新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2023/02

すでに meet できなくなった meat の combo♪ヨンゲン/三重奏曲

  45分間のすきに完売?
 先々週にセブンイレブンの「ミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキン」弁当を初めて食べ、そのクオリティの高さに感心し、ぜひともまた食べたいと切望していることを、私はあなたに訴えた

 7日の火曜日は、とある事情があって昼は外食したのだが、その日もいつも行くのとは違うセブンイレブンの店舗で「ミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキン」弁当を見かけ、「明日こそミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキンをリピしちゃうぞ」と意気込みも新たにした。

 翌8日。
 意気込みが好評継続中の私は、10:30にセブンイレブンに行ったが、まだ棚には「ミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキン」弁当は並んでいなかった。店員さんが棚に弁当の品出しをしている真っ最中だった。まだ出番が来ていないのだろう。私は出直してくることにした。

 11:15にセブンイレブンを再訪。すでに品出しは終わっていたが、「ミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキン」弁当の姿はなかった。私の落胆ぶりをご理解していただけるだろうか?
 それにしても、いったいなぜないのだろう?この45分の間に、早くも売れてしまったのだろうか?私の混乱ぶりを想像していただきたい。そうすると、あなたの瞳にも同情の涙があふれてくるに違いない。

 私を裏切ったセブンイレブンに冷たく接しなければならない。かつ、ハンバーグモードからは逃れられない。そこで LAWSON に行き、チルド弁当の「これがハンバーグ弁当」という選挙立候補者のように自己主張が強い名前の弁当を買い、守らなくてはならない「必ず温めて」という掟を守って食べた。

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 この弁当は以前にも食べたことがあり(そのときは「ビーフ」で、しかも598円だった)、とてもおいしいのだが、この日の私はあのコンボのハンバーグの味を求めていたので、デミグラスソースは舌を躍らせるところまではいかなかった。

  姿なく、かわりに牛と鳥と豚の三重奏BOXを
 翌9日は在宅勤務だったので、藤原製麺江丹別そばをゆでてとろろぶっかけそばを作って食べた。

DSC_0910 (2)

 そして、10日。
 満を持して11:00にセブンイレブンに行った。
 弁当の品出しもすでに終わっていた。

 視線を棚の左から右へ、右から左へ、上から下へ、下から上へ、ついでに奥の方まで移しまくった。しかし、「ミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキン」弁当の姿はなかった。

 その場で泣き崩れそうになったが、なんとかがまんして、代償行為として『おすすめ』らしき2時間ドラマのタイトルのように長い「三種合盛り弁当 牛すき煮 焼鳥 豚辛みそ焼」を買った。見るからに私世代が買って食べてはいけないような弁当だ。実際789kcalと、お孫ちゃんが大好きな特急「ライラック」の車両の系と同じ数字が印字されているではないか。

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 味は悪くなかった。が、この攻撃的なトリオに、おっさんはたじたじになった。

 食べ終わったあと、セブンイレブンのサイトで『北海道』エリアの弁当を調べたら、もう「ミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキン」弁当は載っていなかった。
 私がリピートする機会を持たないうちに、終売になってしまったのだった。しくしく、、、

 ヨンゲン(Joseph Jongen 1873-1953 ベルギー)のフルート、チェロとハープのための三重奏曲Op.80(Trio pour flute, violincelle et harpe. 1925)を。

Jongen

46年前、私はここで市営バスを待っていた♪サティ/喫茶店の音楽

  それは豆腐料理のページにあります
 このあいだの水曜日の夜は、凸川さんにお声かけしていただき、名古屋支社勤務時代の仲間とお酒を飲んだ。
 凸川さんとは1年ちょっと前に氷山さんと3人で飲んだが、中華素さんとは顔を会わせること自体3年ぶり、オディールさんとは顔を会わせることはあっても一緒に酒を飲むのは名古屋勤務時以来5年ぶりである。
 ここでおさらいしておくと、凸川さんとは名古屋で1年、大阪で2年一緒に仕事をした。中華素さんとは名古屋で2年、大阪で1年一緒に仕事をした。オディールさんとは帯広で2年、名古屋で2年一緒だった。現在は3人とも札幌に転勤してきている。

 場所は私が中華料理好きということをご配慮してくれ、オディールさんのアドバイスを参考に中華素さんが大通バスセンター近くのおでん屋、ではなく、中華料理屋を選んでくれた。私も初めて行く店だ。

 始まりまで少し時間があったので、このあたりを散策。

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 帯広勤務時代に都市間バス「ポテトライナー」に乗るために何度か使った、中央バスターミナルに行ってみた。
 昭和そのものというノスタルジーを感じさせる食堂街を見るためだ。

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 看板に配管が貫通しているところがすごい。

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 そば屋でかん酒なんてなんか良さそうな感じだが、この時間、お客さんはだぁれもいなかった。

 次に大通バスセンターに行ってみる。
 札幌市営バスが運行されていたときには、ここは多くのバスの発着拠点だった。いまは寂しくなっている。

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 私も自転車で通学できないシーズンは、高校に通うのに西野ターミナル → 西28丁目駅 → バスセンター前駅 と乗り継ぎ、バスセンターから市営バスの丘珠線に乗っていた。
 おぼろげな記憶だが、写真を撮った場所が丘珠線が発車するレーンだったと思う。

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 さて、このあと中華素さんが予約してくれた中華料理店に行ったが-念のために断っておくが中央バスターミナル地下の「リトル・チャイナ」ではない-、そのころには心がウキウキしすぎて店の写真も料理の写真も撮り忘れた。
 メニュー表に麻婆茄子はあるのに麻婆豆腐がないと焦ったが、そこは野菜料理のページだったとか、そういう平常心を失ったほど楽しく、話は尽きず、時間はあっという間に過ぎた。料理もとてもおいしかった。
 なごやかな雰囲気をはるかに上回る活気があふれすぎの「なごやか会」だった。

 サティ(Erik Satie 1866-1925 フランス)の「乗合自動車(L'omnibus automobile)」。
 歌曲「喫茶店の音楽(Cafe-concert songs)」(1900頃)の中の1曲で、詞はV.イプサ。

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舌がマンボを踊った節分の日♪黛敏郎/トーンプレロマス55

  チンという音は、職場ではちょっと恥ずかしい
 一週間前の今日、つまり2月3日は節分だった。
 節分だから昼は札幌駅立売商会(弁菜亭)の「幕の内 いしかり」を食べるべきかと思ったが-おかずの一つとして豆が入っているから-、結果的にはまったく関係なく、その一週間ぐらい前に新発売となり、お試ししてみたいと思っていたセブンイレブンの「ミートコンボ ハンバーグ&ガーリックチキン」弁当を購入した。

 老眼の私には「ミートコンポ」なのか「ミートコンボ」なのかよくわからなかったが、買ってめがねを外し、裸眼をラベルに近づけたら「ボ」であることが認識できた。『肉の要素』じゃなく(それならプロテインだ)、『肉の組み合わせ』ってことだ。コンボには「組み合わせ」のほかに定食とかセットメニューといった意味もあるそうだ。だとしたら「肉定食」で、これまた矛盾はない。

 ってことで、ハンバーグとチキンが組み合わさったのである。
 このハンバーグが見るからにおいしそうである。なんというか、びっくりドンキーのハンバーグである。

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 昼になり、控えめにレンジアップする。控えめにというのは、「チン」という音が職場内に鳴り響かないようにという意味ではなく-それを止めることは不可能だ-、3分のところを2分にしたということである。その作戦は功を奏し、ガーリックの香りが豪快にではなく、ほのかに立ち上がる程度におさめることができた。

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 このハンバーグはおいしい。見るからにおいしそうだったが、口に入れたら実際においしかった。その姿がびっくりドンキー風と書いたが、味もその傾向にある。いや、びっくりドンキーと比較してはいけないのだろう。セブンイレブンの商品開発者の努力の賜物である。久しく買ってはいないが「お好み幕の内」のハンバーグとは次元が違う。
 チキンもおいしい。しかし、小ぶりなお肉が4つなのがちょっと寂しかった。寂しがり屋の私としては5切れは欲しかった。
 うれしい誤算としては、ミートのコンボの下に敷かれているスパゲティが洋風の上品な味で、付け合わせにとどまらないおいしさで存在感を発揮した。
 舌がマンボ状態になるこのコンボ、ぜひリピートしたい。

  売っていたから買ってみたって次元
 夜、家に帰ると、妻が仕事帰りにマックスバリュで買って来たと、恵方巻を食卓に出した。
 カニカマの太巻きである(生太巻きもいろいろあったが高かったそう。それに生の握り寿司は好きだが、生太巻きを食べたいと私は思わない)。
 それを半分の長さに切り、私たち夫婦はそれぞれ半分食べた。
 どっちが『恵方』だかわからないので、ふつうに食卓に向って、あるいはときどきテレビの方に視線を移し、さらに喉つまりして死ぬ思いをしてはいけないので、一気に食べることなどせず、年相応にちょびちょびと食べた。

 もちろん豆まきはしなかった。豆まきをすると床に豆が散乱するからだ。
 家の中ではなく外だけにまくこともしなかった。翌日にカラスが来たり、夜中のうちにキタキツネが来たら困るからだ。
 いや、そういう心配以前に、日本の伝統行事である豆まきをしなければという強迫観念がすでに私の心からなくなった。子どもが小さかったから、むかしはやったのだ。いま、夫婦二人で豆を投げ合って、何が楽しいというのか?間違いなく私が鬼にならざるを得ないし、お互い感情が高ぶって、憎しみがこもった豆の投げつけ合いになっては危険ではないか。

 そういえば、近所には小さな子供がいる家もたくさんあるが、「鬼は外~っ、福は内~っ」って声は聞こえてこなかった。まあ、外で大騒ぎでもしない限り、聞こえてはこないんだろうけど。

Tonepleromas マンボ5が現われる、黛敏郎(Mayuzumi,Toshiro 1929-97 神奈川)の「トーンプレロマス55(Tonepleromas55)」(1955)を。

 私が持っている写真の CD は廃盤。
 









理屈なんていいじゃないの。論文じゃないんだから♪LvB/大公

Umibe1  私はどんな焼き物を食べたのだろう?
 今年になって、村上春樹の「海辺のカフカ」を読んだ。

 この小説を最初に読んだのは2006年4月のこと。最初の大阪勤務のあと、そこから東京に転勤になってすぐのころのことだ。
 そのあと、この小説を読み返したことがあったのか、それとも今回が2度目の読み返しなのか記憶が定かではない。
 このブログ(本館)を書くようになったのが2007年8月のことで、その年の11月の記事で初めて「海辺のカフカ」を詳しく取り上げているので、そのときが2回目の読書だったのかUmibeもしれない。とすれば、今年に入って読んだのは3回目ということになる。

 読み始めるとけっこうなスピードで上下巻を読み終えた。
 このころの村上春樹ワールドはとてもおもしろい。
 あいかわらず理解できないところや腑に落ちないところは残っているのだが、学術論文ではなく小説なのだから、そこは適当に流しておくものなのだろう。とにかく、読み手である私に早く次のページをめくるよう駆り立てる。このあたりは「羊をめぐる冒険」や「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」などに通じるものがある。少なくとも近年の村上春樹の長編にはない新鮮さがある。
 また、第2の主人公であるナカタさんの語る言葉は、切なく胸に迫る。
 うん。おもしろかった。

TVpeople で、村上春樹の小説をポツポツと読み返してみようと、次に選んだのが「TVピープル」。短編集である。
 この文庫本を買ったのは2006年6月のこと。おそらくは「海辺のカフカ」を読んだあと、その次に買った本なのだろう。今回、偶然にも「海辺のカフカ」のあとに私はまたこれを選んだのだった。
 そうそう、4月13日に村上春樹の新作長編が刊行されるというが、はて、どーしよーかな。やっぱり買うことになるんだろうな。

 ところで「TVピープル」を開くと、しおりがわりに居酒屋の『名刺』がはさんであった。
 この紙を持っているということは、店に行ったことがあるということだろうが「めっけもん 焼き家」という店名にまったく覚えがない。

Yakiya1

Yakiya2

 北農ビル地下の飲食店街は何度か行ったことがあるが(特に菅家)、とにかくこの名前の店の記憶がない。店の様子も料理も記憶にない(現在、この店はない)。

 北農ビルは2001年9月に完成。大丸の開店は2003年だ。一方、西武は2009年9月に閉館している。

SapporoKeizaiGobankan

 ということは、この店がこの名刺を配っていた期間は2003年から2009年までの間ということになるが、私は2003年から2007年まで道外勤務だったので、この店に行ったとしても1回や2回で記憶に残っていないのかもしれない。2008年に札幌に戻ってきたときには、おそらくこの店はもうなかったと思う。
 まあ、どうでもいいけど、ロフトとか西武とか、なつかしい。そして去年、みずほ銀行は隣に新しいビルを建ててそこに移り、またエスタは8月で閉店となる。

 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)のピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97大公(Erzherzog)」(1811)

Beethoven PianoTrio7

鶏も玉子も入っているけどインフルに負けないで!♪パスロー/うちの宿六

  マルちゃん正麺もこんな値段に……
 早いもので、今日から2月も第2週である。
 あと1カ月もしたら、冬の勢いが急速に衰え、春の到来のきざしが感じられるに違いないと思うと、うれしい。その間にドカ雪が降るかもしれないと思うと、うれしくない。

 そんな2月を迎えた1日の昼は、札幌駅立売商会(弁菜亭)の「知床とりめし」を食べた。
 言うまでもなく、おいしかった。

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 しつこく言うが、この弁当、世の中の潮流に反し、値段が900円のまま据え置かれているのがすばらしい!(先日、スーパーのインスタントラーメン売り場を見て、その値段に驚いた。これではホンコンやきそばも税別で1個50円になる「Go!Go!Day」の日にしか買えない)。
 鳥インフルで卵や鶏肉が上がってきているが-それにしてもマスコミはどうしてこういうときにお祭り騒ぎのような取り上げ方をするのだろう?-なんとか、がんばってほしいものだ(赤字を出しちゃダメだけど)。

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 翌日2日は、朝から電車が運休。昼前の運転再開ということだったが、昼前は昼前でも、江別から札幌方面に向かう列車は11時台に1本。12時台に2本。なので、家で早めの昼食-ワクワクしない朝の残り物だ-を食べ、12:42発に乗って出勤。
 帰りも間引き運転不評実施中だったが、いつもの列車に乗ることができた。

20230202SapporoSTA

 写真は札幌駅で出発待ちしていた千歳行の列車だが、こんなに雪まみれになるんだから、確かにたいへんなことはたいへん。でも、雪に弱すぎだよなぁ。むかし、コマーシャルで「冬こそJR!」って言っていたのに……。努力して動かしてもどーせ赤字だからってワケじゃないだろうな?
 なお、私が乗った電車も、大麻から吹雪による視界不良のため徐行運転した。

 そんな吹雪にもかかわらず、帰宅途中にスーパーに寄ってブラックニッカクリアの4リットルペットボトルを買って、それをぶら下げながら雪まみれになって家まで帰った私。
 いやねぇ、飲ん兵衛って。

 パスロー(Pierre Passereau 1509-47活躍 フランス)のシャンソン「うちの宿六(Il est bel et bon,commere,mon mary)」(1534刊)。
 
 廃盤 ↓

PJBEPASRRE











むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第20回民音コンクール

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  あのころは『つぎ』ではなく『2』だった?
 1986年2月23日に行われた札響の演奏会は、第20回民音コンクール《指揮》入賞記念コンサート。
 指揮は、日本の指揮者としてとっくにマエストロになっている飯森範親と本名徹二。さらに、今回ネットで調べて知ったが、2018年に仙台フィルの桂冠指揮者になっているパスカル・ヴェロである。

 「明日は月曜日だ」と、かったるく気が重い日曜日の午後6時からのコンサートに、それでも私が足を運んだのは、幻想交響曲を生で聴きたいから。
 幻想交響曲は生で聴き、生のステージを見るのは、とってもワクワクする体験だ。
 なので、当時はどんな指揮者かまったく知らないにもかかわらず、そして日曜日の夜にもかかわらず、北海道厚生年金会館にお出かけしたのだった。

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 どの曲(指揮者)も、安定した演奏(良く言えば)。どこといって特徴が感じられなかった(悪く言えば)。
 飯森範親が、登場して指揮台に登壇したあと、足の置く位置を時間をかけて選んでいたのが印象的だった。
 現在は『本名徹次』が、このときは『本名徹二』なのは、なぜなんだろう?
 本名と芸名なんだろうか?
 それともパンフレットの誤植なんだろうか?

 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)の交響曲第39番変ホ長調K.543(1788)を、ガーディナーの演奏で。

MozartGardinerBox

もう食べられないのでいまさらって感じだけど……♪伊福部昭/宇宙大戦争

20230130Fukagawa1  腹持ちのよいおこわにラーメンがプラス
 1月30日。
 この日は午前中に出かける用事があったので、昼食用の弁当を ESTA で買った。
 前からちょっぴり気になっていた「おこわ ふか河」の「焼豚弁当」である。
 容器も大きめの立派な弁当だ。

 贅沢だって?
 この日はスタンプがいっぱいになったスタンプカードを使うことにしていたので、1,060円のこの弁当を565円で買うことができたのだ。

 560円じゃないのかって?
 レジ袋(大)が5円だったのだ。この弁当の容器が大きいため、私が Kiosk で弁当を買ったときに入れてくれそのあとも大切に使いまわししているレジ袋には水平に入らないので、5円支出した。

 そして、この日買ってよかった。
 というのも、この「おこわ ふか河 エスタ店」が、翌31日をもって閉店という告知がされていたからだ。この日私が意を決して買わなければ、二度と目にも口にもすることができなくなったということだ。
 つまり、あなたがこの記事を読んで「ふか河」の「焼豚弁当」を買いたいと思っても、それはかなわぬ夢なのだ(「おこわ ふか河」の店舗はエスタにしかないが、「ふか河」や同系列の「北彩」で販売する可能性がある、もしくは販売しているかもしれない)。

 さて、この焼豚は『ラーメン北彩のオリジナル焼豚』ということだが、想像していたよりは硬めのしっかりした焼豚。3枚だが厚切りなのでけっこうなボリュームがある。味はもちろん喝采もの。

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 ごはんは4種類のおこわ。おこわの横には筑前煮に昆布の佃煮と漬物。この手前半分エリアは『和』のテイスト。一方、弁当箱の上半分はラーメン丼の中の小宇宙って感じだ。煮卵1個分と青菜の煮物。さらに焼豚の下にはびっしりとラーメンが(ごま油で味付けしてある)。
 
 もう、じゅうぶんに満腹となった。
 お薦めなんだけど、でも、もう買えない。そんなあなたが不憫でならない。

 閉店といえば、東急百貨店レストラン街の「まい泉」が1月25日に閉店したが、それに伴い、地下の「まい泉」も閉じられていた。当たり前のことだけど……

 伊福部昭(Ifukube,Akira 1914-2006 北海道)の「宇宙大戦争」組曲(1959/鹿野草平編2014)を。

IfukubeHyakunennki2

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第45回さっぽろ市民C

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  全員合唱ってなんだか怖い
 いまから37年前の今日。
 このコンサートに、なぜ私が行くことになったのか、そのいきさつをまったく覚えていない。
 そもそも1973年12月から札響の演奏会に足を運ぶようになったが「さっぽろ市民コンサート」という演奏会があるということ自体、知らなかった。この時点で45回目だというのに。

 そしてまた、どう考えても第2部は聴いていない。
 間違いなく、私は「虹と雪のバラード」も「時計台の鐘」も、他のお客さんと一緒に歌ってはいない。そんなこと、したくない。

 いや、第1部を全部聴いたかどうかもかなり怪しい。

 山の牧場の羊の群れが黙ってお家へ帰るように、教育文化会館の聴衆が歌いだす前に、私は黙ってお家に帰ったんだと思う。

 そしてまた、今日は1日なので本館の記事も更新したことを、申し添えておく。

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 アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)の「そり滑り(Sleigh ride)」(1948)。

AndersonFen


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