新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2023/07

会社の売上向上とMUUSANの食生活に寄与するために♪ハイドン/Sym94

  新たな売場、設けました!
 コロナが収まり、通常どおり出勤する人が増え、また、旅行者も増えたことによって、朝の札幌駅はふつうどおりに混むようになった。
 人出が多くなり、そしてまたこの間に札幌駅の Kiosk が相次いで閉店となり、以前私が出勤の日は毎回弁当を物色しに寄っていた「ラッチ中店」も連日、レジは長い列。
 そんなわけで、このところキヨスクからすっかり足が遠のいている。

 キヨスクで売っている弁当は、日糧、ヤマザキ、そして弁菜亭(札幌駅立売商会)の(駅弁ではない)弁当だ。
 キヨスクに近寄っていないということは、これらの弁当を買えないということである。

 そんな私の窮状を知ったかのように、先週から西改札前(改札外)の弁菜亭の(臨時的)ワゴンの横に、もう一台ワゴンが並べられた。
 おそらく、キヨスクの店舗が減ったことで販売の場が少なくなり弁菜亭にとって販売のチャンスロスが出ていることと、一方で買いたいのに混雑したキヨスクに立ち寄ってられない私のような人への利便性を考えて、こういうアイデアを提案した人がいるのだろう。

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 『弁菜亭の日替わり弁当』ワゴンである。

 キヨスクで売っている弁菜亭の弁当は「幕の内弁当」と「ハンバーグ弁当」の2種類だけだが、このワゴンではまさに『日替わり』の弁当も置いてあり、値段はどれも500円。

 私はこの日、「日替わり弁当 A ミックスフライ」を買ってみた(興奮のあまりよく覚えていないが、幕の内とハンバーグを含め、全部で5種類ほど置いてあったと思う)。

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 トンカツにエビフライ、白身魚フライにシューマイ、茹でたブロッコリーにマカロニサラダである。

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 しょうゆの容器がタルタルソースに溺れているのがちょっと悲しげだが(黄色いキャップのものはソース)、そしてほっぺたが落ちそうになるくらいおいしいってわけではないが、500円でこれだけの内容の弁当が買えるのは、まさに庶民の味方!驚くほど良心的だ。
 これからはこのワゴンのチェックを怠るわけにはいかない。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第94番ト長調Hob.I-94驚愕(The surprise)」(1791)を。

Haydn94

行けばすぐ買えるという状況に変化が♪グラズノフ/海

  うなぎは回遊するが、私は周遊したかった
 夏休みが始まった。
 インターハイも始まった。
 すでに観光客の姿も多くみられるようになっている。
 サツエキも朝から人がたくさんだ。

 そんなわけで、最近では朝に弁菜亭(札幌駅立売商会)に行くと先客がいて少し待たなければならないような場面も多くなった。弁菜亭にとっては、ここ数年辛抱した努力が報われつつある格好だ。

 その弁菜亭で、あらたな駅弁が発売されたことを、同社のホームページで知った。

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 これはそそられる。

 ということで、このところ昼食にお金をかけ過ぎだと反省はしているものの、食べられるときに食べることが大切と、食欲不振に陥ったときの苦しさを知っている私は、火曜日の朝、札幌駅西改札前(改札外)の弁菜亭ワゴンに向かった。

 老夫婦がどの弁当にしようか迷っていて時間がかかっていたので、私は先に買った。「うなぎ入り海鮮釜めし」を。
 店の人には、通りすがりのわりに気前の良い買い方をする紳士だと思われたことだろう。

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 で、なんで周遊じゃなくて海鮮に変わったかというと、瞬時にして「北海道周遊おにぎり弁当」の姿はなく、まだ届いていないことを私は理解したからだった。

 「海鮮釜めし」はその名前、その内容から、私の好みであるとは想像できなかったが、一度は食べておくべきだと思い(肉三昧だけでは弁菜亭ファンとしては片手落ちってもんだ)、買ったのだった。
 みなさんに対して緑色の袋のなかの箸をきちんと写真で紹介しておく責任も、私にはあるし。

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 この「うなぎ入り海鮮釜めし」は、どのおかずもおいしかった。

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 しかし、上に書いたように、そもそもが海鮮物志向ではない私には、ふつうにおいしいという感想にとどまらざるを得なかった(やっぱり「幕の内 いしかり」を選ぶべきだったのだろうか?)。
 うれしい誤算は、うなぎの蒲焼きが予想外にもふんわりやわらかで、へんな臭みもなく、蒲焼きとしては A 級品だったことだ。

  掛け紙は日替わり?
 翌日の朝。
 このときは、改札内の弁菜亭に行った。
 おじさんが一人、駅弁を買おうか買うまいか店の前で迷っていた。
 私は瞬時に「北海道周遊おにぎり弁当」があるのを発見し、迷っていて買う決心がつくのが何時間後になるのかわからないおじさんの横で、「これください」とお店のお姉さんに言って、購入した。お姉さんは「決断力のある、すてきな人ね」とばかり、笑顔で商品を渡してくれた。

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 でも、このときは「宗谷」しかなかったから良かったようなものの「北斗」などほかの包装紙のものもあったなら、私もどれにしようか迷っていたかもしれない。
 この特急の写真入り掛け紙をはずすと、またまた「四季彩(しきのいろどり)」の文字が印刷された箱が。このときと一緒だ。

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 この弁当はすばらしく充実した内容の駅弁だ。
 おにぎり2個では少ないかなと思ったが、コーンやスパゲティ、ポテサラにあんこもち(柳もち?)が炭水化物の補強をしてくれるので、満腹になる。

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 おかずもどれもおいしい。一品一品が弁菜亭の傑作というべきものばかりだが、ザンギだけは他の弁菜亭の弁当にも入っているのと同じ感じの、衣がややぶよっとしたもの。そこがわずかにマイナスポイントだ。

 夏休みで人の動きが多くなっているのだろう。
 この日の夕方のオホーツク3号は、通常の3両編成から4両編成へと、車両が増結されていた。
 そしてまた、線路わき(高砂⇔江別間)では、JRから土地を借りて野菜を作っているおじさんが、そんなのかんけーねぇとばかり、作業に集中していた。

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 でも、、、、、昨日は金曜日だったのに、オホーツク3号はいつもどおりの3両編成だった。どーいうことなんでしょう?

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 グラズノフ(Alexander Konstantinovich Glazunov 1865-1936 ロシア)の幻想曲「(The Sea)」Op.28(1889)を。

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腹ペコなアオムシとの付き合い方 2023♪ショパン/練習曲Op.25-9

  ブロッコリーはお嫌い?
 庭でバラや野菜を育てている私にとって、最大の敵は害虫である。
 しかし、一口に害虫と言っても、アブラムシサンゴジュハムシ(オオデマリの葉を食い荒らすイモムシ)、アブラナ科の野菜にやって来るナガメなんかに対しては、私はお情け無用で駆除作戦を遂行するのだが、アオムシ、つまりモンシロチョウの幼虫に対しては、それがモンシロチョウの子どもであると思うと、なんとなく退治するのが申し訳ない気持ちになってしまう。モンシロチョウが好きだというわけではないのだが、それでも殺すには忍びないと思ってしまうのである。

 それでも、昨年はダイコンの葉を食い散らしているアオムシどもを退治した。あたりが糞だらけになっているのが耐えられなかったのである。

 しかし、今年はアオムシは駆除しないでおこうと私は決めた。
 というのも、お孫ちゃんが好きな本のなかに「はらぺこあおむし」というのがあるのを知ったからである。

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 それなのに、わが家庭菜園に潜む腹ペコなアオムシを駆除するなんてことが、私にできようか!

 ストーリーは、葉っぱの上にあった小さな卵からちっぽけなアオムシが生まれ、食べ物を探しては食べ続ける。そして、すっかり大きくなってアオムシはさなぎになり、やがてきれいな蝶になる、というもの。
  アオムシが食べたあとのように、ページに穴が開けられた造りとなっている。

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 この絵本は、たくさん食べたら大きくなれるということを子どもに示唆しているし、また食べ過ぎておなかが痛くなったあと緑の葉っぱを食べたらおなかの具合もすっかり良くなったという、野菜を食べるといいんだよ、ということも訴えており、短いながらも奥深い話になっている。

 半年ほど前に、お孫ちゃんがわが家に遊びに来たときに、廊下に飾ってある絵を指さし、つたない言葉で「あ お む し」と言った。
 「えっ?」と私がその絵を見ると、なんとそれは「はらぺこあおむし」のものだった。

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 いつも目にしているのに、まったく「はらぺこあおむし」という認識が私にはなかった。なんてこったい……。それにしても、この絵はいつどこで買ったのだろう?妻が一人で買って来たってことは考えられないから、一緒にいるときに買ったのだろう。けど、記憶にない。

 さて、今年はダイコンを植えていないし、アオムシが好むアブラナ科の野菜はルッコラとコマツナを収穫したあとの今はブロッコリーだけだ。

 で、ブロッコリーは葉が食べられても食用にする花蕾まではアオムシに食べられないだろうし(だったらダイコンだってそうじゃないか!)、どっちにしろ収穫のピークは過ぎた。ということで、もしアオムシを発見したとしても、温かい目で見守ることにした。

 葉を見ると、いた。アオムシが。でも2匹だけだ。

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 5日後。
 ちっぽけなアオムシは、少し大きくなった。

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 ところが、その数日後に観察しに行くと、アオムシの姿はなかった。
 葉の穴も広がっていないし、糞も見当たらない。
 誰かに連れ去れたのだろうか?
 ブロッコリーの葉は見るからに硬そうなので、おいしいものを求めてどこかに行ってしまったのだろうか?
 今年の夏は仲よく付き合おうと思ったのに、いまのわが家の家庭菜園には、アオムシはいない。

 ショパン(Frederic-Francois Chopin 1810-49 ポーランド→フランス)の練習曲変ト長調Op.25-9蝶々(Butterflies)」を。
 「12の練習曲(12 Etudes)」Op.25(1832-36)の第9曲。

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妻のお誘いは『私をなじませる』ため?♪シューベルト/Sym1

  両隣のテーブルは近かったが、緊張しなかった
 昨日は、おビョーキ気味な私が「海の日」に砂川に行ってボロニア風ミートソーススパゲティを注文し、ダメかと思ったが、完食できた感動実話を書いた。

 先週の土曜日は、札幌大通にある有名なサンドイッチ店「さえら」に行った。
 その数日前に妻が友人と会ってそこで食事をしたのだが、期間限定の夕張メロンのサンドイッチがもう一度食べたいから一緒に行こうとお誘いを受けたのだ。もしかすると、外食に慣れさせる訓練のために私を誘ったのかもしれない。

 私が「さえら」に行くのは初めて。サンドイッチを食べるのも、その妻が友人と行ったときにテイクアウトで買って来てくれたのを食べたのが初めて。

 店は10時開店。朝食をごくごく軽く済ませ、JRで札幌へ。
 9時55分ころに行くとすでに長い列。店は地下3階なのだが、その入り口から地下2階よりさらに上の地下1階まで続く階段の途中まで列がつながっていた。
 しかし、なんとかぎりぎりウェイティングなく入店できた。

 妻は夕張メロン+ねぎチャーシュー。私はタラバガニ+ハム。
 今回は吐き気どころか、食欲不振になることもなく、おいしく食べることができた。

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 メロンサンドとタラバサンドの一切れずつを妻とシェア。
 メロンサンドのクリームの甘さが絶妙。メロンの甘さを邪魔しないよう、甘みはかなり控え目。
 ハムサンドも厚めのハムとキュウリ(にレタス)という、私の嗜好にあったもの(ハムは角型のタイプのようだが、よく確認しなかった)。タラバは想像していたほどカニカニ・グーしていなかったが、贅沢な味わい。ねぎチャーシューも実においしかった。

  カナリヤのトイレを拝借
 食事のあとは、妻がその友人やお孫ちゃんに帽子を作るための生地を買いに行くというので、くっついて「カナリヤ」へ。
 この老舗の中に入るのは初めてではないものの、ほぼ初めて。意外とお客さんがいることにちょっぴり驚いた。
 そのときに、便意が。またまた悪いおビョーキか?と思ったが、我慢できないほどのものではない。
 しかしせっかくだから(?)、カナリヤのトイレを使わせてもらった。やや軟らかめだったが下痢ではなかった。つまり、悪いおビョーキを発症したわけではなかった。

 妻の買い物の時間がまだまだかかりそうなので、すっきりした私は向いのジュンク堂へ。
 音楽書のコーナーでスコアを見ていると、シューベルトの交響曲第1番のスコアが置いてあった(日本楽譜出版社)。

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 シューベルトの1番とは、これまたずいぶんとマイナーな曲のように思うが、それが国内譜で出版されているとは!
 はて、私はシューベルトの1番を聴いたことがあっただろうか?交響曲全集のCDは持っているが、聴いた覚えがない。

 それはそうと、ジュンク堂からカナリヤに戻って妻と合流し、そのあと丸井今井に寄った。
 丸井今井一条館で使われている大理石については、過去にここでも触れているが、私はこういう大理石造りが好きなのかもしれない。そして、今回はこんなふうに対称形になっているのを発見した。

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 そのあと moyuk に行ったが混んでいるので、1階の入口で U ターンしそのままポールタウンに下りチカホを通ってサツエキまで戻り、ESTA のユニクロでステテコを、地下のふく亭で夕飯用の弁当(いつものやつ)を買い、家に帰ってシューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の交響曲第1番ニ長調D.82(1813)を聴いたのだった。

 やっぱり全然記憶にない曲だった。
 が、悪くない曲だ。
 エネルギッシュで若々しい(なんと、シューベルトが16歳の時に完成!)。

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 ふく亭のザンギ海苔弁当をつまみに、ハイボールを飲んだ。
 こうして土曜日が終わった。

お席にご案内された途端に、私を襲う吐き気♪サティ/食欲不振のコラール

  食事を楽しめないのはなぜ?
 『海の日』の昼。
 私は妻と、砂川の「北菓楼」に行き、そこのレストランで食事をすることにした。

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 13時近くになっていたが、まだまだ入店待ちの人が列を作っていた(ここのレストランは席数が少ないせいもある)。私たちも案内待ちの用紙(ウェイティングリスト)に名前を記入し、物販の店内を見ながら時間をつぶした(アップルパイはすでに完売となっていた)。
 そのあたりから、私はなんだか食欲がなくなっていくのを感じていた。

 30分以上経ったときに、私たちの名が呼ばれ、ていねいな応対の痰飲さんが席を案内してくれた。
 この時間、すでに名物のオムライスは売り切れ(とはいえ、私にはオムライスを食べられるような食欲も意欲も消失していた)。カレーを食べる自信もない。ということで、ボロニア風ミートソーススパゲティを注文した(忘れていたが、前回この店に来たときもミートソースを食べた。今回、妻はホタテカレー)。
 そのあと、食欲不振は吐き気へと進化した。とにかく「オエッ、オエッ」となるのだ。手で口元を隠してはいたが、妻にそれを発見されてしまった。
 なぜ、こんなことになるのだろう???最近になって、症状が悪化しているのは確かだ。

  停めにくい駐車場
 この日、「北菓楼」の前に、最初に訪れた場所は「SHIRO」。

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 異様なほど混んでいた。
 駐車場は広いが、通路をどう進むのか(一通なのかどうか?)わからないし、その通路自体が狭く酢車がすれ違うのも楽ではないし、けっこう駐車しにくい。誘導員が2人いたものの、指示が不明瞭。これは改善してほしい。

 ここ限定の化粧品もあるということで、そのせいだろうか?レジも長蛇の列。
 カフェもあったが、どのくらい待つことになるのかわからないので、早々にここをあとにして北菓楼へ向かったのだった。

  自分なりに考えてみると……
 外食となるとおなかを壊したり、食欲が失せるどころか吐き気に襲われるというのは、妻に言われるまでもなく、精神的なものだ。
 食べ過ぎておなかを壊すのならまだしも、おなかを壊したらどうしようと考えると(特に食事のあと、すぐにトイレに駆け込めない可能性が高い、車や飛行機に乗らなければならなかったり、コンサートに臨むなど)、控えめに食べても、不幸なことに暗示にかかったようにおなかを壊してしまうのだ。最近では、東京でうな重を食べた直後におなかを壊したように(そのあとモノレールに乗らなければならなかった)。

 それがさらに高じると-どういう条件で高じるのか、私にもわからない-東京でのインド料理店のときだとか、今回の北菓楼、そしておそらくはこのときも-、おなかを壊したらたいへんという不安が、食欲不振やさらには吐き気につながるようだ。

 おなかを壊す不安に加え、食べきれずに残したら店の人にどう思われるだろう、など余計なこと、考えなくてもよいことで、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっているのだろう。
 実際、「外食不安症」や「外食恐怖症」という病気もあるそうだ。私はこれプラス、過敏性腸症候群なのではないだろうか?

 家での私は、朝からチャーハンを作って食べようがラーメン大盛りを食べようがラーメン&ライスを食べようが、平気なのだ(おなかを壊すこともあるが)。
 となると、これまた妻の言うように、病院で精神安定剤やおなかの薬を処方してもらうべきなのかもしれない。持っているだけで、心が落ち着く可能性だってある。

 こんど定期検診に行ったときに、「実は、、、」と、かかりつけ医に相談してみることにしよう。

 なお、この日の北菓楼のスパゲティだが、食べ始めると徐々に食欲が回復し完食することができたし、その後、おなかも不調にならなかった。

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 解放的な気分になった私は-こういうところが病的な証なんだろう-「ほんだ」に寄って、私が苦手なシナモンは使っていないと教えてもらったので、妻の分だけではなく私の分のアップルパイも買って家へ帰ったのだった。

 サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「食欲不振のコラール(Choral inappetissant)」を。
 ピアノ曲「スポーツと気晴らし(Sports et divertissements)」(1914)の『序』にあたる曲である。

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東急百貨店の今、ビックカメラの今後♪石井眞木/秋のヴァリアンテ

  東急百貨店の客層が変わる日、近づく
 今日載せた写真は6月30日に撮ったもの。ということは、撮影から1カ月近く経ってしまったが、しかし、状況はいまも同じである。

 東急百貨店は大がかりにフロアを閉鎖して改装工事をしている。
 上りのエスカレーターに乗ってボーっとしていて4階で降りそびれたら、そのまま8階まで昇りつめないと、下りのエスカレーターに乗り換えられないので注意が必要だ(ってほど大げさな問題ではないが)。

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 で、改装してどのようになるのかというと、ご存じのとおり ESTA 閉館に伴いビックカメラがやって来るのである。
 ビックカメラは行く気満々って感じの態勢だ。

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 ホント、いよいよもって「さよならエスタ」 である。

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 なお、エスタの地下入口の向いの、以前は「銀座田屋」(今年1月15日に閉店)があった APIA の一角で、4月の末から「わくわく広場 アピア店」が営業している。
 惣菜店で、弁当もいろいろな種類が売っている。
 何回か立ち寄ったが商品を見ただけで、私はまだ利用したことはない。が、ESTA 無きあとの弁当難民救済の一助となることだろう(写真は店のホームページから)。

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 石井眞木(Ishii,Maki 1936-2003 東京)の「秋のヴァリアンテ(Herbst Variante)」Op.68(1986)を(4人の作曲家による交響組曲「東京」の第3楽章)。

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「チャーハンの素なら」と鼻歌まじりの朝♪サティ/アメリカ風間奏曲

  ピンクの中身は割るタイプ
 先週の土曜日にアップした記事の中で『弁菜亭の弁当の箸が、割り箸から丸軸分離型になった』と書いた。その発見をした「肉三昧釜めし」弁当の翌々日の木曜日には、弁菜亭(札幌駅立売商会)の「幕の内 いしかり」を買った。すると、この弁当に付いていた箸は『割り箸』だった。

 「肉三昧釜めし」に付いていた箸の袋は緑色の印刷だった。
 しかし「幕の内 いしかり」に付いている箸の袋はピンク色の印刷である。

 ということは、緑色の袋に入っている箸は丸軸分離型だが、ピンク色の袋に入っている箸は伝統的な『割り箸』というわけだ。

 弁菜亭(札幌駅立売商会)がこの二種類の箸をどのような基準で使い分け(付け分け)しているのかは私にはわからない。しかし、とにかく十分な確認をせずに弁菜亭の箸がすべて「『丸軸』になった」かのように、色鉛筆マニア的に騒ぎ立てたことを深くお詫び申し上げる。

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 なお、この日は割り損ないしないように慎重に割り、美しく2本に増殖した割り箸で「いしかり」を無事味わうことができた。

  おうちごはんなら平気なのに……
 知りたくもないだろうがこの際だからついでに報告すると、『海の日』だった先週の月曜日は、海に行かず、砂川に行って食事をした。
 食事の前に急に気持ちが悪くなった-吐き気-が、これはこのところ外食するときにときどき発症するもので、この話については-ちょっぴりおビョーキだと思うので-あらためて書かせていただきたいと思う。

 『肉三昧』の翌日は在宅勤務。
 暑いときに暑いものを、というわけではないが、西山の麺とスープでしょうゆラーメンを作って食べた。
 ラーメンは暑苦しいぐらいおいしかった。そして、私は汗だくになった。

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 この日の夕食だが、妻が仕事に出かける前に「新じゃがが冷蔵庫に入っているし、肉も解凍してあるからカレーにしたらいいと思う」と言ったが(「いいと思う」ということは、「そうするべきだ」と解釈しなければならない)、私は久しぶりにハムとキュウリのサンドイッチを食べたかったので(単身赴任していたときにはよく作って食べたものだ)、双方の願いをかなえるべく、両方作った。もちろん、在宅勤務が終わってからの17:01から取りかかった。

 今回使ったカレールーはバーモントカレーの中辛。
 このところ印度カリー子のレシピのカレーをずっと作っていなくて、なんだかカリー子さんに申し訳ない気がしている。そのために「ぶんぶんチョッパー」だって買ったのに……。いや、一庶民の私が全国的人気者である印度カリー子に申し訳なく思うこと自体、おごりであろう。
 なお、妻のアドバイスに従い、新じゃがは炒めてちゃんと油を吸わせたら、そのあと煮込んでもあまり煮崩れしないで済んだ。

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 サンドイッチは、キュウリとハム以外はマヨネーズだけという、シンプルながら飽きの来ない味のもの。パンはロバパン「本仕込」8枚切りである。ハムはプリマハムのロースハム。キュウリはわが家庭菜園ではまだ実っていないのでスーパーで買ったもの。

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 私はサンドイッチの半分以上と、カレーライスはほんのちょっとだけ食べた。
 自分で言うのもなんだし、特に秘伝の手を加えたわけでもないのだが、どちらも上出来だった。

 木曜日の昼は上に書いたように、正統的割り箸を使って「いしかり」を食べた。
 金曜日も在宅勤務。
 出勤する日よりはちょっと遅く起き、起きたらすぐさま冷蔵庫の中に残っていたご飯をレンジアップし、永谷園の五目チャーハンの素を使って朝からチャーハンを製作。当然朝食はこのチャーハン。略して『朝チャー』。略す意味はないが……
 具材は卵、数日前に作った肉そぼろ、長ねぎと家庭菜園で収穫したピーマンのみじん切り。
 市販のチャーハンの素にはいろんな商品があるが、永谷園のものはこの価格でこの味になるんかい?っていつも思うくらいお見事なもの。

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 そしてこの日の昼は、朝の残りのチャーハン少々に S&B のホンコンやきそばを食べた。

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 うん、炭水化物の摂り過ぎだ……、それ以前に食べすぎだ。
 でも、おなかはこわさなかった。

SatieCiccolini サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「エンパイア劇場のプリ・マドンナ(アメリカ風間奏曲)(La diva de l'Empire(Intermezzo americain))」。
 1900年ごろに書かれた「喫茶店の音楽(Cafe-concert songs)」のなかの1曲で、この曲の詞はD.ボノーとN.ブレス。

 プリマハムはもともとは竹岸ハム商会という名だったそうだが、1960年代にプリマハムに社名を変更している。同社のホームページには社名変更時に生まれたマークが紹介されていたが、うん、プリ・マドンナが描かれている。

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北は北海道から南は沖縄までの電力網♪ベルリオーズ/ローマの謝肉祭

202307Hokuden  オール電化の家なら相当キツイ
 先日、6月中旬から7月中旬1カ月間の、電気ご使用量のお知らせの紙が郵便受けに差し込まれていた。
 ウチはごていねいにも、北海道電力利用者(従量電灯B)である。
 で、妻が言うには、去年のこの期間よりも2、3千円高いという。

 6月から電気料金が値上げされた影響に違いない。
 なぜなら、この1カ月間、夜中にトイレの電気を消し忘れたこともないし、パソコンだってこまめにスリープ状態にした。風呂もあまり沸かさずにシャワーを使っていた。エアコンだってほとんど使っていない。唯一思い当たることといえば、在宅勤務のときの昼にラーメンを作ることが多かったことや(わが家はIH調理器である)、電動ノコで木を切ったことくらいだが、それだけでは前年同期に比べ30%まで高くなるってことはないだろう。家の外のコンセントも見てみたが、勝手にスイカヘルメットの人が充電していった形跡もなかった。

 そんなことを考えていたときに、思い出した。
 先月、北海道電力からメールが来ていたことを。

2023.06HokudenOkinawaSpam

 って、北海道電力の利用料金の請求メール-そもそもそんなものが来るわけがないのだが-なのに、その送信アドレスは沖縄電力のものなんだと(写真はイメージ。沖縄の)。
 頭を高電圧で打たれたのかしらね?この人。

HAB&MANG2

 なお、わが家は1カ月で2万円も使ったことは、いままでに一度もない。
 今回だって高くなったが、それでも1万円以下だ(だからいいって話じゃないが。暖房を入れっぱなしになる冬場が心配(灯油ボイラーだが、当然ずっと電気も使う))。

  畜肉の競演
 ところで、今週の火曜日の昼の弁当は、このとき以来2度目となる弁菜亭(札幌駅立売商会)の「北海道産肉三昧釜めし」を食べた。

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 しょっぱさがちょうどよくて歯ごたえもある道産牛肩ロース煮、口の中でとろける道産豚角煮炙り焼き、「知床とりめし」でその味には定評ある道産鶏照焼き(この鶏は知床どりではないのかな?)、どれもしつこくないあと味の良いおいしさ。私の舌は『ミート・パラダイス』の世界で小躍りしたのだった。

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 そういえば、今まで気づかなかったが、いつからか弁菜亭の箸が『割り箸』ではなく最初から2本に分かれている丸軸のものにかわっていた。割り箸の割り損ねの心配をしなくて済むようになった。

 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の序曲「ローマの謝肉祭(Le carnaval romain)」Op.9(1843)を。

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「花咲くMUUSAN邸ぃ~」2023.07.13~16♪ストニングズ/ブラウニング…

  アジサイはお寺っぽくて好きではないが……
 昨日は My Garden の野菜コーナーの状況について報告したが、今日は花と木について。

 バラはその後も咲き続けてくれているが、暑い時季なので状況はひと段落って感じだ。
 暑さのせいで開花しても早くに散ってしまい、花びらを拾う作業、もしくは散る前に早めに花柄摘みを行なう作業に時間をとられている。

 で、バラ以外の様子はというと。
 白いアジサイのアナベルとラベンダーはすでにピークを過ぎた。
 このように広がりすぎているので、この数日後にそれぞれ株の大きさが半分くらいになるまで切り詰めた。

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 なお背景を見てお気づきのとおり、この日は丸太割り(薪割り)をした日
 辛い作業の合間に、休憩がてらこの写真を撮った。

 My Garden には異質の存在-和風という意味で-であるふつうのアジサイも咲いている。
 特にアジサイが好きだってわけでもないのだが、だからって抜いてしまうほど嫌いでもないので、そのまま放置状態だ。

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 10年くらい前に帯広の紫竹ガーデンに行ったときに入場時に球根をもらったユリも、今年も元気に咲いている。

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 エキナセア パリダも、去年よりずっと株が大きくなって、花数も増えた。

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 鉢を外に出した途端、元気に新緑の葉を次々と出し始めた。

20230716Olive

 たいして成長も見られないし冬前に処分しちゃおうかと思っていたけど、こういう姿を見るとそんなことをしてはいけないと思ってしまう。やはり屋内では元気が出ないのだろう。かといって、冬の間、家の中に置くと、けっこう場所をとるし……くまったなぁ

 ストニングズ(Henry Stoninges 1543頃-1589頃 イギリス)の「『葉は緑に』の主題によるブラウニング・マイ・ディア(Browning my dear on the theme 'The Leaves be Green')」を。

Under the Greenwood

「実もなるMUUSAN邸ぃ~」2023.7.16♪クープラン/収穫をする人びと

  すっかり元気でつややかな葉に
 今年のわが家の家庭菜園は、なかなか順調である。
 何か特別なことをしているわけではないのだが、順調である。
 だから私の技術が向上したとかではなく、ひとえに天候のおかげなんだろう。

 植えつけ後、しばらくの間元気がなく、ペットボトル療法を行なったバジルもこんなに元気になった。

20230716Basil

 シシトウとピーマンもたくさん実っているし(ピーマンは収穫したばかりだったので写真は無し)、ナスもすでに一度収穫した。

20230716Shishitou

20230716Nasu

 絹さやエンドウはピークを過ぎた。みそ汁に炒め物にとけっこう食べた。
 一方、つるなしインゲンが最盛期を迎えつつある。

20230716Kinusaya

20230716Ingen

 ミニトマトも赤く色づき始め収穫期を迎えつつある。
 ただ、キュウリはようやく花を咲かせ始めたところで、出遅れている。

20230716MiniTomato

 この日の夕食の一品として、収穫したししとうをめんつゆで炒めてみた。
 これは『Nadia』で紹介されていたレシピで、ししとうをごま油で炒め、すりごまとめんつゆを加え、器に盛ったらかつお節をふるという、簡単なもの。
 シンプルながらも、とても味わい深い一品だった。

20230716ShishitouMentsuyu

 このレシピの説明によると、ししとうはビタミン類やカロテンを多く含むので、疲労回復の効果が期待できるんだそうだ。

 クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「収穫をする人びと(Les moissonneurs)」。
 クラヴサン曲集第2巻(1717刊)の第6組曲(Ordre No.6.全8曲)の第1曲。

CouperinOrdreCompBaumont

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