一 → 八 → 一
先週の火曜日の昼は、午前中にお出かけついでに寄った東急百貨店の地下で「天一」の「天丼弁当 竹」を買った。
当初は「魚一心 惣菜亭」で、あの西京焼きがデュオになった弁当を買おうと思ったのだが、そのときはまだその弁当は並んでいなかった。悲しみに暮れながら思いついたのは、「そうだ、たまには『米八』のおこわの弁当もいいかも」ということ(考えてみれば「米八」のおこわはもう何年も食べていない)。しかし、売り場に行ってみるとおかずが魚主体で、おまけにお値段もそれなりで、残念ながらちょっと私の嗜好には合わないとあきらめた。
こんな劇的なドラマを経て、「それなら」と「天一」に行って、食べて間違いのない「竹」(税込972円)にしたのだった(サツマイモをナスにチェンジしたのは言うまでもない)。
「天丼弁当 竹」が札幌駅立売商会(弁菜亭)の「幕の内弁当 いしかり」よりも高くなったと大騒ぎしたのも遠いむかしの話(って、まだ1年半前のことだけど)。その後の物価高騰で「天丼弁当」も「いしかり」も値上がりし、このたび「いしかり」が1,050円になったことで、再び「竹」のほうが「いしかり」よりも安くなった(ついでに言うと、同じ駅弁同士で、当時は「知床とりめし」のほうが「いしかり」より50円高かったが、いまでは「とりめし」の方が「いしかり」よりも50円安いという逆転現象が起こっている。いや、だから「とりめし」をさらに値上げすべきだなんて言ってません)。
そんな小難しいことを考えながら食べた天丼は、しかし小難しいことなんてどこ吹く風とばかりにおいしかった。
翌日の水曜日はこのところ通っていたファミリーマートではなく、セブンイレブンで弁当を購入。
前日に偵察して目星をつけていた「鉄板焼きチキンステーキ弁当」である。
油 → バター、タイ or ブラジル → 国産?
この弁当は、以前買った「若鶏のチキンステーキ弁当」と異なり、肉の上にのっているのは「バター風味油」ではなく「バター」の表示だし、鶏肉の産地表示がない(ということは国産か?)。
実際、「若鶏のチキンステーキ弁当」を食べたときにちょっぴり感じたパサつき感が、こちらの「鉄板焼きチキンステーキ弁当」では感じず、ジューシーだった。味付けも私好みで、これはリピしたいと思った。
なお、私から言われたくないだろうが、10月も今日で最後である。
50年前の今日、1973年10月31日に私が初めて聴いたのが、シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の交響曲第7番ロ短調D.759「未完成(Die Unvollendete)」(1822)。
これもまた、カラヤン/ベルリン・フィルの来日公演の生放送をエアチェックしたのだった。
当時、この曲は「第8番」という番号が付けられていた。