新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2024/03

しかたなくデパ地下を5分間歩き回ってみた♪スボボダ/シーズンへの序曲

  初めての電車特急の中で食べたカツサンドの思い出
 私が「井泉」のカツサンドを初めて食べたのは、確か高校3年のときだった。

 そのころが私にとって、鉄道ファン熱が最も高かった時期で、お金がなかったのでとても「乗り鉄」と言えるものではなかったが、特急列車に乗りたいというただそれだけの欲求で札幌・旭川間を何度か往復したことがある。
 一人で行ったこと以外に、クラスメートの KNBC 君と一緒に行ったことがある。KNBC 君は特に鉄道ファンではなかったが、旭川に住んでいたことがあると言っていた。そしてまた、お父さんが国鉄職員で、無料乗車券が手に入るとかで、付き合ってくれたのだった。

 最初に旭川まで行くのに乗ったのは特急「北海」だった。
 というのも、「北海」に乗ったことがなかったからだ。って、それまでに乗ったことがある他の「北斗」や「おおぞら」などの特急と同じキハ82系で、名前が違うだけなんだけど(掲載した時刻表はブックライブで購入した交通公社の時刻表1978年10月号)。

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 そしてまた、初めて電車を使った特急のエル特急「いしかり」に乗ったときは、そのスムーズな加速と車内の静けさにびっくり仰天したものだ。

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 で、その「いしかり」の車内販売で買って食べたのが「井泉」のカツサンドだった。いやぁ、なんておいしいものなんだろうと、ため息が出た。

 そんな青春時代の思い出はともかく、今週の月曜日の昼は、なぜか気分が大きくなって贅沢にも大丸札幌店の地下-つまりデパ地下-の「井泉」でヒレかつ重を買って食べた。税込1,110円で楽天ポイントは税別価格の1%付与なので、10ポイントもいただいた。

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 ここのかつ重は注文を受けてから作る。そこが「玉藤」や(かつて東急にあった)「まい泉」とは違うところ。
 「5分ほど経ったらまたお越しください」と名前を伝えてデパ地下を5分間ウロウロしたあと、「井泉」に戻ると出来上がっていた。

 結局は、昼になって少しレンジアップしなければならなかったので、食べる側としてはあらかじめ作ってあるのと変わらないのだが、売る側としては作り立てを渡したいという方針なのだろう。

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 うん。おいしかった。

 火曜日は休みをとって SUBARU に車の6カ月点検に行って来た。
 これまでは札幌東店に行き、ここ2回は点検してもらっている間にイオン東札幌に行って、「満龍」で超私好みの味のしょうゆラーメンを食べた
 しかし、今回は意を決して、江別からより近い、厚別店で点検を受けることにした。
 「満龍」に行けないのはひどく残念だが、近い方が良いのは自明の理である。

 予約は13時からだったので、自宅で早めの昼食-カレーライス-を食べた。災害時用にストックしてあったが3カ月前に賞味期限が切れてしまったカレーマルシェだ。久しぶりに食べたカレーマルシェは3カ月のハンディを感じさせない味だった。

 SUBARU に車を預けた、1時間ほど近くの K's デンキで時間をつぶした。
 SUBARU に戻ると、すでに点検が終わっていた。バッテリーの健全性は55%で、やはり近いうちに交換した方が良いと言われた。
 4シーズン経ったスタッドレスタイヤは、溝はたっぷり残っているがけっこう硬化が進んでいるので次の冬はやめた方が良いと言われた。また、アルミホイールも傷んでいるので安全のために替えた方が良いとも言われた。

 うん。次の冬期シーズンに向けて、お金がかかる話ばかりで困ったものだ。

 スボボダ(Thomas Svoboda 1939-  チェコ→アメリカ)の「シーズンへの序曲(Overture of the season)」Op.89(1978)。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第297回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  窪田克巳、退団
 本来、札響の第297回目の定期演奏会は11月に行なわれる予定だったが、誰かが忖度したのかどうかは知らないが、このような事情で定期演奏会の開催は1カ月延期になり、12月に行なわれた。1カ月『回数』がずれたことを修正するかのように、翌年3月には定期演奏会が2回行なわれることになる(12ページ)。

 この日の演目は、私にとって3曲とも初めて耳にする曲。
 秋山の「知られざる名曲を取り上げる」という取り組みに、この日の夜も感謝する結果となった。
 武満作品は私は得意でないが、映画音楽ということもあってか「乱」はすんなりと受け入れることができた。
 ニールセンは、この作曲家の作品を聴くこと自体が私にとっては初めて。交響曲第4番はメロディーも魅力的だったし、ステージの奥に左右に分かれた2人の奏者によるティンパニの鳴らし合い(?)がおもしろかった。
 そして、なんといってもカバレフスキーこのコンチェルトに、私はすっかり魅せられてしまった。

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 この月で首席ホルン奏者の窪田克巳が退団(13ページ)。一身上の都合とあるが、他のオーケストラに移籍したのだろうか?また、この日の終演後、花束贈呈のようなセレモニーがあっただろうか?まったく記憶にない。

 それにしても『ショコススタコーヴィチ』はないでしょうが……(14ページ)

 んっ?ベートーヴェンの交響曲第10番?(18ページ)
 モリス指揮ってことはマーラーの10番(クック版)の間違いかな?いや、私が持っていた LP のオーケストラはロンドン響(LSO)じゃなくて、ニュー・フィルハーモニア管だったよなぁ。レーベルはフィリップスだったけど。

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人工の空の下の公園には親子連れがポツリポツリ♪ヴェーベルン/4つの歌

  駐車料金は最大で3時間無料、は変わらず
 このあいだの日曜日、妻と新札幌に買い物に行って来た。新札幌に買い物しに行くのは去年の11月以来だ。

 あいかわらず駐車場は混んでいたが、さほど待たずに入場できたのはラッキーだった。
 無印良品で買い物をし、「いろは雑貨店」が閉店していたことに驚き、新しくできた BiVi に行き「へぇ~、これが BiViPARK のお空なのね」と冷静に受け止めた。

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 昼食はこの BiVi の中の飲食店で食べようかとも思ったが、なんとなくしっくりくる店がなく、そしてまたどの店もこじんまりとして落ち着かなそうで食欲が消失しそうな予感がしたので、サンピアザ地下の「平禄寿司」に行くことにした。

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 まあ、こんなものなのかもしれないが、回転寿司店にしてはなかなか静かだった。もっと活気があって欲しい気がした。
 注文した中でいちばんおいしいと思ったのは、カキフライだった。
 
 食べたあとになって、やっぱり「八雲」か「チロリン村」にすればよかったかなぁ、ドンキーっていう手もあったなぁと、未練がましく思った。

 新札幌に滞在したのは3時間半。ここの駐車料金はどれだけ高価な買い物をしようと、無料になるのは最大3時間。ってことで、400円の追い金発生。

 なお、この日の夕方までに、自宅のカーポートの積雪がゼロになったことを、併せて報告しておく。
 それから、物置の扉の開閉もスムーズな動きに戻ったことも、歓び勇んで報告する次第だ。

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 ヴェーベルン(Anton von Webern 1883-1945 オーストリア)の「公園の装置」ではなく「公園の草地(Wiese in Park)」。
 独唱と室内オーケストラのための「4つの歌(4 Lieder)」Op.13(1914-18)の第1曲で、詞はK.クラウス。

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もうすぐ無くなる光景、再び@CRH♪パーセル/セベル

  今度の日曜日が最終日
 センチュリーローヤルホテルが入る住友生命札幌ビルが閉館となることはこの記事でも触れたが、5月31日のホテル閉館に先立ち、3月31日には地下の飲食店が閉店となる。

 先日、再びその地下を通ることがあったので、なんとなく名残惜しくてまた写真を撮ってしまった。
 ふだん私がここの飲食店を利用しているわけではないのに、とても寂しい思いがするのが不思議だが、この通路を通る機会がけっこうあったからなのだろう。

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 パーセル(Henry Purcell 1659頃-95 イギリス)の「トランペット・チューン『セベル』(Trumpet tune 'The Cebell')」。
 歌劇「インドの女王(The Indian Queen)」Z.630(未完。1695初演)のなかの主要曲の1つ。
 このオペラはペルーのモンテズマを扱ったもので、作曲者の死後、弟のダニエルが完成した。

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この bento には主役級が勢ぞろい♪中国のこだま

  ソースが入ってない!ご安心ください、ついてますよ、味
 新たな一品「豆のごま和えサラダ」を食べた翌日の昼は、2回目となる「OWL'S DELI(アウルズデリ)」の弁当を買って食べた。しかし、買ったのは前回のリピートではなく、保守的な私としては珍しく冒険して、別な弁当。その名も「エビカツとチキンステーキ bento」。もちろん、チキンステーキというブラックホールに引き込まれたのだ。

 うれしい楽天ポイントの1%付与。9ポイント頂戴いたしました。
 「エビカツとチキンステーキ bento」と言いつつも、鮭の切り身や鶏の唐揚げも入っていて、これはもう、弁当の総合商社である幕の内弁当状態である。どのおかずもとてもおいしいのだが、唐揚げが期待した以上においしく、うれしい誤算(って言い方はヘンか……)。

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 これまた、リピ買いリスト入りだ。

  朝から炒飯、元気な後期中年者
 こうして一週間が終わったが、翌日土曜日の朝は、起きた途端に炒飯が食べたくなり、さっそく作った。今回はチャーハンの素は使わず、鶏がらスープの素としょうゆ(それにコショウ、おろしにんにく、酒を少々)で味付け。具は卵と長ねぎのほかに、数日前に作り置きしておいた挽き肉そぼろ。自分で言うのもなんだが、ジューシーでおいしいチャーハンが出来上がってしまった。

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 昼は菊水の麺とスープ(濃厚味噌)で家ラー。
 この濃厚味噌は本当においしい。ふだんはみそラーメンを食べたいと思わないしょうゆ派閥に属する私だが、この日そうなったように、ときどきは浮気したくなる魅力的な味だ。

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 朝からチャーハン、昼はみそラーメン、そしてこの日の夜は鶏のささ身の唐揚げを作って食べた。
 中華三昧的な一日になったのは、でもたまたまである。

 中国の現代音楽を集めた「中国のこだま」というアルバムを。

Echos of China

けっこう弁当箱の底が見えているような……♪JSB/インヴェンション

  春分の日とラーメンは関係ないけど……
 先週の月曜日の昼は札幌駅立売商会(弁菜亭)の「ハンバーグ弁当」を食べた。
 このとき以来だ。あのときは、ちょっぴり高級感漂う帯(たすき)が弁当箱にかかっていたが、この創意が伝わってくる装いは残念ながら短期間で終わり、また現在のように元に戻ってしまった。

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 火曜日は有給休暇を取得。それにしても、この日は「季節を考えろ!」と空に向かって叱責したくなるくらい、朝のうちは雪が降った。

 水曜日。春分の日。
 昼は菊水の麺とスープで家ラー。「濃厚醤油」、やっぱり常備しておいて良かった。

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  ちょっとさびしくなっていませんか?
 木曜日の昼は同じくこのとき以来となる札幌駅立売商会の「幕の内弁当 いしかり」を食べた。
 そして「いしかり」には、また変化が起こっていた。
 煮豆が「豆のごま和えサラダ」なる料理に替わっていた。

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 この「豆サラダ」なる私にとってはなじみのない一品は、しかし悪くなかった。
 それにしても、きんぴらごぼうやふきや昆布の量が微妙に少なくなってきているように見えるのは気のせいだろうか(これがおよそ1年前の姿)。それと、この日はご飯がやや粘り気不足に感じたのは、昨年産のコメの出来が悪かったせいか?それともたまたまか?
 ちょっと、この先が心配になってくる……

 J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750 ドイツ)の「2声のインヴェンション(Inventione a 2)」BWV.772-786(1723)。

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豪雪にも負けず不動の地位を保ったアレ♪グリエール/Sym3

  帯広駅のESTAにインデアンがオープン!
 昨年の夏。
 私は江別駅2番線のレールのバラストの中の1つの石にスポットライトを当てて紹介した。
 それがこの記事だ。

 2023年~24年の冬が終わった。

 そんな過酷な状況のなかでも、雪がとけて再び姿を現したあの石は、去年と同じく不動のままだった。
 まるで置物のように。あたかもイリヤ・ムーロメッツのように。

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 拡大写真。インデアンのキャラ似は健在だった。

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 冬を耐え抜いたその姿は、なんだか感動的だ。

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 グリエール(Reingol'd Moritsevich Gliere 1875-1956 ソヴィエト)の交響曲第3番ロ短調Op.42「イリヤ・ムーロメッツ(Il'ya Murometz)」。

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むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪'88.11.15特別演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  おめでたい雰囲気はなかった夜
 1988年11月の札幌交響楽団の第297回定期演奏会は、その5カ月前の6月の第293回定期演奏会のパンフレットでは、内容が未定となっていた(12ページ)。

 そして、第297回定期演奏会は11月に開かれず12月に移され、その代わりに11月は岩城宏之の1987年度の第19回サントリー音楽賞受賞を記念する特別演奏会となった。10月の第296回定期のパンフレットの18ページには、定期会員は『無料』でこの特別演奏会を聴けるという告知が載っている。

 受賞が決まったのが何月かわからないが、8月に大阪と東京で受賞記念演奏会が行なわれているので、札幌でもやるべきだとあわてて開催に向けて模索し始めたのかもしれない。ただ、ここでも書いたが、定期演奏会を特別演奏会に置き換えるなんて、なんだかなぁ~と思ったものだ。
 なお、大阪と東京の演奏会は、前半は札幌と同じ武満作品だが、後半はブラームスの交響曲第2番だった。

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 このときのパンフはサイズが大きく、自宅のプリンターではスキャンできないため、写真を撮って載せた。見にくくて申し訳ない。

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効果が5倍になると言われても……♪WAM/12の変奏曲K.500

  にわかに忙しくなった先週末
 一週間前の木曜日は、私にとっては定番となっている札幌駅立売商会の「幕の内弁当」を、朝のうちに札幌駅西改札前の弁菜亭のワゴンで購入。

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 昼になって、おいしくいただいた。

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 翌15日は在宅ワークの日だったが、昼前にプライベートで重要な『案件』が、予定よりも早く起こった。そのため、急きょ午後から休みをもらった。
 そして、この日の午後から日曜日にかけてばたばたとして過ごした。その件については、あらためてご報告したいと思っている。

 なお、その15日にはこんなメールが届いた。

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 500% アップとはすごい!5倍ってことだ。
 でも、〇〇力も◇◇力もともに0% の私にとっては、500%アップしたとしても、0% × 500% =0% ってことなので、効果はないってことだ。だから、もうメールはよこさないでください。

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の「アレグレットによる12の変奏曲(Variationen uber ein Allegretto)」変ロ長調K.500(1786)。

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江別の「どさん子」は、今やあのチェーンとは無関係?♪ドビュッシー/海

  石山さんと2人で海へ……
  鉋さんを訪ねた日の夜は、これまた久しぶりに石山さんとお酒を飲んだ。2週間ほど前に石山さんから連絡が来て、久しぶりに飲みましょうと誘われたのだが、うん、不思議なもので続くときは続くものなのだ
 行った店は、これまた久しぶりに、ASTY45 の「海へ」。チェーン店ではあるが、「海へ」の料理はおいしい。またまた話に花が咲きまくった。

 翌日は通勤を伴わない出勤日。簡単に言えば在宅ワーク。
 昼は、数日前にセブンイレブンで発見し、迷うことなく買った「札幌ラーメン どさん子 あの味、味噌味」を食べてみた(にしても、味×3は絶対狙ってるな)。価格は265円。

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 「どさん子」は、4年前に松山に出張したときに看板を目にした。「北海道ではほぼ絶滅しているのに、四国にまでどさん子が」と不思議に思ったが、私は大いなる勘違いをしていた。つまり、「どさん子」は札幌発祥のラーメンチェーンだとばかり思っていたのだ。ところがその後、もともとは東京都墨田区のギョウザ店が発祥で、それが全国展開となったということを知った。だから、北海道にはほとんどなくなったからといって、四国に残っていてもおかしいことではない。

 ところで、江別の角山の275号線沿いには「どさん子」の店がまだある。
 しかし食べログで写真を見ると、ガラス戸には「どさん子チェーン」のマークが残っているものの、正面のマークは違う。おっさんの顔だ( ↓ 食べログより拝借)。

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 ということは、現在のこの「どさん子」は、「どさん子チェーン」とは関係ないのだろう。現在の「どさん子」(アスラポートという会社が運営)のホームページで店舗を検索すると、やはり北海道には一店舗もなかった。つまり、角山の「どさん子」はいまはチェーンとは無関係のラーメン店ということになる。
 ちなみに、ホームページで松山の店舗を調べたが、松山にも「どさん子」はなかった。この4年の間に閉店したか、私が見たときはすでに閉じられていたかのどっちかだろう。

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 さて、このカップラーメンだが、麺は太くてしっかりした食感。これは立派!
 ただ、スープは意外とあっさり、というか、あまりコクを感じなかった。

 かつて(40年以上前のことだ)札幌市西区西野にあった「どさん子」には何度か行ったことがある。しかし、「あの味、味噌味」と言われても、もう舌に「あの味」の記憶がないので、「どさん子」の味にどのくらい接近しているのか、私にはわからない。いや、しょうゆは食べたことはあるが、味噌は食べたことがなかったかもしれない。
 あっ、誤解しないでいただきたい。期待しすぎた自分が悪かっただけで、カップ麺としてはなかなかのレベルだった。
 
 ドビュッシー(Claude-Achille Debussy 1862-1918 フランス)の「海-3つの交響的スケッチ(La mer - 3 Esquisses symphoniques)」(1903-05)。

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