新・読後充実度 84ppm のお話

 クラシック音楽、バラを中心とするガーデニング、日々の出来事について北海道江別市から発信中。血液はB型かつ高脂&高尿酸血症の後期中年者のサラリーマン。  背景の写真は自宅庭で咲いた「レディ エマ ハミルトン(2024年6月22日撮影)。 (記事にはアフィリエイト広告が含まれています)

“OCNブログ人”時代の過去記事(~2014年6月)へは左の旧館入口からどうぞ!

2022/09

西5丁目は影響を受け、西6丁目は無事?♪WAM/K.161・163

  記念にブックカバーを頂戴しました
 昨日も、いよいよ明日閉鎖、閉店となる PASEO と弘栄堂書店のことを書いたが、ネットで弘栄堂でブックカバーを無料配布しているという情報を知り、朝、サツエキに着くと、弘栄堂に寄ってみた。

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 私も小さいサイズ(A4)のカバーを2枚いただいてきた。

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 考えてみれば、折り目のない、バージン状態の書店のブックカバーを手にするのは初めてだ。
 この先、本屋でバイトでもしない限り、最初で最後の経験になるのだろう。

 PASEO 閉鎖後もすべての通路が通れなくなるわけではないらしいが、逆にどうして通れる通路が残るのか不思議だ。

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 PASEO より先、6月30日に閉鎖となったのは、PASEOの西側の高架下のサツエキBridgeだが、そのさらに西側の「福よし」なんかが入っている「WEST6」は営業を継続するらしい。新幹線の工事の影響を受けないのが、これまた不思議だ。

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 この写真が「WEST6」だが、このさらに西にも同じようにファミマがある。

 そうそう、氷山さんとメールをやり取りしていたら、「札幌駅の5番ホームも短くしているらしいですね」と書いてきた。
 そうだ、確か重機が置いてあった。

 その日の帰りに見てみると、もう工事は終わった感じ。
 寝台特急が発着するため他のホームより長かった5・6番ホームは少し短くなっていた(加速中の電車の中から撮ったので、ぶれててゴメン)。

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 モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-91 オーストリア)のフィナーレK.163(K6.141a)

 交響曲ニ長調(1773-74)(第50番と言われることがある)の終楽章で、第1~2楽章は歌劇「シピオーネの夢」K.126(1771)の序曲でK.161とされていたもの。
 これにフィナーレのK.163を追加して、3楽章構成の交響曲とした。

 廃盤 ↓

MozartHarnoncourtEarlySyms











でも、話し合いの入り口に立ってくれないんです♪ハイドン/Sym49

202209Ogiwara  年金は破綻しないらしい
 二週間ほど前に、久しぶりに『紙の本』を買った。
 荻原博子の「老後の心配はおやめなさい」(新潮新書)である。

 なぜ買ったかというと、老後の心配をしたくないからである。
 その少し前に立ち読みをして、『はじめに』に“「不安」は、正体がわからないから生まれます”と書いてあるのを読んで、「なるほど。気にいったぜ!」と買う決心をした。

 電子書籍版にしようかとも思ったが、「そうだ!今月いっぱいで完全になくなってしまう弘栄堂書店(パセオ店)で買おう」と、寄ってみた。最後にちょっとでも売り上げに貢献したかったのだ。

 しかし、閉店を前に、雑誌は別として、新刊は入荷させていないのか、弘栄堂書店には置いてなかった。

 結局、紀伊國屋書店(札幌本店)で『紙の本』を買った。
 ブックカバーには、先月末に閉店したオーロラタウン店の記載がまだあった。

202209Kinokuniya

 「老後の心配はおやめなさい」は、期待していたほど不安を解消してはくれなかった。
 というのも、50歳あたりの人が始めるべき内容として書かれていること(私はもう定年を迎えてしまった人なのだ)、『親の老後』についての問題解決についてに全体の半分を費やしていることが、私の望んでいたものとはズレていたのだ。
 私の親(母)なんて、“親が元気なうちに相談しましょう”って書いてあっても、まったく聞く耳を持たないのだ。“親のお金を知りましょう”って言っても、「お前の世話にはならない」と言い張って明らかにしようとしないのだ。もちろん、荻原さんが悪いわけでは全然なく、私の母が特殊すぎるのだけれど……

 通路としていままで通れたところも通れなくなるわけで、しばらくは混乱しそうだ。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第49番ヘ短調Hob.I-49「受難(La passione)」(1768)。

 ありゃ、私が持っている3種の音源(ドラティ、コープマン、ゴバーマン)はいずれも廃盤。

Haydn48GobermanHaydnSymCompDorati
HaydnSym45


『名称:おにぎり』って記載、なんのため?♪ヴィヴァルディ/fl協RV.429

  「おにぎりおかずセット」と呼んではいけませんか?
 今日は仏滅である。
 で、前回の仏滅は22日(木)だった。
 そして、その22日の昼は、まったく仏滅とは関係なく、N+N にした。要するに、日糧攻めである。
 買ったのは「おにぎりおかずセット」と初購入の「たまご鶏そぼろおにぎり」である。2点で429円。節約したわけではないが、結果的に安くついてしまった。

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 おにぎりおかずセットには海苔の原産国の記載はない(それにしても、『消費期限』の文字の右側に記載されている『名称:おにぎり』の意味というか必然性がよくわからない)、たまご鶏そぼろおにぎりについては、あじ玉おにぎりと同じく、海苔は韓国産。

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 で、たまご鶏そぼろおにぎりっていったいどんな具なんだろうと、気になる方も多いだろう。
 なので、断面の写真も撮っておいた。そんな好奇心旺盛のあなたのために。

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 なんというか、確かにそぼろの味がしたが玉子の存在感は希薄だった。

 そんなわけで、ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741 イタリア)のフルート協奏曲ニ長調P.205,RV.429でも。
 
 廃盤 ↓

VivaldiBRILL2












思いがけず伊達で長万部の弁当をゲット!♪シューベルト/エレンの歌,第3

  これぞ最高の手土産
 一週間前の月曜日は、北海道に台風が接近してきており、また前線の影響で荒れた天気になるという予報だった。
 しかしながら、朝起きると雨は降っておらず、風も強くなかったので予定通り伊達方面に出かけることにした。妻の実家に行くためだ。しばらくぶりに妻の両親の顔を見に行ったのだ。

 途中から雨が降り出したが、小雨。
 登別から伊達あたりまでは霧が発生しやすいのだが、この日は多少は霧が出ているところもあったが、おおむね見通しが良かった。

 樽前SA のセブンイレブンで、両親の夕食用のチルド弁当を購入。
 数年ほど前から、お菓子などよりも、食事の支度をしなくて済むので弁当を持って行くと喜ばれる。

 さらに伊達のイオンで昼食用の弁当を買おうと思ったが、まだ開店して間もないこともあり「これっ!」というのがない。
 と、通路に置かれた台に長万部の「かなや」が作っている駅弁「かにめし」が山積みされていた。

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 あとから「かなや」のホームページを見たら、たまたまこの日はイオンの伊達店などで「かにめし」を扱う日だったのだ(箱を持つと、まだ温かだった)。

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 迷わず4つ購入(両親と私たち夫婦の分)。
 そのほかにも惣菜を何点か購入。

 妻の実家に着きかにめしを出すと、父が「長万部のかにめし、いったいどこで買えたの?」と嬉しそうに尋ねてきた。

 昼になって食べたが、共に85歳オーバーの両親も完食していた。
 むかし食べたことがあるはずなので、懐かしさもあったのだろう。

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 偶然だったが、かにめしが買えて良かった。

 帰りは時折雨が強く降る中、洞爺湖を見下ろせるサイロ展望台に立ち寄った。
 そのあと再び高速道路を使って自宅へと戻ったのだった。

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 シューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の「エレンの歌,第3(Ellens Gesang III)」Op.52-6,D.839(1825)。
 この曲は通称「アヴェ・マリア(Ave Maria)」で知られ、歌詞はW.スコットの『湖上の美人』より、D.A.シュトルクがドイツ語訳したものである。

AveMaria

むかしの札響公演パンフを画像データ化してご紹介♪第257回定期演奏会

 ※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。

  学生の身で臨むラスト・コンサート
 1985年3月、私は大学を卒業。
 つまり、この第257回定期演奏会は、中学1年生の時から聴きに通うようになった札響の演奏会の、学生の身分としては最後のコンサートとなった。

 この日の楽しみにしていたのは、生であまり聴く機会のない「パリのアメリカ人」と「ウェストサイド」で、通常のステージでは見ることのない楽器の響きが新鮮だった。

 14ページを見ると、2014年12月に急逝した石原ゆかりさんの入団がこのときだったことがわかる。
 同じく、札響の顔の1人、戸沢さんがこの月に退団したこともわかる。

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 なお、このパンフレットに後日北海道新聞に掲載された批評記事の切り抜きがはさまっていたので、併せてご紹介しておく。

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 では、ガーシュウィン(George Gershwin 1898-1937 アメリカ)のパリのアメリカ人(An American in Paris)(1928)を。

GershwinPrevin

81歳の備えと72歳のアイデア@はいはい道新♪ニールセンのピアノ曲

  修理したら使えなくなるってどういうこと?
 北海道新聞夕刊の「はいはい道新」って、いつから始まったんだろう。
 連載されるようになってから、もうかなりになる。

 このコーナーのワンダー度については私もこのブログで取り上げたことがあるが、あれから14年経ったいまでは、一日に載る読者の『体験談』は2つになり、『チクリ』とか『えくぼ』といった内容に添った記述もなくなった。

 一週間ほど前に載ったのは、こんな体験談だった。

20220916HaiHaiDoshin

 ケチをつける気はまったくない。けど、気になる点はある。

 釧路市の無職、81歳男性の場合だが、スペアタイヤを積んでパンクに備えるのは大切なことだが、そろそろ免許証の返納も視野に入れたらどうかと思う。余計なおせっかいですまないが……

 帯広市の72歳の主婦の場合だが、なるほど良いところに気がついた。
 しかし、朝に薬を飲んだあとにその日の夜に飲む薬をカップに入れると、薬が残っているので「あれ?朝飲み忘れてたんだぁ」と、その夜の分もまた飲んでしまう危険はないだろうか?余計な心配で申し訳ないが……

 以上である。

 私も、スペアタイヤの空気圧を計っておいた方がいいだろうか?
 心配になって来た。

 ニールセン(Carl August Nielsen 1865-1931 デンマーク)の「若い人と年寄りのためのピアノ音楽(Klavermusik for smaa og store)」Op.53,FS.148(1930)。
 5本の指で弾くように書かれた作品だそうだ。

 廃盤 ↓

NielsenSet












お肉屋さんのお肉たっぷり弁当2種♪ペレーツィス/コンチェルティーノ・ビアンコ

  肉の冷蔵ケースの横に弁当発見
 先週の水曜日に、病院に行ったあと昼食用の弁当を買うために ESTA の地下に寄った。
 この日は野菜や肉、鮮魚などを売っている「生鮮市場」側の入り口から入ったのだが、そこでも弁当を売っているのを発見した(「生鮮市場」にはホクレン(青果)、魚政(魚)、大金畜産(肉)、マルヨシ(塩干)が店を出している)。

 肉を売っている大金畜産の売り場の端の方に2種類の弁当が売られていたのだ。
 私はビーフハンバーグ弁当を手にして集中レジへと向かった(できたてで温か)。なんとこれで540円である。

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 しかも集中レジでも『お弁当スタンプカード』にスタンプを押してくれた。

 さすがお肉屋さんのハンバーグ。おいしい。弁当の底面に貼ってあった原材料表示では、肉は牛肉だけを使用。合い挽き肉ではなく、正真正銘のビーフハンバーグだ。
 しかもかなり密度の高いハンバーグ。肉がぎゅぎゅっと(←しゃれではない)押し固められている感じだ。ザンギもおいしい。

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 この日の翌々日は弁菜亭の駅弁「幕の内 いしかり」が昼食。
 あいかわらずの安定したおいしさ。

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 そして、今週の火曜日。
 再び外勤帰りに大金畜産へ。

 もう一種類の弁当「牛すき煮弁当」を購入。これも540円。

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 すき煮といっても、北海道の場合は『すき焼き』も関東風のもので、『焼き』ではなく『煮』だから、この弁当も「牛すき焼き弁当」と称してもいいのに、と思う。でも、「焼いてないやないかい!」と文句をつけられたらいやな気持ちになるから「すき煮弁当」にしておいた方がいいか……

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 集中レジに持って行き(この日もできたてで温か)でお金を払い、スタンプを押してもらい、ルンルン気分で帰社。

 これもまたおいしかった。
 豆腐やしらたきが、これまたうれしい。肉の量も十分。

 ビーフハンバーグ弁当もこちらの弁当もすばらしくコスパが良く、おいしい!

 豆腐の『白』にかこつけて、ペレーツィス(Georgs Pelecis 1947-  ラトヴィア)のピアノと室内管弦楽のための「コンチェルティーノ・ビアンコ(Concertino Bianco)」ハ長調(1984)を。

 でも、廃盤 ↓

MOZAIC












外に出したのに、なぜか徒長……♪ブリテン/聖チェチリア賛歌

20220913Kinshachi  ふつうじゃない遅さ
 豊中市ある(当時は尼崎市)山城愛仙園から40年以上前に通販で買った金鯱
 でも、よくよく考えてみれば40年も育てているのに、大きくなるのが遅すぎるような気がしてきた。
 枯れもしないが大きくなれもしない。そんな劣悪な環境に置かれていて申し訳ない気にもなってきた。
 
 その金鯱を、今年は初夏から屋外に出して育てていたのだが(といっても実質放置)、屋内よりも太陽の光を浴びているはずなのに、このように徒長気味になってしまった。

 金鯱は上から押したようなやや横長の球形の姿になっているのが魅力的なのだ。
 それなのに背が伸びてしまった。しかもトゲが全然密でない。下の方はトゲの色も汚くなっている。
 徒長しているくせに、でも日焼けもしている。

 もう1カ月もしたら屋内に取り込む時期になるが、鉢物たちを置くスペースを部屋に確保するのも実は大変なのだ。

 ということで、まこっっっっっっとに申し訳ないが、もしかするとこの金鯱は処分しちゃうかもしれない。
 また、名古屋で買ったアロエも置き場所を確保するのはかなり難しそうだ。

20220913Aroe

 夏の間も部屋の中に置いてある鉢のサイズが小さいサボテンたちは、軒並み徒長気味ではあるが、元気なことは元気だし、屋外に置いてあるような汚らしさはない。

 あの柱サボテンはこんなに伸びた。
 1年前のリンク記事と比べると、傷の位置から見ても、ひどく背が伸びたのがわかる(傷を目印にしなくても色でわかるか……)。

20220911Cuctus


 ヒョロヒョロ君だけど、なんだかとってもかわいい。
 金鯱とはえらい違いですまない……

BrittenChoralEditionBox ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「私は成長できません(I cannot grow)」。
 無伴奏合唱曲「聖チェチリア賛歌(Hymn to St.Cecilia)」Op.27(1942。全3曲。詞:W.H.オーデン)の第2曲。





緑のアイコンが突然まっ白に……♪シューマン/p協

  2年間ほぼ不動の一位を維持した記事
 この2年の間、このブログでほとんどずっと人気1位となっている記事はこれである。

 車検標章(ステッカー)のまぎらわしい表記について書いたものだが、世の中にはこの不思議な表記に振り回されている人が実に多いということだ(まあ、整備工場で貼るだけにしてくれて説明文がすべて残っていないということもあるのだろうが)。
 そして、あれから2年経ったということは、また車検の時期を迎えたということである。

 先日、私は人間ドックを受診したが、今度は車を診てもらったのである。

 人間ドックの話は昨日書いたとおり想定外の精密検査への誘いを受けたが、車検は事前に「車検前点検」を受けて見積もりももらっており、そのとおりに終了した。

 ステッカーの台紙にはあいかわらず、『ナンバープレート用』とか『山折り』とか混乱しそうなことが書かれている。
 だが、今回は SUBARU の人に「そのまま貼るだけの状態で送ってくれるんですよね?」「はい、そうです」と念のために確認したし、車検証と一緒に親切な説明書も送られてきた(前回も同封されていたのだろうか?記憶にない)。

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 そして、粗相なく無事に所定の位置にステッカーを貼り終えた。

  『事務所』から『勝った』やつは消え、『語』は沈黙
 話は変わるが、ふだんはまったく使うことがないのだが、このあいだの土曜日に、ちょっとワケがあって Office にサインインし outlook を起動しようとした。

 が、outlook のアイコンをクリックしたところ-Office は全画面表示にしていなかったので-画面の左側に見えているデスクトップ上のいくつかのアイコンが一瞬にしてただの白い四角になってしまった。しかも outlook も起動しない。

 Office365 からサインアウトし、白くなったアイコンを見ると、それはエクセルのファイルへのショートカットたちであり、エクセルそのものへのショートカットアイコンは消失していた。ワードのショートカットアイコンは残っているが、クリックしても反応せず。
 プログラム一覧を見てみると、ここでもエクセルがなくなっている。

 途方に暮れた。
 ダンから「僕がウルトラセブンだ」と教えられたアンヌのように衝撃を受けた。
 NAS が壊れたときよりもはるかにショックであせった(NAS のときは同じものが外付け HDD に残っていたわけだから)。

 『システムの復元』を試みる。
 しかし、1時間ほど経つと『CyberLink Power2Go 8 が見つかりません』みたいな、筋違いのようなメッセージが出て、『システムの復元に失敗しました』と突き放された。
 セキュリティソフトを停止して、再度挑戦しても同じ結果。

 ちょうど夕食前のハプニングだったので、そのあとやけ酒のようにウイスキーを飲んでいると、「(他の機能は正常なので)もしかしたらエクセルとワードだけを再インストールすればいけるかもしれない」と、酔っぱらいながらも閃き、酔った状態で Office の再インストールを行なった。そして、ようやく元に戻った。

 それにしても、なんでこんなことになるのだ?
 プライベートのこの PC では、もう絶対 Office には近づかない。

 なお、そのあとにプログラム一覧から CyberLink Power2Go 8 をクリックしてみると-このソフトを私は使ったことがないが-、ちゃんと起動した。でも癪に障ったので、アンインストールした。

SchumannPolliniSet シューマン(Robert Schmann 1810-56 ドイツ)のピアノ協奏曲イ短調Op.54(1841,'45)。
 もうご存知の方も少数派になってきているのだろうけど、ダンがアンヌに自分がウルトラセブンだと言ったときに、この曲の冒頭が流れたのだった。








DよりもC2を優先しましょう♪テレマン/トリオ・ソナタ ハ短調

2022DockResult2  なぜか脂質系がこぞって高値
 そんなわけで、人間ドックの結果のご報告である。

 まず血液検査。
 脂質や血糖に関しては2カ月に一度、定期的に血液検査をしているわけだが、中性脂肪は(検査前日は7断酒したこともあって)219と基準範囲よりも高いが、MUUSANの基準としては上々。
 しかし、いつもならほとんど正常範囲に収まっているコレステロール系の値がそろいもそろって高値。もちろん前日は指示通り21時前には食べ物を口にしていない。ということは、近ごろの食生活が乱れていた、あるいは食べ過ぎていたのか?(なお、腹囲は前年の検診から4cm減って78.0cmだったし、肥満度は-11.6だった)。

 そして血糖関係だが、精密検査が必要だという D がつけられてしまった。
 おととしの人間ドックでもひっかかり精密検査を受けたが、その結果は「境界型糖尿病」という異常もどきで、治療の必要はなかった。

2022DockResult1  11年経って再び……
 そして腹部超音波検査。
 過去に指摘された脂肪肝、肝血管腫(こちらは数年ぶり)、左腎のう胞は今回も常連の地位を譲っていなかった。ただ、おととしの検査で指摘された胆のう腺筋症は、今回認められなかった。

 で、C2 という3カ月後には再検査しなさいと指摘されたのが膵管拡張である。
 膵管拡張については12年前のドックで初めてひっかかり(3mm)、CT 検査や超音波内視鏡検査を受けた。さらに11年前のドックでもひっかかり、再び CT 検査を受けた。
 結果的には膵炎などの異常は見つからなかったが、そのあたりのことは、特に『本館』で何回にもわたって詳しくいきさつを書いているので、興味のある方というか、同じく膵管拡張やその検査で不安を感じている方は参考にしていただきたい。『膵管拡張』『超音波内視鏡』『CT』といったキーワードで検索していただければと思う。

 11年前に膵管拡張と言われたあとは、帯広、名古屋、大阪で受けたドックの腹部超音波検査で指摘されることはなかった。もちろん検査前には「膵管拡張と言われたことがある」と伝えているので、念入りに見てくれたはずだ。
 それが今回、11年ぶりに指摘された。拡張は3mmから4mmに1mm増えていた。
 いったん拡張が元に戻って、4mmまで広がったのか、見つからなかったが3mmのものが11年かけてさらに1mm広がったのかはわからない。わかったところで、とにかく4mmは4mmだ。

 検査の結果報告書と、再検査を受けた結果を報告する用紙と封筒(血糖用と腹部用の2通)を看護師にあらかじめ渡す。

 しばらくして診察室に呼ばれる。
 医師は膵管拡張についてまず触れ、「どうします?」と言った。
 「はあ」
 「前の時からMUUSANも11年齢をとったってわけだし、念のために検査を受けた方がいいと思うんだけど」
 「はい、わかりました」
 「自分で病院に予約する?こちらで予約を入れる?」
 「お願いします」(ここの病院は市内の大きな病院とつながっているのである)。
 「じゃあ、空き状況を聞いてみるから」
 「検査って、超音波内視鏡でしょうか?」
 「いや、CT をします」
 (内心、ほっとする)
 「あと、血糖の方は2年前にブドウ糖の負荷試験をやっているけど、2年経ってどうか比べてみるのが良いと思う。こちらは急がなくてもいいから、次回の診察のときに一緒にやりましょう」
 「はい」
 ってことで、D ではあるが糖尿系は医師が言うにはあわてなくてよいらしい。

 そんなわけで、膵臓の CT 検査は今月末に、ブドウ糖負荷試験は来月の末に受けることになった。

202209NyousanMedicine   今年の6月から販売された新薬らしい
 なお、2カ月前の定例受診のときも今回のドックでも血液の尿酸の値が7.5だったので(基準値は7.0以下)、この日からこれまでとは違うフェブキソスタット薬が処方された(薬価は上がった)。

 また、昨年の検診のバリウム検査で指摘された胃体下部胃陥凹性病変の疑いおよび慢性胃炎、十二指腸潰瘍瘢痕は、今回の胃カメラでは慢性胃炎のみの所見(おととしのドックの胃カメラでは萎縮性胃炎ならびに十二指腸潰瘍瘢痕)。おととしのドックで精密検査となった眼圧(去年の検診では検査項目になし)も異常なしだった。

 長年ドックを受けてきたが、今回初めて経験したことも。それは極度の緊張を強いられる聴力検査の、そのボタンの押し方。
 ヘッドフォンでかすかに音が聞こえたら、音が鳴っている間ボタンを押し続けるが、今回は音が鳴り始めたらポチっと押してくださいと言われた。
 「鳴っている間押し続けなくていいんですか?」
 「はい、鳴り始めのときだけでいいです」

 おかげで、親指の関節が極度に疲労するのを避けることができた。

 テレマン(Georg Philipp Telemann 1681-1767 ドイツ)のトリオ・ソナタ ハ短調TWV.42-c2を。
 オーボエとリコーダー、通奏低音のためのトリオ・ソナタである。

 廃盤 ↓

TelemanTrioSonata










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