、次の瞬間「ん?2番?」と、その不自然さに気づいた。
 というのも、1本早く出発する電車は1番ホームにやって来て、1番ホームから発車するからだ。

 もしや?
 私は一歩下がって頭上の案内表示板を確認した。
 『7:15 札幌行 6両編成 のりば2』

20250321EbetsuSTA

 ダイヤ改正で出発番線が4番から2番に変わったのだ。
 ありがとう。見覚えのある人。

 ということで、間違って4番ホームの最先端まで一心不乱に進むことなく、「ちゃんと知ってるもんね」みたいな態度で2番ホームに行き、電車を待った私。

20250318EbetsuSTA

 と、いた。
 知らないで、過去の状況を信じ込んだまま慣習を打破できずに2番ホームに立って、来もしない電車を待つ人が一人ポツンと。女性だ。

 通勤時間帯のこのホームに自分一人しかいないのに、「あれおかしいな」って思わないのだろうか?
 いや、ここに電車が来ると思いこんでいるから、周りなんて目に入らないのだろう。

 134M になる折り返しの回送列車が、4番ではなく2番の方向を目指して入ってきたのを見て、あわてて小走りで跨線橋の階段に向かっていた。

 でも、一歩間違えると私もああなっていたかもしれない。
 ありがとう。見覚えのある人。

 なお、帰りにいつも利用している札幌駅からの電車の出発番線も、9番ホームから10番ホームに変わっていた。
 ただ、今回のダイヤ改正では、自分が利用する電車の出発時刻に行きも帰りも変更がなかったのは、生活リズムがそのままで済むので助かった。

 この時刻表の広告、一見まるで『暴力団が出稿している広告』みたいだ。

20250315TimetableEbetsu

♪ 今日の一曲 ♪
 ケージ(John Cage 1912-92 アメリカ)の「HPSCHD」(1967-69) 
 大阪に住んで2カ月目ころに CD を見つけて買って聴いた曲。
 「うん。いまの私の心の中のよう」みたいに思いながら、聴いていた。

CageHPSCHD

 この CD どこで買ったんだろう?
 当時はまだタワレコ・オンラインは利用してなかったはず。
 出張で札幌に戻って来たときに買ったのか、それとも大阪マルビルの地下のタワレコで買ったのか……
 すっかり記憶から消失している。


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