新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

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その姿はなかったが、特製が私を蕩かした日♪デュファイ/心蕩かす その姿

  汁の中に豚肉はそれなりに入っていたけれど……
 というわけで、目的の弁当は「魚一心惣菜亭」の売り場にその姿がなかったので、この日は玉藤の「特製弁当」にした。これまでも何度も食べたことがあるコスパのよい弁当だ。

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 この日の弁当のお供は、フリーズドライの豚汁。この豚汁を食べるのは初めてだったが、他のセブンイレブンのフリーズドライのみそ汁(長ねぎ小松菜とほうれん草など)に比べると、「ちょっと」って感じである。豚汁独特の風味が乏しい。豚汁に関して言えば(なめこもそうだが)、やはり具がレトルトのカップタイプにはかなわないようだ。

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 デュファイ(Guillaume Dufay 1400頃-74 フランドル)の3声のバラータ「(とろ)かす その姿(La dolce uista)」を。

Dufay

変わり果てた佐藤さんの姿に茫然とする老婆♪ヴィヴァルディ/fl協Op.10-1

  1時間遅れの電車で着いた時刻はいつもとほぼ同じ
 先週の金曜日の朝は天気が良かったが、前日の冬の嵐の影響はまだまだ残っており(この日もほしみ⇔小樽間は高波で終日運休)、私が7:20過ぎに江別駅に着いたときには、札幌方面に向かう電車を待つ人がホームに大勢いた。7:25発の列車を待っているのだが、この列車はほぼ定時運転。その前の7:15発が運休になったため、人がたまっていたのだ。
 また岩見沢方面の列車も何本も運休していて、次の電車-30分ほどあと-を待つ人で駅舎の中も混んでいた。

 私がいつも使っている、マイ列車である7:48発の江別折り返しの札幌行きは定時運行の予定だった。
 ところが、いまから15分後にそのマイ列車が入って来る2番ホームに、別の札幌行きの列車が入ってきた。案内板を見ると、それは6:52発の電車だった。

 なぜこんなに遅れたのか事情はわからないが、どっちにしろこの電車が発車しない限りマイ列車は入線できないわけで、ということはこの大幅に遅れている6:52発の方が間違いなくマイ列車より先に発車する。ということで、この電車に乗った。エアポート仕様の編成で、u シート車両に座ることができた(25分発に多くの人が乗り、さらに34分発をこの列車より先に出発させたのですいていた)。

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 列車は7:40ころに江別駅を出発。途中野幌駅でしばらく停車。というのも、白石-苗穂間で架線にビニール袋が引っかかっているのが発見され、安全点検をしているとのこと。それでも、10分も経たずに再び動き出した。

 そんなわけで、この列車が札幌駅に着いたのは、いつも乗っているマイ列車が札幌駅に定時に着くときとほぼ同じ時刻。ということは、義理堅く江別駅のホームでマイ列車を待っていたら、もっと着くのが遅くなったということだ。賢明な判断をした自分をほめてあげたい。

  かなりショックを受けていたようで……
 この日は午前中に駅前に用事があって出かけた。

 駅前といえば、今年に入ってすぐのタイミングで、佐藤水産が閉店(一時休業)した(ビルが再開発で壊されるので大通に移転)。10日ほど前のことだが、閉店になったことを知らなかったのか、店の前で茫然としている老婆の姿を見かけた。あまりにも茫然としているのでとても気の毒に思った。気の毒に思ったが、この人生の岐路に立たされていた老婆の写真を断りなく撮らせてもらった。

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 用事を済ませたあと、東急百貨店の「魚一心」へ。いや、先日食事をした10階の店ではなく、地下の「魚一心」は「魚一心」でも「魚一心」ではなく「魚一心惣菜亭」。あの西京焼がデュオで入っている弁当が目的。

 ところが、その弁当はこの日のこのときはなくて……(長くなったので、続きはまた明日)。

 ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741 イタリア)のフルート協奏曲集(Concerti a flauto traverso)Op.10(1729/30出版)から第1番ヘ長調Op.10-1,R.433,F.VI-12,P.261海の嵐(La tenpesta di mare)」を。

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四角い渦巻は描かれていないけれど……♪スーザ/雷神

  ラーメンをラーメン丼で食べるという当たり前の歓び
 わたくしごとで大変恐縮だが、10日ほど前にラーメン丼(どんぶり)を買った。2つ。

 わが家にはラーメンどんぶりが1つしかなかった。2つ揃っていたのだが、けっこう前に1つ割れてしまったのだ。残った1つがこの記事に写真が載っているどんぶりである。
 しかし、1つしかないことと、妻はラーメンを作って食べる習慣があまりないために、このどんぶりは食器棚の下段の置くの他の皿の下にしまわれている。だから、取り出して使うのがちょっと億劫だった。

 そこで、ふだんは苦渋の選択で、そば・うどん用のどんぶりを使ってラーメンを食べることが圧倒的に多かった。それらのどんぶりは食器棚の上の段の手前に置かれているのだ。そのどんぶりにラーメンを盛りつけた姿がこれだ

 先日 michael さんのブログ「Classic音楽,リュート,宇宙」で、ラーメン丼や中華皿などが取り上げられていて、そこに書かれていた「食べるなら出来るだけ合う食器を使いたい」という言葉に感化され、ラーメンどんぶりを買うことにしたのだった。

 最初に「Can★Do」に行ってみたが、やはり百均は百均ってことでラーメンどんぶりらしき丼は無く、次に「DCM」(旧:ホーマック、旧々:石黒ホーマ)へ。
 本当は昔ながらの四角い渦の模様(雷紋)が描かれた『いかにも』ってものが欲しかったのだが、そういうのはなかった。
 そこで買ったのがこれ。1つ767円。商品名は「龍鳳華美濃」。すごい名前だ。

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 このあいだの日曜日(昨日ではなく、もう8日前の日曜日)の昼に、このどんぶりで初めてラーメンを食べた。
 この日の麺は菊水。スープはセイコーマートの PB のスープ(醤油)。

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 前に取り上げたことがあるが、このセコマのラーメンスープを製造しているのは北源という会社。実はこれまで何度か食べているうちに、このスープのかすかながら感じるちょっとワイルドっぽい独特のクセに魅かれつつある。原材料の『チャーシュー煮込みたれ』っていうのが、その魅力の秘密なのかもしれない。

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 『ラーメン専用』どんぶりに盛りつけた姿がこれ。

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 もちろんラーメン自体もおいしいのだが、ラーメンどんぶりで食べることによってそば・うどん用のどんぶりで食べるのとは、気持ちの盛り上がり方が違うと感じた。

 実は先週の木曜日-この日は大荒れの天気だったが、偶然にも在宅勤務日で、JRの運行の乱れに振り回されずに済みラッキーだった-も同じ麺、同じスープで醤油ラーメンを食べた。「らーめん しょう」で味噌ラーメンを食べた翌日で、ここに書いたように(上の写真もそうだが)、私は長ねぎの切り方をみじん切りから「しょう風」に変えた(何切りと言えばいいのだろう?)。この方がネギのおいしさが力強く伝わってくる。

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 そして、やっぱりラーメンはラーメンどんぶりで食べるに越したことはないと、窓の外の吹雪を眺めながら、あらためて思ったのであった。

 スーザ(John Philip Sousa 1854-1932 アメリカ)の行進曲「雷神(The thunderer)」(1889)を。

SousaBernstein

二度目の「しょう」体験は味噌ラーメンにポポンのポン♪伊福部昭/鬢多々良

  20分×〇〇日の修行
 あなたがお気づきかどうか、あるいは興味があるかどうかは知らないが、驚いたことに今日は1月最後の土曜日である。もうすぐ2月である。2月は私の誕生月である。ほら、深みを増すこともなくまた1つ歳をとってしまうではないか!

 それはともかく、今週の月曜日はなぜか通勤のときにいつも乗っている江別7:48発の札幌行きの列車 142M がなぜか運休(車両点検だっただろうか?もう忘れた)。なので、岩見沢からやって来た江別7:25発の小樽行き列車136M に乗った。
 実は私はいつも7:23ころに江別駅に着いているのだが、江別始発の電車に乗るべく、7:25発、7:34発、7:43発を見送り、7:48発が7:40に江別駅に到着するまでホームにたたずんで舞って、いや、待っているのだ。なんて、もったいない時間の費やし方をしているのだろう?

 そして今回、7:25発に乗ってみて、この電車でも座れてしまったという一大事を経験した。札幌駅にはいつもより22分も早く着いた。
 要するに私は、ふだん20分以上早く札幌駅にたどり着けるチャンスを与えられているのに、修行僧のようにただただホームに立って待っているのだ。修行僧と私との違いは、修行しているという概念がないことと、頭の中が邪念だらけだということだ。
 もう一度書こう。なんて、もったいない時間の費やし方をしているのだろう?

 そしてまた、136M は札幌駅の3番ホームに入線する。ということは、狭いホーム、狭い階段のせいで改札階に下りるのに長い時間がかかるというトラブルに巻き込まれなくて済む。
 もし毎回座れるのなら、JR北海道のホームページの『マイ列車』に登録してある7:48江別発の列車に固執する必要などないのではないか。そんな気がしてきた。いまさらながら。

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 ただ、この列車が札幌駅に着くのは7:55である。ということは、8:00頃に設営される西改札前の弁菜亭のワゴンの姿はないはずだ。と、改札内の Kiosk を見ると、あまり混んでいないではないか。ということで、この日はキヨスクで弁当を買った。しかも、前の週の金曜日に続いて札幌駅立売商会(弁菜亭)の「ハンバーグ弁当」を。だって、ほかにこれって思うものがなかったんですもん。連ちゃんでもおいしくいただくことができたし……。それにしても、ものすごく久しぶりにキヨスクで弁当を買った。
 そしてまた、罪深い私はミニサイズの「サッポロ一番 塩らーめん」を弁当のお供にさせてしまった。だって、食べたかったんですもの。

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  在宅のはずが半日を外で過ごす
 火曜日の朝は、けっこう雪が積もっていたものの、除雪は入っていなかった。きっと明け方あたりから急に降り始めたのだろう。
 この日は在宅勤務。
 朝のうちにやるべきことをやってしまい、9時から雪かき&雪運び開始。湿り雪ということもあって、予想(予定)に反して午前中いっぱいの時間をこの作業に費やしてしまった。在宅勤務中に業務にあまり関係のない『外勤』をしたことは申し訳ないが、やらないと気になって仕事が手につかないのだ。良い仕事をするために、雪かきはやっておかなければならないのだ。

 昼は久しぶりに炒飯を作った。永谷園の焼豚チャーハンの素を使い、必須の卵以外に、ネギ、コマツナのみじん切り(少々)、ギョニソ(魚肉ソーセージ。1/2本)を投入。午前中の過度な運動のせいで塩分が体内から流出したのだろう。チャーハンの塩味(えんみ)が舌に心地よかった。

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  珍しく味噌にトライ
 水曜日は、前日から「明日は大荒れの天気になる」とどこのテレビ局の気象予報士も言っていたし、YAHOO!の天気もそう訴えていた。なので、帰れなくなったらまずいと思い、朝のうちに午後は半休をいただいて早退しようと決めた。
 そのため早めに会社に行ってやることをさっさと済ませようと、いつもより早く家を出て、江別7:15発札幌行きの134M 列車に乗った(江別始発。札幌駅で快速エアポート76号になる)。
 恐れていた通り、その後午前中には暴風雪警報が発令され、札幌中心部も11時ころには一度けっこうな風雪となった。ただ、それはすぐに治まった。

 12時になり退社。
 江別行きの列車に乗ったが(定時運行)、天気はまったくもって上機嫌。風もなければ、雪も落ちてこない。気温も高い。
 そこで、私は高砂駅で降り、「らーめん しょう」に寄っていくことを思い立った。店がすいてくるであろう13時過ぎまで DCM で時間をつぶし、そのあと店に。
 私が店に近づくと立て続けに4人のお客さんがドアから出てきて帰るところだった。店の中をのぞくと、いまの人たちの退店でいったん客がゼロになった。そこで、私はここで食べることを決意。カウンター席に座ったが、そのあと、1人&2人組の3人の客が間を開けずに入ってきた。1時を過ぎてもなかなかの人気だ。
 カウンター席といっても、厨房の中が直接見えるようになっていない、つまり対面でないので、へんな緊張感はなかった。

 ふだんはしょうゆラーメン一筋の私だが、ここの『売り』らしい味噌を頼んでみた。

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 最初に一口スープを飲んで、「この味噌スープはうまい!」と思った。
 私があまりみそラーメンを食べないのは、味噌の味はするがコクが乏しい、極端な言い方をすれば濃い目のみそ汁のようなスープにラーメンが入っているようなものに何度か出くわした経験からがあるからだ。それだとスープが麺に負けてしまい、味気ない(もっとも、みそ味が有名な店でみそラーメンを食べた経験はほとんどない)。

 しかしここのみそラーメンは、甘さが最初に来るが深さを感じさせるコクがある。でも、脂っぽさはない。また塩加減は強めかもしれないが(私にはちょうどよい)、味はマイルドで角(かど)がない。優しい味だ。このスープが太めの麺にまったく負けていない。相思相愛のように麺とスープが絡み合っている。これはおいしいと思った。
 2回連続で、舌鼓!ごちそうさまでした(ここのネギの切り方がとても気に入ったし、ラーメンにぴったりだと思ったので、その後自宅でラーメンを作るときも真似ている)。
 また今度行くときは、うん、どうしよう。醤油も食べたいしなぁ……困ったなぁ……

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 ポン、ポン、ポポン、ポポンのポンと小鼓が鳴り響く伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の郢曲「鬢多々良」(1973)を。

Eikyoku

1年半ぶりに会うと顔つきが変わっていた♪CPEB/6つのシンフォニアWq.182

  消えた『散りばめられた宝石たち』
 一週間前の今日、つまり先週の金曜日は朝のうちに札幌駅西改札口前の弁菜亭ワゴンで、久しぶりに(おそらくこのとき以来だ)「ハンバーグ弁当」を買った。もちろん作っているのは札幌駅立売商会。値段も500円で変わらぬままである。

 ところで、札幌駅立売商会の1月の「今月のおすすめ弁当」(睦月)は、メインのおかずが白身魚のフライである。白身魚のフライはもちろん悪くないが、それがメインとなるとちょっと物足りない気がする。
 そんなわけで「ハンバーグ弁当」にしたのだ。

 しかし、1年半という年月を経て、ハンバーグ弁当の表情も変わった。

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 上のリンク記事のもの-つまり1年半前のハンバーグ弁当-と比べてみてほしいのだが、デミソースの上にかかっていた華やかなミックスベジタブルの姿が消えた。ミニトマトとフライドポテトも消えた。値段据え置きなのだ。いたしかたないだろう。

 久しぶりに食べたこのハンバーグは、1年半前の思い出以上においしかった。
 ファミリーマートの鉄板焼ハンバーグのような本格派を志向しているわけではないが、かといって例えばこのようなやや安めの価格設定の弁当に入っているハンバーグのような独特のくせ-必ずしもそれが悪いというわけではない-もない、それなりにちゃんとした味がするハンバーグだ。
 アスパラガスのフライもおいしいし、その下に隠れている『サブ』のおかずの白身魚のフライもうれしい。この弁当、惚れ直したぜ。

 なお、この日のお供は、フリーズドライの長ねぎのみそ汁にした。

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 C.P.E.バッハ(Carl Philipp Emanuel Bach 1714-88 ドイツ)の6つのシンフォニア(ハンブルク交響曲)Wq.182(1773)を。

HamburgKigen


BachCPESinfonia174Hogwood

私が向かったのはデパ地下ではなくデパ上♪ロッシーニ/「絹のはしご」序曲

  それはタチの良い『勧誘メール』だった
 先週の水曜日の朝、A 社の大阪支社に勤務している凸川さんからメールが来た。
 朝の9時前のことだ。何か緊急事態が起こったのだろうか?

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 突然のお誘いで恐縮ですが、明日急きょ本社に行って打合せすることになり、11時半ころ札幌に入ります。
 もしご都合よろしければ、一緒に昼食でもいかがでしょうか。

 内容は緊急ではないかもしれないが、しかし『善は急げ』ってものだった。
 私はもちろん「喜んで~」と返信した。

 つまり昨日の記事で書いた、私が maruiimai から東急へと百貨店をハシゴしたのには、このようなワケがあったのだ。逆に言えば、無理にフェアの初日に丸井今井に行こうと思わなければ、東急百貨店一筋の行動で良かったということになる。

 昼食の店は凸川さんが席を予約してくれた。凸川さんのほかに名古屋支社の新沢さんも来るという。
 新沢さんは、私が最初に大阪支社に勤務していた2003~2005年の間に、私の課に新卒で入社・配属になった人だ。もう、あれから20年になるのね……

 店は東急百貨店の「魚一心」。いやいや、東急の地下で弁当を買って食べたのではない。10階のレストラン街「Dining dining」にある「鮨処 焼処 魚一心」である。

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 3人とも同じ料理を頼んだ(にぎり寿司と冷たいソバと天ぷらのセット。下の写真はネットで見つけたもので実際に食べたものとちょっと違うが、だいたい同じような感じ)。

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 おいしかった……お寿司もお蕎麦も天ぷらも。

 A 社を退職したあとも、このようにお声がけしてくださることに、私はただただ感謝する次第である。

 なお、ESTA がなくなった影響が大きいと思うが、東急のレストランフロアのどの店も、入店待ちの人たちが多数。確かに、ちょっと気の利いたランチができる店が少なくなっているので、混み方が激しくなっているのだろう。

 ロッシーニ(Gioacchino Rossini 1792-1868 イタリア)の歌劇「絹のはしご(La scala di seta)」(1812初演)の序曲を。

Rossini Semira

丸井今井でチーズを買ったあと東急へ向かった私♪シベリウス/鶴のいる情景

  ニセコの『現地』に行ったとは買わなかったくせに……
 昨日で終わってしまったが、先週の18日から maruiimai(丸井今井)で始まった「ミルク&ナチュラルチーズフェア」の初日に行って来た。チーズを買うためである(私はチーズが好きなのだ)。

 このフェアは、確か2年くらい前までは東急百貨店の9階催事場で行なわれていたが、いまの東急百貨店の9階は「ここがあの東急百貨店?」と目を疑うようなアミューズパークになっている。エスカレーターからしかその景色を見たことがないが、実にまばゆい(写真はホームページより)。

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 話を戻すが、丸井今井でのフェアでは3種類のチーズを買った。
 鶴居村振興公社「酪楽館」のナチュラルチーズ「鶴居」のマイルドラベルとペッパーチーズ、それとニセコ高橋牧場のラクレットだ。去年は何を買ったんだったろう?自分のブログを見ても、ハゲ天の天丼弁当のことしか書いていない。

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 そしてまた、思い起こしてみれば、去年私は高橋牧場に行ってきたというのに、そのときはチーズを買おうという発想がなかった。なんであの時買う気が起きなかったのに、いまになって買ってしまったのだろう?我ながら、へんなの。いや、おいしそうだったから買ったんだけど……

 リュックにチーズを入れ、私は丸井今井から東急百貨店へと向かった。
 なんの目的で東急に?

 その答えは明日の新聞折り込みチラ……いや、明日のブログで!

 シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957 フィンランド)の「鶴のいる情景(Kranichszene)」Op.44-2(1906)を。

Sibelius5

当面の間とはいえ、もう1年経ちました♪GM/Sym2

  朝は決まって大渋滞
 やたら狭くなってしまった札幌駅の2番ホーム。
 狭くなったのは、1番線に新幹線の線路を敷く工事のため1番ホームを廃止。2番ホームの1番側をフェンスで覆ってしまったからだ。

 このホームのいちばん西側の階段も、半分の幅になった。だから朝、電車が到着すると、赤血球の流れが悪くなった血管のように、下りる人が階段の前に滞留する。

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 こういうときでも、順序を待とうとせずに強引にわれ先にと割り込む人がいるのは悲しいことだ。

 『当面の間』というのは具体的にいつまでとは決まっていない期間を指すようだが、長期間ということではない印象がある。でも、1年経っても狭いままだ。


 いつになったら、本来のホームらしき姿に戻るのだろう?待ち遠しいなぁ。

 以上と全然関係ない話だが、先日ネットでこの広告を目にしたとき、なぜか一瞬『クサイオナラ』と読んでしまった……
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 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第2番ハ短調復活(Auferstehung)」(1887-94/改訂1903)を。

MahlerComp Bertini

わが元上司、750ライダーになる♪フランク/交響曲ニ短調

  振り分けれた原因は不明のまま
 先日の記事で触れたが、ピョン太リーダーから会社のパソコンにメールが届いたのは、先月、つまり昨年の12月の1日のことだった。その文面の一部を紹介すると、

 ご無沙汰です。声掛けもせず、誠に申し訳ないです。
 元気に過ごしていますか?私も何とかやっています。
 ところで、もう12月になってしまい、とてもとても、、、久しぶりですが、一杯やりませんか?都合の良い日を教えてください。


というものだった。私に声掛けをしないことをピョン太リーダーが「誠に申し訳」なく思う必要はまったくないしたいへん恐縮なことだが、とにかくありがたいことにお酒を飲もうとお誘いを受けたのだった。

 ところが私がこのメールに気づいたのは、12月21日の午後4時過ぎだった。
 たまたま発見したのだ。このメールが迷惑メールのフォルダーに振り分けられ、安置されていることを。

 私は焦ってすぐに返信した。

 ごめんなさい。迷惑メールに振り分けられていて、ついさっき気づきました。このご無礼をお許しください。どうか年明けにあらためてお声掛け下りますこと、切に願っております。

 もうこの時間だ。この日は返信が来なかった。
 この日、私にはアルフレッド氏たちとの忘年会があった。が、この一件が気になって、私の盛り上がり度は当初の期待値よりも 2% ほどダウンした。

 それにしてもなぜピョン太リーダーからのメールが迷惑メールとみなされたのだろう。送信者のアドレスに問題があるとは思えない。メールの本文にもネチョネチョとかヌレヌレとかベロベロというような怪しく妖しい単語も含まれていない。まったくもって outlook にしてやられた。

 結局、ピョン太リーダーからはその後も返事が来なかった。私が送ったメールが、向こうの迷惑メールフォルダーに振り分けられてしまったのだろうか?それともプンプンしちゃったのだろうか?

 が、1月1日に事態は好転した。
 ピョン太リーダーからの年賀状に「また声をかけさせていもらいます」と一筆添えられていたからだ。

 そして、その10日後の1月11日に、あらためてお誘いのメールが来て、翌週に飲むことが決まった。

  ビール以外への浮気は許されなかった120分
 場所は APIA のエビスバー。ピョン太リーダーが以前はよく使っていたということで、店の手配、予約をしてくれた。実は私とピョン太リーダーは食べ物の嗜好が似ており、2人ともこういうビアホールの料理なんかがなかなかお好みなのだ(ただし、私はこのエビスバーに行くのは初めて。前々から行きたいと思っていた。写真は店のホームページから)。

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 料理もコースを頼んでいてくれた。
 アンティパスト、真鯛の3種盛り、ホタテガーリックバター焼き、サーロインステーキ(1人2切れ)、海老と真鯛のトマトパスタ(写真は店のホームページから。4人分)。

アピア宴会コースB (2)

 このうち真鯛の刺身を3種類の味で『ヅケ』にした料理は、私とピョン太リーダーにとってはあまりお好みではない警戒すべき一品だった。あと、パスタの真鯛のフレーバーも。要は、本来は鯛のおいしさである鯛独特の味が、残念なことに2人ともお好みではないということなのだ。

 ビールはエビス4種(エビス、エビスプレミアムブラック、50/50、琥珀エビスプレミアムアンバー)が飲み放題。ピョン太リーダーは4種を順番に循環形式の楽曲のように飲んだ(2回転)。私はエビス一筋。「ビアホールなんだから」ということで、この日は2人とも飲み物はビールオンリーにした(そのため私は2時間のうち4回もトイレに行った←余裕をみたせいもあって)。

 いろいろな話に花が咲いたが、話の概要は、

 ・ピョン太リーダーは、いまの第2の職場を今年で退職となる。
 ・6回目のワクチンも打ったが、昨年コロナに感染した。感染経路の心当たりはまったくない。
 ・もともと免許は持っていたが、ついに昨年バイク(750(ナナハン))を買った。
 ・そのナナハンで、好きな城巡りをしたいと考えている
 ・むかしに比べ酔いやすくなった(2サイクルできるのだから、まだまだたいしたものだ)
 ・通っているクリニックでは薬を3カ月分出してもらっている。MUUSANもそうしてもらったら楽だと思う。

というようなものだった。

 それにしても、ナナハンで全国を巡るとはすごい!
 やはり人間、いつまでもやりたいことを持ち続けアクティブに生きなければ!
 私のように、パソコンに向かってこんなことを書いている場合じゃないのかもしれない。

 循環形式を用いた楽曲は多々あるが、今日はその中でも特に有名なフランク(Cesar Franck 1822-90 ベルギー→フランス)の交響曲ニ短調(1886-88)を、クレンペラー/NPOの演奏で。

FranckSymKremperoer

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第290回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

 この日の指揮者、黒岩英臣は定期のほかに北電ファミリーコンサートでも札響の指揮台に立ったはずだが、私がこの人が振る演奏を聴いたのはこれ一度きりである。
 それにしても、修道士となったというのは異例の経歴だ。
 この日の演奏は、あまり記憶に残っていないのだが、エキサイティングだったという印象はない。

 この日のプログラムは宗教作品がなかったが、ぜひとも宗教音楽を聴いてみたかったものだ。
 今回も『ソーセージ』。なんか、ほっとする。

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 チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky 1840-93 ロシア)のピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23(1874-75)を。今日はアルゲリッチのピアノ、アバド/BPO(1994年ライヴ)をチョイス!

TchaikoPf1Argerich

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