新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2024/08

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第307回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  『ヂ』を目にする歓び
 第307回定期演奏会はまず生で聴くことができないリヒャルト・シュトラウスの「イタリアから」を楽しみに行った。いや、レスピーギもパガニーニも期待して行った。
 そのメインの「イタリアから」は、しかし、ここでも書いたように、曲としてはいま一つって感じのものだった。まあ、知らずに R.シュトラウスがパクってしまった「フニクリ・フニクラ」が出てくるところが聴きどころって感じだった。
 「フニクリ・フニクラ」のメロディーを知らない人はまずいないと思うが、一応申し上げておくと、「おにのパンツ」のメロディーであり、このところはモダ(旭川本社のガソリンスタンドなどを運営している会社)が普及を目指しているカード「モダカ」のコマーシャルで歌われているメロディーだ。

 このシリーズを書いていると、だんだん「ソーセーヂ」の文字を目にするとホッとするようになってきた(5ページ)。いかん、いかん。

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♪ 今日の一曲 ♪
 R.シュトラウス(Richard Strauss 1864-1949 ドイツ)の交響的幻想曲「イタリアより」Op.16(Sinfonische Fantasie 'Aus Italien'.1886)。

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タロウさんは7年前、53歳だった

  紙を敷き、沈没する前に素早く採り、周りに接触させずに入れる
 先週人間ドックを受けてきたことを報告した。
 結果が郵送されてきたら、聞きたくもないだろうが、また自慢げにお教えしたいと思う(悪くなくても悪くても)。

 ドックを無事に受け終わったということは、事前の採便もつつがなくできたということだ。
 便をこすりとって周りに付着しないように容器に戻すのは、けっこう緊張する作業だが、それが終わったら、結果はともかく便検査の7割は終了したようなものだ。そして検査会場まで、液漏れなどの悲惨な事故を起こさずに持ち込めたら、便検査の9割は終わったようなものだ。

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 説明書を読むと、この写真の便は『エイケンタロウ』氏のものだ。エイケン?どういう字を書くのだろう。便を採ったあと、私は流すのも忘れてしばし考え込んでしまった。『衛検』だろうか?まさか『英検』じゃあるまい。

 タロウさんが採便したのは2017年の2月14日。バレンタインデーの朝に気合を入れて採取したようだ。
 いまから7年前のことだが、もし17年が平成17年ということなら2005年、いまから19年前ってことになるネ。どうでもいいことだけど。

♪ 今日の一曲 ♪
 ペルト(Arvo Part 1935-  エストニア)の合唱曲「サラは90歳だった(Sarah was ninety years old)」(1976/改訂'90)。

Part (2)




重い腰を上げて覚悟して作業に取りかかったが、あっさりと断裂、終了

  炭素鋼タッグの威力
 木槌(手掛矢)の頭がパッカリと割れ、その後たくましそうなハンマーを買ったが酷暑のために先延ばしにしていた、プルーンの幹の『薪』化作業。残すはあと一本だったのだが、なかなかやる気が起きず、ようやく先週、あのクサビを取り出し幹(原木)と闘うことにした。

 ところが、覚悟したのにもかかわらず、作業はあっさりと終わってしまった。つまり、あの炭素鋼製の楔(クサビ)と炭素鋼製のハンマーの強力なタッグによって、原木(幹)は2つに裂け、それぞれがさらに2つに裂けられた。これで径(もしくは厚さ)10cm以内という江別市の「燃やせないゴミ」のお引き取り基準をクリアできた。

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 年をまたいでの懸案事項だった『原木薪化大作戦』が、これで完全に終了。心がすきっとした。

 話はまったく変わるが、先日の北海道新聞に詩人の新川和江が8月10日に95歳で亡くなったという記事が載っていた。
 この名前、記憶にある。
 と思って自分の所有 CD リストを調べたら、やっぱりあった。この人の詩を用いた曲が。
 そして、10数年ぶりに聴いてみた。
 なんか、ジーンときた。

♪ 今日の一曲 ♪
 外山雄三(Toyama,Yuzo 1931-2023 東京)「新川和江の詩による歌曲集(Songs by the Poetry of Kazue Shinkawa)」(1996)。

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お口をくちゅくちゅしペッとした瞬間、腰に100万V級の痛みが走った朝

  鏡の中の美しい顔が苦渋の表情に
 初めに断っておくが、タイトルで誤解していただかないようにしてほしい。今日の記事の内容は、家電量販店の「100満ボルト」とはまったく関係ない。

 昨日の朝。
 雨がザワザワと音を立てて降っており、なんとも陰湿な雰囲気だった。でも、私の心はちょっぴり優越感に浸っていた。「今日は在宅勤務。ラッキー!」と。イオン(AEON)やマックスバリュ(MAXVALU)じゃないが、なんとなくシンコペイテッド・クロックを口ずさんでしまった(毎時、o'clock のタイミングで店内に流れる。1時間ごとに聞かされる店員も気の毒だ)。

 朝ご飯を食べ(自家菜園で収穫したピーマン1個と、コープさっぽろの特売で買ったプリマの香薫2本を炒めたもの。北日本フードのキムチを入れた北海道はまなす食品の納豆(コープさっぽろの PB)、自家菜園産ミニトマト2個。片目の目玉焼き)、血圧と高尿酸血症と高脂血症と頻脈の薬を飲み、そのあとひげをそり、洗面台の前に立って鏡に映る美しい顔にしばしうっとりし、電動歯ブラシで2分間に及ぶ歯磨きをし、水を口に含み、ちょっと前かがみになってペッと水を出したその瞬間に、たまに猫のようになる背中とみずみずしい桃のように美しいお尻の間にドッカーンと雷が落ちたような激痛が走った。
 わかりやすく言えば、腰が砕けそうになった。つまりはちょっと前かがみになっただけで私は何の過ちも犯していないにもかかわらず、ぎっくり腰になったのだ。

 このことを X で嘆くと、やさしいフォロワーさんたちが温かいお言葉をかけてくれた。

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 ちょいと腰のあたりが怪しいかなっていうことはしばしばあるが、ぎっくり腰と認定されるような痛みはたぶん3年ぶりだ。
 幸い、歩いたり立ちあがったりするのがかなり困難というほどではない(それなりに困難)。きっと、ペッ、ギクッとしたあとの防御がよかったのだろう。どうしたのか覚えていないけど。
 早期回復をめざしたい。

  日も短くなるし早く行って早く帰ろう
 その前日は江別7:15発の 134M 列車に乗って通勤。江別始発の電車で(なので確実に座れる)、7:42に札幌駅に到着したあとは7:48発の快速エアポート28号になる。
 エアポートに乗り込もうと混雑しているホームに降り、階段を下って西改札を出ると、まだ準備万端ではなかったが、すでに8時オープンのはずの札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴン(臨時売店)が開店していた。すばらしい!
 見ると、この日の「日替り弁当A」は豚肉の西京焼き。私にとっては土日をはさんで西京焼きの連続。もちろんとってもうれしい。
 この弁当をぶら下げて会社に着くと、まだ8時ちょっと前。もちろん私が鍵開け。
 始業時間の9時までには一通りのことが片付く。このペース、なかなかよい。
 8:30~16:30のフレックス勤務をさらに前倒しし、この8:00~16:00のフレックス勤務を当面続けていこうと思う。

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 西京焼き?
 とってもおいしかった!

♪ 今日の一曲 ♪
 アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)の「シンコペイテッド・クロック(The syncopated clock)」(1945)。

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高齢者よ、働け、働け、それがおまえたちの仕事なのだ!

  働かざるを得ない現実だが、定義を変えるならていねいな論議を
 8月16日の北海道新聞に、こんな記事が載っていた。

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 これを読んで、もう『偽書』という説が定着してしまったものの、それでも説得力のある「ショスタコーヴィチの証言」(S.ヴォルコフ編、水野忠夫訳:中央公論社・1980年)の一節を思い出した。

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 ……いったい、あそこ(第5交響曲の終楽章)にどんな歓喜があるというのか。第5交響曲で扱われている主題は誰にも明白である、とわたしは思う。あれは『ボリス・ゴドゥノフ』の場面と同様、強制された歓喜なのだ。それは、鞭打たれ、「さあ、喜べ、喜べ、それがおまえたちの仕事だ」と命令されるのと同じだ。そして鞭打たれた者は立ちあがり、ふらつく足で行進をはじめ、「さあ、喜ぶぞ、喜ぶぞ、それがおれたちの仕事だ」という。……(265ページ)

 にしても、高齢者と定義する年齢を引き上げたんだから、もっと働けって、おかしな話だ。
 そして、そうすることによってこの新たな『社会保障の担い手』からさらに搾取するってことだ。
 新浪氏はまた勝手なことを言っている。あなたに「75歳でいい」なんて、国民の在り方に対して決めつける権利があるのか?

 記事にあるように、SNS での「悠々自適の老後は存在しない」っていう反応は、まったくそのとおりだし、じつはもうすでにそういう状態になっている。

 これだけ物価が上がり、多額の税金が引かれて-年金からも税金が引かれるとはどういう精神構造なのだ?この国は-いるいま、「すでに65歳になったからおうちでのんびり」なんてしてられない。そんなことして、年金では足りない分を貯金(退職金)から切り崩していったら、あっという間に蓄えはなくなる。
 だからアルバイトででも雇ってもらって少しでも稼がざるを得ない。

 「元気で意欲のある人」?。なにを言ってるんだ、内閣府幹部よ。意欲がどうこうじゃなく、働かざるを得ない優しくない国なのだ、ニッポンは。元気だけど、早めにぽっくり死んだ方がずっと幸せかもしれない。けど、ポックリ死ぬのもかなり難しい。

 「おまえたちはもう高齢者じゃないのだ。さあ、働け、働け、それがお前たちの仕事なのだ」。そして高齢者ではなくなった者は、震える手、痛い腰、おぼつかない足取りで職場に向かい、「さあ、働くぞ、働くぞ、これがおれたちの仕事だ」というのだ。

 やれやれ、ほぅら、「さくさくぱんだ」だって値上がりだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)の交響曲第5番ニ短調Op.47(1937)。

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これで応援価格なら、もう私、暮しがんばれないかも……

  自己満足的報道
 ほうら、言わんこっちゃない。
 暑いだの、雨が降っただの、ヨーヨー釣りをしただのと言っている間に、もう8月も最終週だ。そしていま、マスコミは自民党の総裁選がどうだこうだと騒いでいるが(はしゃいでいるという方が適切か?)、一般庶民に向かってそんなことを騒がれたってどうしようもない。国民の選挙で選ぶわけではないからだ。能登の状況はどうだとか、なぜ悪徳政治家が逮捕されないのかとか、あらゆるものが当たり前のようにこれでもかと値上がりし国民の暮らしはとっても苦しいのになぜ外国にばっかりいい顔をするのかとか、(おそらく)官僚はあいかわわず世の中にマッチしない政策素案を作ってどうもならないのをどうすべきかとか、そういうことを伝えるべきなのに、一緒に総裁選でお祭り騒ぎしていてもうどーもならんと思ってしまう。

 先週の木曜日は在宅勤務だった。翌日に受ける人間ドックに備え、脂っこくなくシンプルにというコンセプトで、昼は久しぶりに「ホンコンやきそば」を作って食べた。この日も中華コック長は笑顔だった。

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 さすが道民のソウルフードである。明日は元気に胃カメラを飲み込んじゃおうという前向きな気持ちになった。
 なお、夜は翌日に受ける人間ドックに備えることなく、いつもどおりハイボールをたくさん飲んだ。
 でも、翌日に受ける人間ドックに備え、20:50に飲むのをやめた。

  4,000Hzの聞こえ方が怪しい……
 人間ドックはアサイチから。
 いつも緊迫した状況にさらされる聴力検査だが、今回は左耳で高い方の音(4,000Hz)を認識するのがやっとだった。ここまで聞こえづらかったことは初めてだ(例年よりも音量(dB)が低かった可能性って考えられるのだろうか?)。検査終了後、係の人が「問題ないですね」と言ってくれたが、来年はどうなっているだろう?まったく聞えなくなっている恐れもある。
 音楽を聴く時にプリメインアンプの BASS を上げ、TREBLE を絞っているバチが当たったのだろうか?まさかね。

 最後の検査は、胃内視鏡検査。左耳の腹いせに、左の鼻から内視鏡を挿入してもらうことにした。
 検査後、医師から「問題がある箇所はないですよ」とのお言葉。検査結果のレポートが届く前に、胃に関しては Good であることが明らかになった。

 胃内視鏡検査を受けたことがある人ならご存じのとおり、検査では内視鏡の先から水や空気を胃に送る。なので、検査が終わったあと、いや検査の途中から、おなかが張ってきて、おならがしたくなる。
 検査後にトイレに駆け込み、超特大の放屁をしたあと、会社に向かう。

 その途中に東急百貨店の地下に寄り「魚一心 惣菜亭」を覗くと、いつも私が見に行くよりも遅い時間の、もう11時を過ぎていたせいか、久しぶりに「鶏西京焼き&豚西京焼き」弁当の姿を発見。もちろんゲット。さらに紅鮭のおにぎりもここで購入。なんせ前日の21時以降絶食しているのだ。これくらい食べないと夏バテしてしまう。

 買ったあと、またおなかが張ってきて、肛門をこじ開けてやろうとばかりにたまったおならが圧力をかけてくる。
 ひとけのないところで放ってしまうことも可能だが、万が一気体だけでなく固体、つまり実もにじみ出てしまう恐れがあるので、がまんしつつ速足で社に戻った。まあ、そもそもひとけのないところを見つけるのが至難の業でもあるし。

 会社のトイレに駆け込みエア抜きをすると、「プ~~~~ッ」と、まるで『101匹プーさん大行進』の世界。このスッキリ感は言葉では言い表せない。

  しめじとブロッコリーが消え……
 膨満が解消され、快調&快腸状態で食べた西京焼きは、しばらくなかなかゲットできなかったということも相まって、格別においしかった(ただ、しめじとブロッコリーの姿がなくなったのは残念だ。価格据え置きのための苦渋の決断だったのだろう)。また、絶妙な塩加減のロシア産紅鮭がたっぷり入ったおにぎりも、これまたとてもおいしかった。
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 この日の帰り、特に用もないのにスーパーに寄った。
 『さんま蒲焼』缶が『ガンバレ暮らし!!応援価格』で積んであった。でも、3缶で税込み1,067円。
 サンマの蒲焼きの缶詰の価格が上がっていることは知っていたが、いつのまにか千円超えしていた。しかも、応援価格で、である。物価高にあらためて驚愕し、恐怖さえ感じる。

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 私にとって『さんま蒲焼』缶は庶民の味方の代名詞的存在であり、3缶パック300円という印象をいまだにぬぐえない。
 それがこんなにお高くなって、やれやれだ。
 いまのままの政治、政策では、大半の日本人が穏やかでゆったりとしたゆとりのある老後の生活を送るなんてことは夢のまた夢になってしまった。
 いまの「貧しくて暮らしにくいニッポン」を、「希望あるニッポン」にするための策を考えていただき、政治家に提案してほしいものだ、官僚には。

 ただ、朗報もある。かすかだけど。
 翌日サツドラに行くと、同じさんま蒲焼の3缶パックは税込み861円だった。
 まぁ、じゅうぶんお高いけど、なぜかほんの少しほっとした。

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♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「浮世の生活(この世の生活。Das irdische Leben)」(1992⇔93)。
 歌曲集「子供の不思議な角笛」の第5曲。

 私がこの曲を知ったのは、ショルティ/シカゴ響によるマーラーの交響曲第5番の LP を買ったのがきっかけ。ロンドン・レーベル(デッカ)の2枚組で、2枚目の B 面に子供の不思議な角笛から4曲が収録されており、そのなかに「浮世の生活」があったが、私には4曲中いちばん衝撃的だった。メゾソプラノ独唱はイヴォンヌ・ミントン。
 その音源がいま手元にないのが残念だ(写真はネットのなかから拝借)。

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あくせくと日々書き続けても、ゆうゆうと休んでもアクセスに影響なし

  「なでしこ」もおいしかったけど……
 休み明けの月曜日の夜は、妻と次男と3人で「とんでん」で食事(札幌市北区屯田ではなく野幌の「和食処 とんでん」)。アラカルト料理を頼んで飲んだ後の〆の食事は、鰻重にしようか迷ったが、にぎりずしの「なでしこ」にした。次男はうな重を頼んだが(価格はガストの『竹』の約2倍だった)、それを見て、私は思った。「やっぱりうな重にすればよかった……」。

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 妻も「なでしこ」を頼んだのだが、やっぱり「とんでん」にすれば良かったと夫婦して思った。なんて気の合う夫婦なのだろう。
 というのも、別に帆立の味噌汁は望んでいないのだ(むしろ磯の香りが強くて不得意)。
 同じ値段なら、ホタテ汁なんかよりはるかにイクラの軍艦巻きを口にしたかった。
 夫婦そろって(メニューを見る)視野がなんて狭いのだろう……

TondenTonden

 火曜日の朝早く、次男は家を出発した。
 この日から数日間、道北方面を旅行し、そのあと(江別に戻らずに)まっすぐ羽田直行便に乗って帰るそうだ。
 私はこの日は在宅勤務。ちょっと思うところがあって、物置の中の整理。
 棚がわりに使っていた、といっても、たいしたものを置いているわけではないカラーボックスを1つ、廃棄することにした。収集日(燃やせないごみ)は昨日だった。160円のシールを貼って出した。

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  ピンク袋の割りばしに変化が
 水曜日の朝も岩見沢から来る 136M 列車に乗車。ただ、クロスシートの721系車両だったので、立っているとぎゅうぎゅうになると思い、空いている席があったので座った。そう、江別からならまだっ少しばかり空席が残っているのである。

 札幌駅に着き、西改札を出ると、目の前にはすでに札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンが営業を始めていた。この日も「日替り弁当A」を購入。この日の日替りはチーズハンバーグ。

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 このハンバーグはシンプルな味で-ほとんど塩味だけって感じ-これはこれで好感の持てる味。これ、好きな部類に入る(私は添付のしょうゆを少しかけた)。
 箸は弁菜亭オリジナルに戻っていた上に、ピンク色の袋なのに箸がすでに割れているタイプになっていた。

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 ところで、8月10日から18日までの9日間、ブログのアップをお休みさせていただいた(ただし、16日に本館の記事は更新した。その内容は『夏季休暇取得中です』という、誰も求めていないようなものだった)。
 休んだ結果どうだったか?つまり、私のブログを見捨てる人が多々発生し、アクセス数が落ちたか?

 結果的には No!だった。
 画面は22日朝の時点のもの。
 株価のようにグラフの線が乱高下してはいるが、全体的な傾向は『変化なし』だ。休んでいる時も、何を血迷ったのかアクセス数が多い日もあった。
 ということで、休んでも休まなくても影響なし。逆に言えば、休もうが毎日アップしようが、世の中の人たちは関心を寄せていないということだ。そう、生きていくにはほかにもっと大切なことが山ほどあるのだから。

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♪ 今日の一曲 ♪
 『線』にちなんで、J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068(1729⇔31)。

 第2曲の「エア(Air)」を、ヴァイオリニストのA.ヴィルヘルミが原曲から9度下に移し G 線だけで演奏できるようにしたものが、「G線上のアリア」として有名。G線は『ジーセン』であり、カッコつけて『ゲーセン』と呼ぶと、ゲームセンターと思われるのでやめた方がいい(と思う)。

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座ることに執着せずに、早い電車で出勤し早く退けることに方針転換

  意外や意外、行きも帰りもス~イスイ
 こないだの日曜日は、有珠方面へ日帰りの旅。
 次男を連れて、妻の実家へ3人で顔出し。今回の往路は中山峠経由で、昼は珍しく買った弁当持参ではなく、実家でそばをゆでて食べた。
 日曜日の朝ということもあり、江別から南郷通、環状通経由で国道230号線に入ったが、極めてスムーズな車の流れ。

 帰りは高速道路を利用。
 写真は有珠 SA から見た有珠山と駒ヶ岳。

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 妻と次男はソフトクリーム(Bocca 製)を食べていたが、私は冷たいものでおなかが急降下しては困るのでがまん。
 世の中は長い休みの最終日だったが、高速道路の車の流れも順調だった。

 こうして私の長い夏休みも終わった。

  行きは早く、帰りも早く
 翌朝は元気な振りして、きびきびとした動きで出勤。
 休み前と同じく、この日も岩見沢から来る江別7:25発の電車(136M)に乗車。フレックス勤務になっているので、早く行って早く退ける方が良いと、朝電車で座れなくとも、そのことを苦にせずに-いや、座れる程度には空いているのだが、無理に座らないようにしている-、以前のように座るために江別始発の電車を待つことなく、行動しているのである。
 いや、江別始発の折り返し電車をホームで15分ほど待っていたのは、ただ座りたいためではなく、いつも座っている席を他の人にとられたくないという、本能的な縄張り意識が働いていたのかもしれない。在宅勤務の日はそんなことどうしようもないのに、へんなことに固執していたように自分で思う。ただ、高校生の夏休みが終わり、7:25発が激コミになるようだったら、また元に戻す可能性はゼロではない。あるいは、もっと早い江別始発7:15の電車という手も全然アリだ(その場合は弁菜亭ワゴンでの弁当購入は無理だが)。

 フレックス勤務についてもう少し書くと、わが社は1年ほど前に北海道の支社もフレックス制になった。10時から15時までは必ずいなければならない時間だが、その前後は好きなときに来て計8時間(昼休憩1時間を含む)勤務したら好きなときに帰ることができる。
 7:25江別発の電車に乗ると、職場には8時ちょっとすぎに着く。
 ってことは、16時で8時間。ということで、16時半前の電車に乗って帰ることができるのだ。

 つまり、私が札幌期に到着し、改札機を抜けるときの時刻と開店の時刻が微妙なタイミングなのである。いまのところ、だいたいは営業を始めた直後で買うことができているが、けっこうどきどきするものである。いや、始まるのを待っていればいいのか。場合によっては、設営の手伝いもしちゃおうか。

 休み明けに買った弁当は「日替り弁当A(タンドリーチキン)」。
 初めて目にする弁当で、タンドリーチキンがご飯のおかずに合うのかわからなかったが、買ってみた。

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 タンドリーチキンがものすごくおいしいものだとは思わなかったが、不満も残らない、合格点の弁当だった(串に刺さったミートボールが地味にうれしかった)。
 なお、この日の割り箸は弁菜亭のオリジナルのものではなかった。

♪ 今日の一曲 ♪
 メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn-Bartholdy 1809-47 ドイツ)の劇音楽「真夏の夜の夢(Ein Sommernachtstraum)」Op.61(1842)の抜粋を(なお、すでに作曲されていた序曲の作品番号はOp.21(1826))。

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11:00開店。11:03満席。あいかわらず大人気の江別のそば屋

  オシッコに行くにも気が抜けない
 この夏は、お盆期間のどストライクというべき8月15日に墓参りに行った。
 最初からこの日にしようと思っていたのではなく、消去法でこの日しか都合がつかなかったのである。お盆をずらしてもう少しあとに行くことも考えたが、閑散とした平和霊園でヒグマが出没したら自分が墓に入るはめになりかねないので、混雑を覚悟でこの日に行ったのだ。

 しかし、午後ということもあってそれほど混んでいなかった。
 父の好きだった焼酎を供え、線香をあげる。
 そのあと、管理棟の近くにあるトイレに行くが、毎回思うがここの階段-トイレに行くには階段を下らなければならない-は実に危険だ。
 天然石をコンクリートで固めた階段だが、崩壊が進んでおり、そこをごまかしごまかしって感じでコンクリートで修復しているのだが、ガタガタでつまづきそうになるし、もしつまづいたら出血は覚悟しなければならない。

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 慎重に下り、今年もなんとか無事におしっこをすることができた。

  新千歳9:30着なので台風の影響なし
 翌日は、関東に台風7号が接近するということだったが、影響が出る前の朝のうちの便で東京から次男が帰省した。
 家に来るのは7~8年ぶりである。
 JR 北広島駅まで車で迎えに行き、その足で野幌の「わか竹」で昼食。
 11時開店で、11:03に店に行くと、もう駐車スペースは1台分しか空いていないし、席もカウンター席が空いているだけ。しかし、待たずに私たち-次男、妻、私-がカウンター席に案内してもらえたのはラッキーだった。
 私はかしわせいろ、妻はかき揚げせいろ、次男はえび天せいろ(大盛り)。麺は3人とも更科。

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 おいしいことは食べる前からわかっているのだが、それでもやっぱり私の好みは藪だということを再確認する結果になった。かしわせいろはつゆは温かいのだが、温かいつゆに(唐辛子ではなく)わさびもこれまた合うものだということも再認識した。そして何より、私も大盛りにすべきだった。

♪ 今日の一曲 ♪
 クルターグ(Kurtag,Gyorgy 1926-  ハンガリー)の「墓碑(Stele)」Op.33(1994)。

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なぜ、うなぎ屋さんから私のスマホに電話が?と思ったら……

  ガストでうなぎ
 お孫ちゃんたちは2泊して帰ったが、帰った翌々日の水曜日(14日)は今度は私たち夫婦がお孫ちゃんのおうちに遊びに、いや、お世話をしに行った。というのも、息子(つまりお孫ちゃんのお父さん)は通常通りの仕事で、育休中のお母さん一人で2人の子供とアパートの部屋の中で過ごすのはお母さんにとっても子どもたち(特に兄)にとっても閉塞感が漂うからだ(保育園はやってはいるが、お盆期間中はできればお休みしてほしいというお願いがきているそう。つまり、去年報告したことと同様である)。

 去年は大通公園に水遊びをしにつれて行き、帰りにイオン桑園に寄ったが、この日もクソ暑くなりそうなくせして天気はパッとしない。それに、今年は春に誕生したお孫ちゃん(弟)もいる。なので、屋外で過ごすことは利口な選択ではない。

 苗穂の ARIO に行こうか?それとも、イオン桑園に行こうか。あるいは新札幌に行こうか……
 どこも激コミだろう。
 ということで、激コミとまではならないと思われるイオン石狩緑苑台店に行った。去年、ここに入っているガストで食事をしたが、それ以来2度目の訪問。駐車場が広く車をとめやすいのがいい。

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 9時半すぎには店に到着。
 まだお店はとてもすいている。
 お孫ちゃん(兄)はゆっくりとおもちゃ売り場を見て回ったり、ペットショップのワンちゃんを眺めたり、ゲームコーナーで遊んだ。ベビーカーに乗ったお孫ちゃん(弟)もふだん体験しない刺激的な雰囲気にきょろきょろしていた。

 ベビー休憩室でお孫ちゃん(弟)にミルクを与えおなかを満たしたあと、ガストの前を通ったら『お好きな席をご利用ください』という貼り紙。つまり、まだすいているということ。
 お孫ちゃん(兄)に「おなかすいた?」と聞くと、「まだ、すいてない」と言う。
 「ネコちゃんロボットのお店で食べなくていい?」と言うと、にこっとして「なんだか、おなかすいてきちゃった」。ということで、ガストへ。お孫ちゃんは1年前のネコちゃんロボットのことを覚えていたのだ。

 この日私は、『うな重』の『竹』を頼んだ。1,500円台と安い(写真はガストの HP より)。

202408GastUnajyu

 まあ、この値段だから、まあだいたい味の想像はつくし、想像通りだった。そもそも専門店の味を求める方がおかしいのだ。この値段でウナギを食べられることに感謝しなければならない(自分で撮った料理写真がないのは、お孫ちゃん(弟)のお世話をしつつ食事をしたため、手に余裕がなかったためである)。
 とはいえ、私にとってガストといえばこれ!っていう『若鶏のグリルガーリックソース』にやっぱりすべきだったかもしれない。

202408GastChicken

 ネコちゃんロボットにすっかり満足し(私ではなくお孫ちゃんが)、昼すぎにお孫ちゃんたちのウチに戻り、夕方まで戯れ、そのあと帰宅。帰りにイオン江別のサザエで、30%引きになっていた太巻を買った(イオンづくしだ)。

  うなぎ屋と同名
 ハイボールを飲み始めたら、スマホに電話の着信が。
 でると、相手は「かどやです」という。私は一瞬、『か・ど・や?、、、」と、なぜうなぎ屋から電話が来るのだろうと思った(注:「かど屋」はすすきのにあるうなぎ店)。昼、うな重を食べた余波が脳内に残っていたのだろう。

 そして、幸いなことに、次の瞬間それが誰か理解できた。
 A 社で同期入社の角谷さんだった。
 要約すると「今度飲みに行こう」という内容だった。初めて個人携帯に電話が来たのに、用件はそういうことだった。彼とは年賀状をやり取りしている。しかし「ここ2年は喪中で年賀状を出せなかった。整理していた3年前の年賀状を見て、電話番号を知った。お盆で家にいると思い、電話してみた」ということだった。お盆で家にいる、という意味がよくわからないが、とにかく懐かしかった。そして、近いうちに飲むことを誓い合ったのだった。

♪ 今日の一曲 ♪
 フランセ(Jean Francaix 1912-97 フランス)の「友人パパゲーノへのオマージュ(Hommage a l'ami Papageno)」(1984)。

Francaix100


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