新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2023/10

道新「卓上四季」に『弦チェレ by 札響』の話題が♪バルトーク/弦チェレ

  それは第3楽章のことですね
 私は行けなかったが-って、億劫がってもう何年も札響の定期演奏会に足を運んでいないのだが-先日の10月7日と8日の両日行なわれた札幌交響楽団の第656回定期演奏会のバルトークは(いや、きっと『バルトーク以外も』だろう)すばらしい演奏だったようだ。

 X(旧ツイッター)のフォロワーさんたちもそう呟いていたし、15日の北海道新聞のコラム「卓上四季」でも取り上げられた。「卓上四季」でこのような話題が載るのは珍しいことではないだろうか?

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 この文を読むと、ホリガー/札響による「弦チェレ」の演奏がいかに素晴らしかったかがじゅうぶんに伝わってくる。

 バルトーク(Bartok,Bela 1881-1945 ハンガリー)の「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(Musik fur Saiteninstrumente, Schlagzeuge und Celesta)」Sz.106(1936)は、実は私がバルトークという作曲者を知るきっかけになった作品。1974年3月23日(土)の20:05からNHK-FMで放送された(その前の5分間はニュースだ)「シンフォニーホール」をエアチェックしたのだった。岩城宏之/NHK 交響楽団の演奏で、「弦チェレ」の前には柴田南雄の「コンソート・オブ・オーケストラ」も流れた(尾高賞の受賞作品)。しかし、これまで生演奏で聴いたことがない。「管弦楽のための協奏曲」は何回も札響定期で聴いているのに、である。きっと私が札響定期に通っていたころは、この曲が取り上げられたことはなかったと思う。もしかすると、今回が札響初演なのかもしれない。

 バルトークは1936年の夏に指揮者の P.ザッヒャーにスイスのグリュイエールにある彼の山荘に招待されたのだが、そのときに着想されたのがこの曲。ブダペストに戻ってから完成、翌年1月にザッヒャー指揮のバーゼル室内管弦楽団によって演奏されたが、この初演は大成功を収めたという。そのすぐの10日後にはフルトヴェングラーがベルリン・フィルの定期演奏会で取り上げ、バルトークは一躍有名人になった(定期演奏会の演目ってそんな直前に決めてよいものなのだろうか?)。

 大成功するには渋すぎる曲のようにも思うが、考えてみれば私もこの曲でバルトークに魅かれ、いまに至っているのだった。

 この曲では、私はやっぱりブーレーズ/CSO の演奏が好きだ。
 札響定期の日に、「今日は定期演奏会か。こっちはこっちで楽しもう」と、私は自室でイソップの「酸っぱいぶどう」の話のように、この CD を聴いたのだった。

BartokMandarin

わが家のネットオーディオ体系、消滅す♪LvB/Sym3

  マウスで選曲した方が楽でした
 CD 音源をリッピングして無線 LAN ディスク(NAS)に FLAC 形式のファイルとして取り込み、それをネットワークオーディオプレーヤー(NAP)に WiFi で飛ばし再生するという体制、つまりネットワーク・オーディオの体制を構築したのは2018年のことだった。

 その後もリッピング作業は続き、持っている CD のほぼすべてを取り込み終えたのは昨年の暮れのことだった。
 ところがその少し前、去年の夏に突然 NAS が身動き一つしなくなった。幸い外付け HDD にも音源をバックアップ保管していたので助かったものの、これで NAS をサーバーとして WiFi で NAP(NA6005) とつないで音楽を再生することができなくなった。

 その後は 外付け SSD を購入し、ここにもリッピング音源を保管。SSD とパソコンを USB 接続し、パソコンの音楽再生ソフト MusicBee で音源を再生することにした。パソコンと CD プレーヤー(SA8005)を USB で有線接続し、CD プレーヤーに搭載されている D/A コンバーターを使っての再生である(実際には NAS が崩壊する少し前から、この方法を使い始めていた)。

DSC_1402

 音楽を再生する際にいちいちパソコンを開かなければならないので手間がかかるかと思ったが、NAP の小さなディスプレイを見ながら操作するよりも MusicBee で選曲するほうがずっと使い勝手が良く、手間は気にならなかった。

20231015MusicBee


 また、NAS だとサーバーとして DLNA 規格で扱えるファイル数に上限があることもネックだった(私が持っていた NAS では1万ファイル。もっと多くを共有できる機種もあるがなかなかお値段も高い)。いくら高速と謳われた NAS でも、HDD からファイルをコピーするのにかなりの時間がかかる。それも億劫だった。

 なので、新たに NAS を買い直すことはやめて、この接続、再生方法でずっと行こうと考えたのだ。
 そしてまた、NAP では数年前からインターネットラジオの vTuner が有料になり、それもまたいつまでサービスが提供されているのか不透明。となると、NAP を持ち続ける意味がなくなってきた。使う機能としてはチューナーだけだ。

 それでも、USBフラッシュメモリに保管した音源ファイルを聴くこともあるかもしれないとは思った。この NAP の前面にある USB 端子に差し込むと、FLAC 形式の音源ファイルが再生できるのだ(CD プレーヤーの SA8005 の前面にも同様の USB 端子があるが、FLAC 形式には対応していない)。
 しかし、この1年間、一度もそういった使い方をすることはなかった。

 ということで、このたび NAP を売却処分した。
 これで わが家のネットワーク・オーディオの体系は無くなり、PC オーディオとなった。まあ、実際には NAS が壊れた時点でネットワーク・オーディオとしての体系は崩壊していたわけだけど。

 プリメインアンプと CD プレーヤーというシンプルな2段重ねになって、なんとなくすっきりしたといえばすっきりした。

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 なお、これまでは土曜日に STVラジオの 「ごきげんようじ」を聞くときは NAP のチューナー機能を使っていたが、これからは小さなラジオで聞くことになる。

 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の交響曲第3番変ホ長調Op.55英雄(Eroica)」(1803-04)を、刺激的なジンマンの演奏で。

EroicaZin

珍しく2日連続で『家族市場』へ行って来た♪R-コルサコフ/シェエラザード

  ちょっと足を延ばしてみると
 サツエキから私を雇ってくださっている会社までの通勤路にはセブンイレブンもローソンもファミマもある。残念ながらセコマはない。そしてまた、ファミマの場所はちょっとほんのちょっと迂回する形になる。なので、コンビニで弁当を買うとしたら、セブンかローソンになることがほとんどだ。

 しかし LAWSON の弁当は、ときおり私のツボにはまる商品が売り出されるものの、私にとってはセブンに比べると全般的に魅力が劣る。
 でも、セブンイレブンの弁当もじゅうぶんに食べているので、飽き気味でないといえば嘘八百になってしまう。

 ってことで、現状打破のためにネットで Family Mart の弁当のラインナップを調べてみると、おやおや、なかなか興味深い商品があるではないか。
 そこで先週の木曜日の朝は、ちょっと回り道して(といっても60歩ほどだ)ファミリーマートに寄って、ネットを見て狙いをつけていた新商品の「ミックスグリル弁当」(税込560円)を買って出社した。

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 前日か前々日からの在庫なのだろう。賞味期限は私が食べ始める予定のわずか1時間後だったが、レンジアップして食べたところご飯がパサつき気味なんてことも全然なく、ジューシーなご飯だった。

 ハンバーグ(デミソース)、チキンステーキ(トマト風味ソース)、豚焼肉(和風玉ねぎソース)と味の変化が楽しめる。ほかにスパゲティと、コーンと(私としてはおかずとは認めたくないが)フライドポテトが入っていた。どの肉料理も高水準の味だが、豚焼肉の存在感はほかに比べ希薄に感じた。

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 実はこの日の私はファミマだけでおさまらなかった。
 ご飯が足りなそうだと危惧し、セブンイレブンで赤坂四川飯店監修の「五目炒飯」おにぎりも買ってしまったのだ(中華フェア開催中の限定商品だ)。もし弁当を食べ進めて足りそうだったら、おにぎりは家に持ち帰って食べればいいと考えたのだ。が、弁当も残り3分の1ぐらいのところでやはり足りないだろうと判断。封を切って、白米と炒飯のデュオを楽しんでしまった。いやはや、糖質のとりすぎだ。とりすぎだが、元気である証拠でもある。
 このチャーハンも実においしかった。四川飯店の看板に偽りのない味だ。

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  コンビになっちゃった
 この「ミックスグリル弁当」でファミマの弁当もなかなかなものだと感心し『あなたと、コンビに、』モードになった私は、この日横目でチェックした「ぶた丼のとん田監修 炙り焼豚丼」(税込680円)を、また翌日の朝にファミマに寄って買った。こちらはチルド弁当である。

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 「にんにく一味」なるものが付いていたが(にんにくの仲間ってことではない)、これがけっこう辛い。『決め手のスパイス』と書かれているが、私はちょっとだけ肉につけて食べたものの、燃えるような辛さは苦手なのでほとんど使わなかった。

 帯広に4年間住んでいたし、その前も、その後もけっこう帯広に行っているのだが、私は有名店「とん田」に行ったことがない。だからこのファミマの豚丼がとん田の味にどのくらい近いのか私にはわからないが、甘辛さが絶妙でおいしかった。自ら『決め手』を欠かしてしまったが、なんの問題もなくとてもおいしかったのである。

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 話は変わって、49年前の今日、1974年10月17日の夜、私は第20回北電ファミリコンサートを聴きに札幌市民会館に行った
 演目のどの曲も初めて聴く曲だったが、なかでもメインのシェエラザードにはひどく感動させられた。中学のクラスメイト数人と聴きに行ったのだが、みんな大興奮。
 終演後、みんなで札幌駅まで行って国鉄バスの手稲営業所行き(手稲鉱山行きだったかもしれない)に乗って、「手稲東町」バス停で降りた。その間も、あの印象的な動機を忘れないよう、懸命に頭の中で反復していたことを思い出す。

 その後この曲のLPとして最初に買ったシルヴェストリの演奏を。

SilvestriBox

息子は一足早く『冬靴』、私はまだ『夏靴』♪ヘンデル/HWV.33

  去年はもう履き替えたが
 今日は日曜日なので、最近自分で設けた慣例に従えばブログ記事の更新はお休みするところなのだが、明日本館の記事をアップするのでこちらは今日更新し、明日休むことにした。

 先週の日曜日、長男夫婦がお孫ちゃんを連れて我が家にやってきた。 
 今回の重要な目的は、長男の車のタイヤ交換。
 住んでいるアパートにはタイヤの保管場所がないためウチで預かっているのだが、来れるとき来たついででスタッドレスタイヤに交換をした。

 それから一週間経つが、では自分の車のタイヤ交換をしようかいうと、まだそんな気にならない去年は10月9日に交換しているのに)。なんというか、寒くはなりつつはあるが、まだタイヤ交換をするには早い、と例年になく感じてしまっているのだ。

 だって、わが庭の家庭菜園コーナーではあのとき芽生えたコマツナやルッコラがまだ生育しているし、バラもまた新たなつぼみをつけ始めたり咲いたりしている。ただ、まだ抜いていないキュウリは、いよいよもってヘンテコな形の実をぶら下げ始めた。

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 上から順に、「ブルー フォー ユー」「シャルロット」「バフ ビューティー」「真宙(まそら)」。

 とにかくそんな気候なのに、とても冬タイヤに交換しちゃう気が起きない(単に怠け者?)。

 で、私はタイヤ交換とはまったく違うこと思いたった。
 バラのコンパニオンプランツとして植えてあるパセリ-コガネムシ除けになるらしい-の葉を摘み、電子レンジで乾燥させ(600Wで3~5分くらい)、乾燥パセリ作りに取り組んだのだ。

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 このレンジアップしたパセリをこのあと手でもみほぐし、乾燥パセリを完成させたのであった。

 そのあとは家の『外回り』の点検。
 その悲しき話は明日の本館のブログ記事で!

 では、みなさん。充実した日曜日を!

 ヘンデル(Georg Friedrich Handel 1685-1759 ドイツ→イギリス)の歌劇「アリオダンテ(Ariodante)」HWV.33(1734)からアリア「怠惰なあなたはそうしますか?(Neghittosi or voi che fate?)」。

Rosso

江別市民のために江別市民の私は参加したい♪吉松隆/忘れっぽい天使

  私を認知症研究のために使ってください
 9月13日の北海道新聞朝刊にこのような記事が載った(地域面)。

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 私はこれに参加しようと思っている。
 喉から手が出るほど4000円分の商品券が欲しいからではない。
 私はアルコールを摂取すれば当たり前だと思っているが、ここに書いたように、飲酒時に話したことを忘れることがあり、妻はそれを認知症の始まりかもしれないと疑っており、その嫌疑を晴らせる良い機会だと考えたからだ。そしてまた、食生活改善にもつなげられるかもしれないし、何よりも市長さんが言っている「江別市民の健康向上」につなげたいと、健康発展途上の私は使命感を抱いたのである。

 健康といえば、先日インフルエンザ・ワクチン接種の予約を、かかりつけの病院に入れた。
 接種は3週間ほど先だ。
 それまでにインフルエンザにかからないように注意しなければならない。

 そしてまた、新型コロナウイルスの第7回目のワクチン接種の接種券が届いた。
 あらためて、これまでもう6回も打ったんだったっけと、ちょっぴり驚いてしまう。

202310Sessyuken

 第7回目でクリニックや病院以外の集団接種会場は、青年センターにも市民会館にも設けられず、江別市保健センターである。
 また、実施期間は来年の3月31日までだが、1月以降は接種体制を縮小する可能性があるそうだ。

 最近、コロナワクチンは免疫力を低下させると唱えている人がいると、ネットで目にした。
 そりゃ困る。

 さて、打つべきか、もういいんじゃね?と思うべきか、悩ましいところである。

 吉松隆(Yoshimatsu,Takashi 1953-  東京)の忘れっぽい天使(Forgetful Angel)を。

YoshimatsuForgetful

がやがやするフロアにさりげなく爽やかな音楽が♪ドヴォルザーク/vc協

  鶏も豚もご飯もたっぷり
 火曜日は午前中に外に出る用事があったので、用事を済ませたあと会社へ戻る途中で東急百貨店の地下に寄って、この日は魚一心惣菜亭で「鶏西京焼き&豚西京焼き弁当」を、おそらくこの日以来ぶりに買って食べた。

 先日も魚一心惣菜亭に行ったが、この西京焼き弁当は並んでいなかった。
 時間によるものなのか、日によるものなのかわからないが、この西京焼き弁当にはいつだって遭遇できるってものではないのだ。

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 以前のような高級感あふれる帯はかかっていなかった。まっ、帯がかかっていようといまいと味に関係ないもんね。

 肉もたっぷり、ごはんもじゅうぶんな量。そして玉子焼きは2切れだし、しめじ、ブロッコリー、パプリカ、紅ショウガと、繊維質も豊富。
 それにしても、相変わらず実においしい西京焼きだ。

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 なお、この日もここ魚一心惣菜亭で、店員さんが私に「東急か楽天のポイントカードはお持ちじゃないですか?」と聞いてくれた。
 ということで、私はこの日も楽天ポイントをゲットすることができた。

 弁当を買っあと出口へ向かっていると、天井のスピーカーから聴きなれた音楽が流れていることに気づいた。アレンジされていたのですぐに何の曲かわからなかったが、頭の中で反芻して、それがドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)のチェロ協奏曲ロ短調Op.104,B.191(1894-95/改訂’95)の第2楽章であることがわかった。

 なかなかさりげなく感じの良い選曲だと思った。
 おいしいものを探し求めてそこいらへんを歩いていたおばさんたちやおじさんたちは、音楽が鳴っているのにも気づいていない感じだったけど。

 では、この演奏を。

BrahmsSym3Eliska

夕鉄バスの南幌行きの路線名は札幌代行線♪WAM/Sym25&P協10

  札幌の代行って?
 先日、10月からの夕鉄バスの新経由路線について、手書きの線を記入した地図を掲載した

 そんなことする必要はなかったんだよ、って具合に新しいバス路線マップが発行された。当然2023年10月現在のものである。私の線引きは無駄な作業に終わった。
 そしてまた、南幌東町行きの路線は(早苗別を経由するかしないかにかかわらず)『札幌代行線』という路線名になったことを私は知った。『代行』が何を意味するのかわからないが……

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 そうそう、江別といえば、江別・野幌の情報ナビサイト「えべナビ!」によると EBRI の「蕎麦と牡蠣のことぶきや」が10月22日をもって閉店するそうだ。
 かしわそばがおいしかったのに残念だ。 

  初『小ト短調』の日
 話は変わるが、いまこの記事を書いているのは10月11日なのだが、50年前のこの日、1973年の10月11日(木)に私はモーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91)の2つの曲を初めて耳にした(←紹介曲を選ぶ口実の新しいパターン)。
 夜10時15分からのNHK総合テレビの「コンサートホール」というN響の公演を取り上げる番組で放映された、交響曲第25番ト短調K.183(K6.173dB)(1773)と2台のピアノのための協奏曲(ピアノ協奏曲第10番)変ホ長調K.365(K6.316a)(1779)。
 指揮はハンス・スワロフスキー。コンチェルトの独奏はイェルク・デムスとパウル・バドゥラ=スコダ。ピアノを向かい合わせに配置した様子は、断片的に記憶に残っている。

 この2つの曲については、その後も何年かはこの演奏をラジカセで録音したものを聴いていた。

 1973年は私がクラシック音楽の魅力に取りつかれた元年。あれから50年か。やれやれ……

MozartNo10

Mozart25Marriner

水曜日と金曜日は喜怒哀楽体験紹介日♪シューマン/お休み

  休みが終わることはないだろうけど……
 北海道新聞が9月30日をもって夕刊を休刊したことをご存知の方も多いはずだ(道民なら)。

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 休刊といっても復刊することはないのだろう。
 中学生の時に1年ほど道新の夕刊配達のアルバイトをしていた私としては寂しい限りである。

 といっても、実はわが家はもう何年も前から朝刊だけ購読しており、夕刊はとっていなかった。

 今回夕刊が休刊になったことによって、しかし朝刊しかとっていなかった私もある恩恵を受けることができるようになった。
 「はいはい道新」が朝刊に掲載されるようになったのだ。
 朝から心が温まったり、ねじれた体験談にクスリと笑えるようになれるのは、うれしいことだ。

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 掲載は水曜日と金曜日の週2回という限られた回数になるので、より一層『高度』な体験談が選ばれていくに違いない。

 シューマン(Robert Schumann 1810-56 ドイツ)の「お休み(Gute Nacht)」。
 無伴奏混声四部合唱曲の「4つの歌(4 Gesange)」Op.59(1846)の第4曲で、詞は F.リュッケルト。

SchumannChore

禁煙パイポのCMが流行ったのは何年?♪ブリテン/気まぐれ

  そのときそのときの出来事の記憶がよみがえる
 私が大学を卒業して就職し、最初に配属となった課では、取扱商品の販売促進業務も行なっていた。そのため、広告代理店と折衝する機会も多かった。

 そんなときにたまたま見つけたのが、ホイチョイ・プロダクションズの「気まぐれコンセプト」という4コマ漫画の本だった(小学館)。買った店は今はなき、ルーブルなにわだった。
 この漫画はビックコミックスピリッツに連載されているもので、それが単行本化されたものだった(1984年)。広告業界を題材にしており、専門用語の解説もあり私は教科書として重宝した。

 その本を誰かに貸したのだが、返って来ずそれっきりに。

 連載開始から2015年までの35年間のベストセレクション版である「気まぐれコンセプト完全版 35年分」が2016年に発刊となり、さらに2020年に電子書籍版も発売されていたことを今年の7月にたまたま知り、8月の初めに電子書籍版を購入。ただ、完全版といっても全作品を収録しているのではなく、ベストセレクション。それでもかなりのボリュームで先日ようやく読み終えた(ずっと連載が続いていたということにも驚いた)。

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 そのときそのときの流行や時事ネタなどが盛り込まれていて、こんなこともあったなぁ、あんなものが流行ったなぁと、たいへん懐かしく、そしてとてもおもしろかった。
 1981年から2015年までの35年間の『歴史』や『文化』に興味がある人は、けっこう楽しめるのではないだろうか?

202308KimagureManga

 ただスマホで読むと文字が小さくて、老眼がさらに進んだ私にはけっこうしんどかった。
 最初にこの本の単行本を買ったときは、まだ20代半ばで老眼のだったのに……

  私のあとにもお客さんが2人
 時事ネタといえば、先週の金曜日の朝のこと。

 札幌駅西改札前の弁菜亭ワゴに向かうと、二人連れの先客が。外国人のカップル。おそらくは夫婦だ。二人は悩みながらも「幕の内 いしかり」と「知床とりめし」を買った。
 その間待っていた私は、2人が買い物を終えたあと、続いて「幕の内 いしかり」を買った。
 私の後ろにはすでに2人のお客さんが並んでいた。
 お客さんが増えてきて何よりだ。

 9時過ぎから札幌は暴風雨となった。
 朝のうちに昼食を調達しておいて良かったと思った。

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 あれ?あんまり時事ネタじゃないな……

 で、今日のタイトルの答え。

202308kimagurePipo

 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「気まぐれ(Fancie)」(1961)。
 ピアノ伴奏の斉唱の曲である。
 
BrittenNaxos

津軽海峡は孫正義、なわけはない♪サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン

  ワンコインの月替わり
 毎月のように「早いもので」と書いているような気もするが、早いもので10月になり、その10月の第一週も終わろうとしている。

 10月最初の出勤日である2日の月曜日の昼は、札幌駅西改札前の弁菜亭ワゴンで「今月のおすすめ弁当(神無月)」を買って食べた。

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 ここで海外の読者の方のためにご親切に説明すると、神無月というのは10月のことであり、つまりこの弁当は10月の月替わり弁当であるということである。
 「今月のおすすめ弁当」を買うのは7月以来。
 8月のものも9月のものも、見た感じ私のお好みの内容ではなかったからだ。

 「神無月」はザンギにきのこが入った『あん』がかかっているものがメイン。ザンギはかつて「幕の内弁当」に入っていたものと同じ味(現在はザンギではなくコロッケになっている)で、まあこんなもんでしょうという味だ。それは食べる前からわかっていたのだが、それでもこの弁当を買ったのは、白ご飯と鮭そぼろご飯という二重奏に魅かれるものがあったからだ。
 なお手前の煮物にあるレバ刺しのようなものはコンニャクである。

20231003BensaiteiTsukigawari2

 それにしても500円でこの弁当を売ってくれるのは、あいかわらずすごい。駅弁も含め、こういった廉価な弁当も売れ行きが良いようで、弁菜亭の戦略が功を奏していることをうれしく思う。

 水曜日は朝から出かける用事があり、10時過ぎに旧エスタの横の通路を通ったら、こんな通りができていた。

20231004MOGMOG

 「日本一」の焼鳥弁当が買えるかなと思って行ってみたが、まだ開店前だった(日本一は11時開店)。

 そこで東急百貨店へ。

  ワンコインのまかない
 「魚一心惣菜亭」をのぞいてみると、「まかない弁当」というワンコイン弁当があったので買った。プライスカードには501円とあるが、実際の精算では500円の間違いなくワンコインの弁当。私が買ったのはエビフライのまかない弁当だが、他にもいくつか種類があった。

20231004Makanai1

 そしてこの日は、これまでになかったことが!
 会計のときに、店員さんから「東急か楽天のポイントカードはお持ちじゃないですか?」と聞かれたのである。私が「持ってます!」とカードを提示したのはもちろんのことである。

 さて「まかない弁当」だが、海苔の天ぷらの下にはカボチャの天ぷらも入っている。
 レンジアップしなかったせいか、天ぷら類の衣が硬かったものの、この内容で500円はこれまた立派である。

20231004Makanai2

  ツ……ル……イ…ン
 この日の通勤帰りに JR の電車の車内で見たドア上の広告。

20231004JRnakaduri

 『スマホでのーる。』って、何の語呂合わせにもしゃれにもなっていないと感じるのは私だけだろうか?
 ツガルカイセンっていうのもよく理解できない(津軽海線にかけてる?)。『津軽海峡は、旨いが正義だ!』は全然わからない。で、『まさよしだ!』じゃないですよね?

 サラサーテ(Pablo de Sarasate 1844-1908 スペイン)のツィゴイネルワイゼン(Zigeunerweisen)Op.20(1878)を。
 曲名は『ジプシーの歌』という意味である。

MozartMutter

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